FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今夜、FOMCはどのような発表を出するのか。

2013-07-31 18:23:16 | 日記
<今夜、FOMCはどのような発表を出すのか>
今夜の最大の注目イベントは、米連邦公開市場委員会(FOMC)です。 市場では前週に米紙が出した、現行の 『フォワードガイダンス』 を修正する可能性があるとの観測報道を手掛かりに、米国の超低金利が長期化するとの見方が浮上しています。

一方、年内の米量的緩和の縮小開始がほぼ織り込まれる中、その開始時期についても注目が集まるなど、今回は注目ポイントが複数存在します。 今回はバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見がないため、声明に先行きについての明確な示唆がなければ、直後のドル・円相場は乱高下する事になるかもしれません。

<豪ドル・円は年初来安値更新後もみ合い>
本邦株安を背景に、一時2012年12月以来となる88.20円台まで下落して年初来安値を更新。 その後は概ね88.30円台から88.60円台でのもみ合いが続いています。 

もう一段の下値模索があるかどうか、今夜のFOMCの内容如何では大きく調整されるかもしれません。 今週は、米7月雇用統計があるだけに大きな動きが出来ない状況となっています。

今日はプライベートな話、娘の1級建築士・資格試験から。

2013-07-30 17:18:46 | 日記
28日は長女の1級建築士の試験日でした。 学校を卒業しても設計の実務経験が必要であり、東京都内の建築設計事務所に勤務しています。 やっと条件が満たされ、試験に臨みましたが当日の速報値では93点だったようです。 合格点は90点ですが、合格ラインは年によって違うようです。 昨年の合格ラインは94点だったようであり、今年もこのラインであれば不合格と言うことになります。 

試験が終わり学校へ集まり担当教官からは、今年の合格ラインは試験の内容から見て91点になると予想しているようです。 よってほぼ大丈夫であり、実技試験(2次試験)に向けテーマが出されたようです。 実技テストは10月13日(日)でタイトなスケジュールとなっています。 今年のテーマは、”セミナーハウスの設計” とのことであり、これから構想にとりかかり、決められた面積に法的な必要事項を盛り込み、自分の描いた作品を作らないとなりません。
  
昨夜、娘と電話で話合いましたが、9月10日の発表(学科試験の合否)を待ってから作品を手掛けたのでは間に合わないので、受かったと言う確信を持って、今からスタートしなければならないとのことでした。 長女は意外と冷静であり、”駄目だったら仕方ないわ、来年があるさ。。。若いからのんびりやるわ” と言っていました。 親は、ハラハラしながら9月10日の合否発表を迎えないとなりません。 親の方が力が入ってしまい、また仕事以外のストレスが溜まりそうです。 

これから2ヶ月間は設計が主体であり、どれだけ机に向かい企画・立案・図面作業が出来るかがポイントとの事。 仕事に従事しながらであり、週末が唯一自分の勉強時間です。 日本に戻り東京出張の時に娘に会って、励ましてやりたかったのですが試験前でもあり会えずじまいでした。 

筆者は、桃の収穫に追われていますが、上海に戻る前に少し時間が取れれば東京へ出向き食事でもしようかと思っています。 

国の資格試験も複雑になっており、”合格” そして ”合格ライン” などと言う妙なシステムは止めて欲しいところ。 90点が合格なら、全員合格にさせれば良いのにと思ってしまいます。 また、合格発表迄に1ヶ月半もかかるとは何事か。 このコンピューター時代に何んと言う曖昧な行動を取るのか。。。お役所仕事はこんなものか。 速報は、試験が終わり1時間もたたないうちに発表されているのに、正式発表には1ヶ月半もかかるとは。。。

筆者のように馬鹿な親はストレスで死にそうです。 とは言っても何とか合格することを祈るのみです。

今週は米・重要指標のオンパレード。 大きく下値模索が始まるのか。

2013-07-29 18:36:22 | 日記
<米ドルは調整局面に突入>
ドル・円相場は先週末、株安・円高の流れの中で100日移動平均線(26日時点:98.43円)を割り込み、本日の東京市場では97円台に値を沈んでしまいました。

基本的には日米の金融政策の方向感から考えれば中長期的なドル高・円安基調は維持されるとみるものの、31日の米第2四半期国内総生産(GDP)・速報値や米連邦公開市場委員会(FOMC)、8月2日に米7月雇用統計を控えてポジション整理のドル売り・円買いによって値を下げているものと考えられます。

ただ、足元では6月13日安値93.79円から7月8日高値101.53円までの上昇に対する1/2押しの水準(97.66円)前後では一旦買い戻される様子も見られています。 ここが当面のポイントになってきそうです。

この1/2押しラインでこのまま底堅さを保てれば、少なくとも100日線までの戻りは期待できるでしょう。 一方、1/2押しラインを下回ると、ストップロスを絡めた一段の下げとなる可能性を留意する必要がありそうです。

<豪ドル・円は大きく値を消す>
上海の株式市場の株安を背景に、軟調に推移。 日経平均株価が引けにかけて460円超の下げを記録すると、90.27円前後まで一段安となっています。 

先週末から調整局面ではロングで向かう事を投稿させていただきましたが、底値模索を的確にあてていきたいと思っています。

今週の為替予想レンジ(7月29日~8月3日)

2013-07-28 16:49:37 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     96.20~99.80 
>ユーロ・円   128.50~132.80

<今週のテーマ・指標>3つ星
29日 特に無し
30日 独・7月消費者物価指数・速報
31日 ユーロ・7月消費者物価指数・速報 6月失業率 米・7月ADP全国雇用者数 第2四半期GDP・速報値   FOMC政策金利発表
01日 米・7/27までの週の新規失業保険申請件 7月ISM製造業景況指数
02日 米・7月非農業部門雇用者数 7月失業率

<今週の予想>
ドル・円を日足で見ると、一気にバンドの下限迄下落する動きとなっています。 バンドブレイクからバンドウオークとなるか、と言ったところに注目が集まる状況となっています。 問題はバンド幅の動きですが、現状でも既にバンド幅の拡大が見られるだけに、一気にバンドブレイクからバンドウークとなる可能性が高まってきました。 ここからはバンドの上限の動き、このまま上昇を継続するかどうかに注意しての展開となりそうです。

テクニカル的には、もう2~3日で底値圏に入って来ると思われます。 短期線がそこで底打ちして上昇するか底値圏での横ばいとなるかによって流れは変わるものと思わますが、バンドの下限での動きを考えると、未だ下値余地はあると見た方が無難ではないでしょうか。

バンドの下限をブレイクしており、ここからバンドウオークとなった場合、直近の97.50円前後の水準が意識されるのではないでしょうか。 さらにバンドウオークが継続された場合95円割れの水準が見えるだけに警戒が必要な局面と言うことになるでしょう。

仮に調整が有った場合、99.80円前後の水準が意識されることになりそうですが、上値の重い展開が意識されることになりそうです。

今週は、FOMCの政策金利発表や7月雇用統計も控えておりテクニカル通りの筋書きになるか。 筆者は、先週ロングした米ドル・豪ドルを決済し、再度調整された段階では、ロング有るのみと考えています。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

来週、下値模索があれば積極的にロングあるのみ。

2013-07-27 19:01:06 | 日記
26日のニューヨーク外為市場では、ドルが下落し一時97円台をつけました。 米連邦準備理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を当面低水準に維持する方針をあらためて表明するとの観測から、ドル指数は5週間ぶりの低水準となっています。

FRBは30~31日のFOMCで、金融政策の先行き見通しの修正を検討する可能性があると一部報道がされ始めました。 当面金利を引き上げる考えはないことを強調することが狙いではないでしょうか。

そうなればドルが短期的に弱含む可能性があるとの見方がアナリストの間で出ているが、来週は雇用統計など経済指標の発表が多く、下げは限定的となる公算が大きいとの指摘も聞かれています。

5月~6月にかけて市場ではFRBの緩和縮小が織り込まれてきたが、金利によるドルへの支援は弱まり、ドルの買い持ちは圧迫される可能性が出てきました。 9月に緩和縮小を開始するとの見通しをFRBが維持するかなど、来週のFOMCをめぐる不透明感が漂ってきたかのようです。 

昨夜、ドルと豪ドルを積極的にロングしたらどうか推奨させていただきました。 筆者も90.80円で豪ドルをロングしましたが、30~31日のFOMCの緩和縮小・金利政策は気になるところです。 具体策が飛び出すのでしょうか。

来週、30~31日のFOMCによる心理不安で下値模索があれば、積極的にロングしていきたいと思っています。

今夜は週末前のポジション整理に注意。 特に大きな指標は無し。

2013-07-26 18:09:22 | 日記
炎天下の下での桃の収穫作業初日、8時間やったら足が引きつってしまいました。 暑さに体が慣れていないせいか、非常にきつく感じられます。 頭を使う作業ではないので気疲れはありませんが、肉体疲労が凄まじい。 大きな農園もアルバイトの方が雑草対策を施して下さっているので気持ち良く収穫作業が行えます。 3年前に1000平米の畑に新しい苗木を植えていますが、だんだんに大きくなってきているのを見ると今後海外で仕事が続けられるのか不安を感じてしまいます。 

<今夜は材料難>
今夜は大きな’指標はございません。 ミシガン大消費者信頼感指数は、速報値との乖離が大きい場合は材料視される可能性があります。 また週末前のポジション整理による急な動きも要警戒です。 筆者も今日から夏休みモードになり気が緩んでしまっていますが、世界の投資家たちもサマーバケーションと言ったところでしょうか。  

今夜の指値はこんなところで仕掛けてみました。
ドル・円   98.40 ロング。
豪ドル・円  91.25 ロング。

豪ドルは積極的に買い続けてみたいところ。

2013-07-25 22:00:06 | 日記
東京での営業活動が終わり、やっと故郷に戻って来ました。 明日から3週間の夏期休暇が始まります。 とは言っても農作業になる訳ですが、明朝は5時から作業開始です。 体の調整に2~3日位が必要でしょうか。 

今日は、朝一番に福島のお客様のところへ行って来ました。 10時頃にお客様の会社に到着しましたが、肌寒いのに驚きました。 聞くところによると、東北地方は未だ梅雨明けしていないようで、小雨が続き冷夏のような雰囲気でした。 午後には西日本へ移動しましたが、こちらは真夏日であり、少し歩くだけで汗が噴き出してしまうようなお天気です。 

<豪ドル・円相場の動向について>
豪ドル・円相場ですが、今日は91.30円台まで下押す場面がありましたが一時的となっておりますので、足元で下値を支えている20日線を意識して、現在レート(91.55円)で買い、92.40円レベルで売り決済。

チャート上では上値の重い印象のため、売り決済は欲張らずに確実に行いたいと思います。 損切りは91.20円でしょうか。 なお、損切りの際は20日線割れで下値が深くなることが予想されるため、ドテンで売りポジションを持つことも検討したいと思います。

このところ毎朝1日のレンジを想定して指値を入れていますが、ドル・円/豪ドル・円は不思議な位想定レンジで推移しています。 昼間は時間が拘束されておりチャートを見る余裕も無く、やはり自分の経済理論と相場観にたより指値方式でやっています。 

ドル/豪ドルの共通ポイント 現在の水準であればどんどんロングで挑戦してみたら如何でしょうか。 特に豪ドル・円については、一段の下値模索があれば、90.80~91.20の間では積極的に買ってみたいと思っています。 2週間前に89.80から推奨し続けていますが、大きく上離れする可能性が高そうです。

豪ドル・円、中国の指標により乱高下を繰り返す。

2013-07-24 12:00:00 | 日記
東京での営業活動も明日が最終日となり、いよいよ待望の夏期休暇に入ります。 とは言っても例年の農作業であり疲れる毎日が3週間続く事になります。 真っ黒に日焼けし、皮膚も傷だらけになるのでどちらかと言えばやりたく無いのが本音です。

<本日のドル・円の動向から>
先週の議会証言でバーナンキFRB議長が量的緩和の縮小は ”景気次第” との見解を示した事から、米経済指標に対するドル・円の感応度が高まっているように思われます。 来週にはFOMCが行われるため尚更なのかもしれません。

本日の米経済指標は新築住宅販売件数が予定されていますが、先週の住宅着工件数、今週の中古住宅販売件数と6月分の米住宅指標は弱さが目立っています。 新築販売は事前予想(48.4万件)のハードルがやや高いだけに、下ブレに注意といったところでしょうか。

東京市場のドル・円は上昇しました。 朝方に一時99.30円台まで値を下げるも、中国の経済指標発表後に豪ドル・米ドル相場にて豪ドル売り・米ドル買いが優勢となった事を受けて反発しました。 その後は日経平均株価の下げ幅縮小を背景に99.90円台まで一段高となっています。

<豪ドル・円、乱高下を繰り返す>
豪第2四半期消費者物価にて前年比の上昇率が市場予想を下回った事から92.00円台まで急落するも、基調インフレ率が市場予想を上回った事からRBAの8月利下げ観測がやや後退して92.60円台まで急反発。

しかし、その後発表された中国7月HSBCフラッシュ製造業PMIが市場予想を下回った事を嫌気して92.10円台まで再び反落するなど、値動きの荒い展開となっています。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.40~100.30>

参院選後のシナリオ、ズバリ的中。 小幅調整されている時にロングで勝負。

2013-07-23 20:00:00 | 日記
21日・参院選当日、半年ぶりに日本へ戻って来ました。 今週はオーナーと一緒にお客様回りであり、朝から夜中迄忙しく過ごしています。 お客様の生の声を聞いていますが、日本は相変わらず低空飛行で如何ともしがたいと言った方が良さそうな雰囲気です。 ねじれ国会も解消された事でもあり、何とか安倍政権には期待を寄せたいところです。 

<参院選後の相場展開>
今回は予想的中であり、やはりドル・円相場は調整に入ったようです。 今週の前半は模様眺めの展開であり、その後は徐々に上値を模索し始めるのではないかと思って見ています。

23日のニューヨーク外為市場では、ドルが対主要通貨バスケットに対し小幅上昇し、1カ月ぶり安値付近から戻しています。 このところのドルの下落は行き過ぎだったとの見方から、ドルを買い戻す動きとなっているようです。

米連邦準備理事会(FRB)が他の中銀に先立ち、金融緩和を縮小するとの観測から、ドルが今後数カ月間、対ユーロやポンド、円などに対し上昇する公算が大きいとみられています。 ただ、ドル指数との相関関係が強いとされる米10年債利回りはこの数週間低下しており、ドルの上昇が必ずしもスムーズなものにはならないとの見方も出ていることも事実です。

現在、小幅調整されている段階では、思い切ってロングで臨んでみたら如何でしょうか。 今週の最安値を99.20円と見ていますが、このラインを割り込むようであれば大きく買いに入りたいと考えています。

今週の為替予想レンジ(7月22日~7月27日)

2013-07-21 08:00:00 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     99.20~102.80 
>ユーロ・円   130.20~134.80

<今週のテーマ・指標>3つ星
22日 米・6月中古住宅販売件数
23日 特に無し
24日 ユーロ・7月PMI製造業・速報 豪・第2四半期消費者物価  米・6月新築住宅販売件数
25日 独・7月IFO景況指数 英・第2四半期GDP・速報値 米・7/19迄の週の新規失業保険申請件数 6月耐久財受注
26日 日・6月全国消費者物価指数 米・7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

<今週の予想>
19日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円に対して小幅下落しました。 参院選で連立与党が勝利し安倍首相が推し進める積極的な金融緩和が一段と強まるとの見方が出ているが、週末を前に商いが薄くなるとともにドルは値を消す展開となっていました。。

市場の見方によると自民党と公明党が参院選で大勝するとの見方が大勢となっています。 実現すれば安倍首相は金融緩和や財政支出、構造改革を進めやすくなり、円売り圧力が強まるとみられています。 大番狂わせがない限り、首相は権力基盤を固め、緩和的な金融・財政政策の路線を続ける公算が大きいでしょう。

そうなれば(日本国債)市場が再び不安定化しない限り、ドルは円に対して強含む可能性が高いのではないでしょうか。 

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

明日の参院選後の相場展開。

2013-07-20 10:45:21 | 日記
一昨日から上海の本社で帰国前の最終打合せを行っています。 昨夜は接待でマグロ専門店 ”マグロ屋” に行ってみました。 3日前には予約を入れておかないと良い席が取れないほど大盛況です。 初めて行ったマグロ専門店ですが200席位が満席であり、しかも大半が中国人でした。 日本人も数人いた程度でしょうか。 中国人が生のマグロを美味しそうに食べている姿には驚きです。 日本のニュースで、中国人がマグロを買いあさっているとの話でしたが、実態を見ると驚きです。 消費量も日本を抜いて世界第一位。 中国が裕福になればなるほど消費量が膨れ上がり、近い将来日本では食べられない超高級食材になっていくのでしょうか。

<明日の参院選後の相場展開>
参議院選挙を控えた19日の東京市場は神経質な展開となっていました。 ドル・円は、前日の海外市場の流れを引き継いで100.80円台まで上昇したものの、15000円目前まで上昇していた日経平均株価が14400円台まで急落すると、正午過ぎには99.80円台まで軟化しました。

参議院で自民・公明の与党が過半数を獲得できれば、衆参の ”ねじれ” が解消されて ”アベノミクス” の推進力が高まるとの見方が、6月中旬以降の株価反発と円相場の下落再開の一因であっただけに、21日の参院選で与党の圧勝がほぼ確実との見方が広がる中、週明けの ”材料出尽くし” への警戒感から株安・円高に振れたようです。

選挙結果を先取りする形で進んだ株高・円安に対して、選挙後の ”材料出尽くし” も先取りしてしまった格好ですが、裏を返せば、実際に ”材料出尽くし” となる可能性が低下したとも言えそうです。

自民・公明の合計で過半数はほぼ確実であり、選挙結果が ”失望” につながる可能性は極めて低い点も踏まえると、週明け以降に極端な株安・円高が進む可能性は低いのではないでしょうか。 NY市場の終値もかなり戻してきており、週明けは窓を開けて始まるように思われます。 

言うまでもなく大きく値を飛ばすには、自民・公明の圧勝が条件となるでしょう。 過半数は確実でしょうが、サプライズを呼び込むほどの圧勝とはならず、22日の午前中は高く始まり徐々に値を消して行くパターンではないかと思われます。

今日からG20で、米・金融緩和縮小策に新興国がどのような反応を示すか。

2013-07-19 08:36:14 | 日記
21日から一時帰国しますが、今回は帰国と同時に東京を中心に営業活動です。 上場後の投資案件を見据えて、大手企業様との意見交換会がメインテーマです。 大手企業の社長との面談であり、話す内容も今日から擦り合わせ作業を始めないとなりません。 候補値は、中国内陸部・ミヤンマー・カンボジアが最有力候補として浮上しています。 筆者も、来年の今頃は何処で仕事をしているのか興味津々です。 先ずは10月15日に向け、OTC市場に登録が’完了し、土俵にのさせることが一番の課題となって来ています。

<G20で、米・金融緩和縮小策に新興国がどのような反応を示すか>
今日から明日にかけて行われるG20では、米国の緩和縮小が新興国に与える影響についても議論されるようですが、新興国側はQE導入に苦言を呈していた訳ですから、そのQEを縮小するにあたり、再び文句を付けるようではただのクレーマーになってしまいます。

多少の不満はあっても激しいトーンにはならないものと思われ、勢い相場への影響は限定的だと思われます。 そして、週末日曜日には参院選が行われます。 自民・公明の両党で過半数獲得が見込まれ、衆参の ”ねじれ” が解消される可能性が高い歴史的な選挙となりそうです。 もっとも市場のほうは自・公で過半数獲得をほぼ織り込み済みのため、予想通りの結果なら ”材料出尽くし” となってしまう可能性がありそうです。 サプライズのためには自民単独過半数という高いハードルをクリアする必要があるのかもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.75~101.25>

バーナンキFRB議長の議会証言。 今夜は ”タカ派” or ”ハト派” 発言か。

2013-07-17 12:34:35 | 日記
まもなく日本へ帰国する日が近づいてきました。 最後の工場回りを行っていますが、うだるような暑さに疲労もピークにさしかかっています。 最近の高速バスはエアコンが入っており快適ですが、バスを降りるととたんに灼熱地獄であり長い時間歩くのは無理が有ります。 10年前は高速バスもエアコンが無いのが普通でしたが、この面は改善され快適に移動出来るようになりました。

<豪ドル・円相場の予想>
昨日の欧米市場では91.80円レベルでの上値の重さが目立ち、本日もその流れを引き継いでいるかのような動きをしています。 本日はレンジ相場でもあり、91.70~80円で売り、91.10~20で買い戻しを行ってみたら如何でしょうか。 損切りラインは92円でしょうか。

今夜は、バーナンキ議長の証言もあり、NY市場が始まる迄は大きく値を飛ばすことは考えられないでしょう。 もし大きく下げるようであればロングで臨みたいと考えています。

<バーナンキFRB議長の議会証言>
バーナンキFRB議長の発言は5月の議会証言と6月FOMC会見がタカ派的でしたが、今月の講演内容はハト派的で市場を混乱させました。 もっとも、今月の講演では量的緩和縮小に対する直接的な言及はなく、FRBが緩和縮小後に利上げモードに入るとの憶測から長期金利が上昇した市場の動きをけん制しただけとの見方が一般的です。 6月FOMCで示した年内縮小、来年末終了というロードマップに変更がないのか、あるいは、今月に入って宗旨替えしたのか、証言内容とともに質疑応答の内容にも注目です。 

今夜は、FRB理事の講演やベージュブックと米金融政策当局のイベントが続きます。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.75~99.90>

豪準備銀行(RBA)は7月2日に行われた理事会の議事録から。

2013-07-16 08:00:00 | 日記
<豪準備銀行(RBA)は7月2日に行われた理事会の議事録から抜粋>
主な内容として :
◎インフレを踏まえると、必要ならばさらなる利下げに一定の余地がある。
◎豪ドルの下落を踏まえると政策は当面適切、かなりの緩和が既に実施された。
◎豪ドルの下落は目先のインフレをやや押し上げるが、目標圏内に留まる見通し。
◎理事会メンバーは豪ドルはなお高水準と指摘、今後一段と下落し成長りバランスに寄与する可能性。
◎鉱業・非工業部門の見通しは依然不透明
◎鉱業部門投資は今後数四半期は高水準が続くがピークに近い。
◎資源輸出は力強く拡大、今後も継続へ。
◎経済成長はトレンドを下回っているが、低金利の影響は様々な指標に表れている。
◎影響は住宅市場でもっとも顕著、住宅建設セクターで改善の兆し。
◎労働市場はやや抑制されている、雇用の緩やかな伸びを期待。
◎小売売上高は5月と6月に緩やかに増加。
◎統計は中国の落ち着いた成長を示唆、金利引き締めの影響評価は時期尚早。
◎理事会メンバーは米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小を巡る市場の反応を議論、”過剰な反応” と認識。

声明文では緩和的な政策は継続としながらも、豪ドルの下落について言及したことが明らかとなり、RBAの早期追加利下げ観測がやや後退。 市場ではRBAの8月利下げ観測が浮上していただけに、直後の市場は豪ドル買いが進んでいます。

先週末、豪ドルが大きく調整された時、ロングを推奨させていただきました。 昨日、中国のGDPによる市場の反応は無く、88.20~50迄下がることはありませんでしたが、何とか89.80あたりでロングが出来たので良かったと思っています。

今夜は米・消費者物価指数に注目が集まりそうです。 昨夜の指標では、6月小売が弱く、明日にバーナンキ議長の議会証言を控えている事を考えると、短期的にはドル強気に傾きにくい状況かもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.20~100.40>

中国のGDP(7.6%)は無難な数値。 豪ドルの下値は限定的となりそうです。

2013-07-15 12:17:41 | 日記
筆者が管轄する江阴の分工場は、この2ヶ月の間に4社からの工場監査が有りました。 春雪明けから工場監査に対応出来るシステムを植え付けて来ていたので、全て高得点で合格さすことが出来ました。 江阴の分工場はシステムが確立出来、どのような会社の監査にも常に90点はクリアー出来る能力が備わりました。

筆者も上海の工場を離れて既に8ヶ月が経過してしまい、上海出張の度に顔を出すようにしていますが、管理レベルの低下が著しなって来ました。 南通の工場は未だ組織が出来上がっていなく、管理システムを導入出来る状況ではありません。 3社を同じレベルにさす為に、昨日は終日江阴の工場見学をさせ、全ての管理者に ”自分がやるべき事” を厳しく指摘しました。 

今週は、やっと上場の資料を投資顧問会社に提出することが出来そうです。 投資顧問会社の最終検閲を受け、いよいよOTC証券市場諮問委員会への資料提出となります。 OTC証券市場諮問委員会が約3ヶ月かけて審査を行い、10月中旬にはOTC市場へ名前が登録されることになります。

OTC市場へ登録されてから新規投資先を見つけていたのでは遅く、今月には方向性を決めないとなりません。 来週、東京のユーザー回りを行い、具体的な投資先を決めて行く計画です。 ミヤンマー、カンボジア、中国・湖北省への工場進出が濃厚となりそうです。

上場会社の責任者として、思い切った戦略を構築させなければならず、また3年以内に株価総資産を7倍に増やすことが筆者に求められている任務です。 筆者には、10年間でA株市場に上場させる能力が有るのか? テーマは永遠に続きそうです。

<本日の為替市場>
本日は、東京市場が海の日の祝日のため休場です。

今朝ほど発表された中国のGDPですが、7.6%(予想7.5%)と無難な数字が出ています。 最近、中国が失速しているように思われる場面が多く、発表と同時に豪ドルが瞬間的に大きく売られると思っていましたが不発に終わったようです。 大きくロングしようと構えていましたが、結果は先週末に下げた時にロングで入れた89.80が取れただけでした。

米経済(GDP)の7割を握る個人消費の動向を把握するためには最適の指標であり、FRBの量的緩和縮小議論にも影響してくる可能性があります。 17日に行われるバーナンキFRB議長の議会証言を前に押さえておきたい経済指標の一つです。