続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

ティーンズカフェ

2006-12-04 19:39:03 | ノンジャンル
四ツ谷駅前に主婦会館があって、50周年の記念講座に初めて出かけました。元虎ノ門病院産婦人科医長堀口雅子さんと性を語る会代表北沢杏子さんの講座です。司会のSさんに会いに行きました。「10代に広がる性感染症」という題です。14歳の初性交年齢が最も感染率が高く、厚生労働省は真っ青、文部科学省は知らん振り?の隙間に子どもたちがほっておかれている現状に風穴を開けようと「保健行動のとれる」のテーマのお話でした。
ティーンズカフェは堀口先生が女の子のための性の相談室(無料)を開設しています。
毎週木曜日・午前10時~午後6時まで。完全予約制℡03-3265-9119(予約受付時間・水曜を除く平日11:00am~4:00PMまで)場所は主婦会館プラザエフ4Fカウンセリング室です。
北沢さんのお話の中で、九州のある地域では保健所にティーンズカフェをつくったところがあるそうです。そこは学校帰りにわいわい寄れる所のようです。
自分のどこが好き?の質問に日本人は、精神的な答えはすぐ出るが、身体的な答えが出ないとの指摘は面白かったです。ベースにあるのは自分を認め、愛せるか、ということのようです。ハードルがあまりに低すぎて気になりますね。


高野悦子著「母」を読みました

2006-12-03 10:33:00 | ノンジャンル
岩波ホールを主宰している高野さんが、お母さんを介護されたことを中心に50代から70代をどんな気持で過ごされたか、というとても貴重な記録です。
桜色のきれいな表紙と、昔、高野さんの心の風景として新聞に出ていた白山の風景が息をのむほどに美しく、どんな方が育つのだろうという興味から手にしました。
「母」の偉大さが書かれてあまりあるほどで、いまになって自分が母像を何も持たず母になった後悔がおしよせてもきます。が、明治の女たちが強いのは吹く風が強かったから、というお母さんたちの立場で、志を持ち生きた女たちのつながりが、高野さんの映画人生に引き継がれ、世界の女性たちへとつながっていく様は見事です。
岩波で見た大好きな「ローザルクセンブルグの生涯」「芙蓉鎮」は介護の大変な時期にこのようにめぐり合ったのだと知り、興味深かったです。
高野さんが日舞や韓国舞踊をしているということもなんてステキでしょう。
茨城に住むエキプドシネマ会員のAさんからお誘いがきました。さあ、久しぶりの岩波です。


ありがたいねー

2006-12-01 09:09:34 | ノンジャンル
沖縄の母が急性気管支炎から脱し、老健の元の部屋へ戻ったそうです。元気な笑顔、とのメールにほっとしています。しかももともと暮らしていたグループホームからもまたお呼びがかかりそうとのことで、もしかしたら母にとっていい方向へ進みそうです。これもかれもニコニコ人好きな母が呼び寄せていることだろう、と介護5になってもがんばっている母に離れている私はただただありがたいねーです。

写真はたまおこしの会第2部「東京の旬を食べよう」国立のギャラリーレストラン北川さんで。ご一緒した「三多摩たべもの研究会」Kさんが、30年前の出納帳に私の名前があったと話してくれました。紅茶・コーヒーはやっぱり「ろばや」さんまで行かなきゃなどと、いまでもこだわりはかわりませんね~。