柏崎

東京にきて初めての冬、雪を見にと柏崎のＥ子ちゃんのお宅へ泊まりに行きました。Ｅ子ちゃんとは高校生のとき行った長野のキャンプで友達になったのです。色白で文学少女でずっと文通をしました。雪を見たことがない私にＥ子ちゃんが旧家のお正月を体験させてくれたのです。雪の中で入る広い土間に置かれた桶のお風呂、海の幸一ぱいのお雑煮、吹雪の日本海、薄いせんべいに針を投げて取り合う昔遊びを一緒にと呼んでくれた近所の方、ダンスパーティに出かけるお姉さんたち、Ｅ子ちゃんのお父さんのお客さんたちの北の文学論、しんしんと降る雪の中の暖かい日々。いままでは「柏崎原発」で地名が出ていましたが、地震が起き、飛んで行けたらとの思いが募ります。

昨夜のルピナス合唱団の練習に小千谷からかけつけたＩさん（若葉町から越したが、息子さんのためにご夫婦で行ったり来たりしている）の話ではやっと高速が通れたそうで、小千谷市民会館？では2,000円で宿泊できるそうです。地震のとき１町の自分の畑でわらびを取っていたそうです。