続・てんしん日記2022

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8月13日西原町立中央図書館

2011-08-17 08:27:00 | 沖縄のこと
 沖縄の西原町の中央図書館が開催した小出先生の「放射能と子どもたち」パートⅠパートⅡがネットで流されていました。ちょっと長いですが、ぜひご覧ください。


 お盆の中日であるにもかかわらず、会場は大入り満員です。質問に立った人に本土から避難した若いお母さんが多かったことにもちょっと驚きました。

 7年前の8月13日は国際大学にヘリが墜落した日だったこと、そのヘリに積まれた放射能を回収した米軍の作業を見つめる中に小出先生もいらしたご縁からの講演会だったそうです。

 「放射能危険管理区域」で仕事をしている小出先生が、すっぽりと大規模な「危険管理区域」ができてしまった3・11以後の話をされ、「被ばくを防ぐ」と「生活の崩壊」の中で迷う人への回答は「私もどうしたらいいかわからない」でした。放射能の55歳以上の人のダメージは少ないのでせめてオーバー55歳が被ばくした第1次産業を支えるしかないという話でした。そして東電の食堂や国会の食堂は率先して被ばく食料を食べて、学校給食には決して使わないときっぱりです。

 こんなにみんなが右往左往しているというのに、ダイレンリツ?泊原発? 中国の列車事故のニュースを笑うどころではないですね。

 写真は8月14日の立川市中央図書館10時の開館の様子です。琉球新報のコピーが欲しくて行ったら沖縄タイムスしかありませんでした。