今回は「島ぐるみ会議」が用意したバスに乗って那覇から行きましたので、楽に往復できました。毎日運行されていて、往復1,000円でした。その日は25人が乗りました。遠くドイツから来た人や、東京、名古屋などでした。若いカップルもいました。コレクションを売って何度も来ているという年金カップルもいました。
毎日浜やゲート前で座り込んでいる人々に混ざって話を聞き、ゲート前で座り込みました。私たち初心者6人が浜の様子を見学に行っている間に警察の排除があり、工事車両が中へ入ったということでした。私たちはカヌー隊が出て行った浜で、新基地の概要を聞き、珍しいオキナワキクを見せてもらいました。花の時期がもうすぐ終わるという絶滅危惧種のオキナワキクを初めて見ました。葉にも特徴があるそうです。浜にポツンとある岩でたくさん咲いていました。
辺野古は岸が深く、271.8メートルの揚陸強襲艦の接岸が可能ということで大々的に埋め立てられようとしています。100年以上耐用する基地を作り、平和のために使うはずはありません。なんとしても工事を止めようと座り込んでいる人々のことを見、何かできることはないかと思います。
アメリカへ平和行動に行った市議の話では、大きな労組が辺野古基地反対表明をしたそうですし、バークレー市も反対決議をしたそうです。日本でも各町や村が反対決議をしてはと話されていたのが印象に残りました。
たとえ貴重な花が咲かなくても、ジュゴンが来ても、来なくても、平和への努力は続けたいです。