杉田が最も恐れるものは闘う労働組合と中核派だ
投稿 西宮市・元保育士 山本美知子
『「生産性がない者に税金を投入するな」という杉田水脈の発言については、本紙2967号の「団結ひろば」で弾劾されているとおりである。
忘れもしない2005年4月25日、JR尼崎事故当日だ。保育所民営化のための西宮市社会保障審議会が行われ、傍聴席は保護者・保育労働者で満杯だった。闘いによって異例の傍聴者発言が勝ち取られ、保護者が民営化反対を訴えている真っ最中だった。
当時、西宮市職員で子育て支援グループの係長だった杉田は審議会担当者でもないのに「時間です」と遮った。傍聴者から「何の権限があって言うのか」と弾劾の声が飛び、終了後も彼女は取り囲まれた。そのことを杉田は「中核派が全国結集してヤジを飛ばした」と描き出している。平日の審議会に休みを取って多くの現場労働者や働く保護者が結集し、怒りの声を上げていることに驚愕(きょうがく)・恐怖した杉田は、自己を「過激派と対峙(たいじ)した英雄」に描き出し、極右に売り込んでいる。その直後に杉田は職員の中に「スーパー公務員塾」をつくる。相棒は、新聞記者への「殺すぞ」発言で辞任に追い込まれた今村岳司・前西宮市長(当時市議)だ。自治体解体を内部から進めようとした新自由主義の先兵だ。
さらに、昨年のかねひろ弾圧をブログで取り上げ、逮捕者の中に中核派の保母がいた、関西合同労組阪神支部の許用皓(ホヨンホ)支部長は在日だ、徴用工像を建てる民主労総とつながっている、とし「反日労組に用心しろ」とわめいている。
杉田は安倍に近いジャーナリスト山口敬之に強姦(ごうかん)されたと名乗り出た伊藤詩織さんについて「女として落ち度があった」と非難。慰安婦問題の宝塚市議会決議を国会で取り上げ、「あり得ない、地方議会は左傾化しやすい危ない状態」とする。また「男女平等は実現しえない反道徳の妄想」とし、「保育所・学童は子どもを親から引き離し洗脳教育をする所」と言う。一貫して、国家のための生産性、効率性を前面にたて、男女平等、個人の自由、生存権、地方自治などを否定する。これらは安倍自体の思想だ。安倍が公然と言えないことを女性である杉田に言わせている。今回の寄稿についても 自民党の幹部は「間違ってない。胸張っていい」と容認した。一度として謝罪も撤回もしていない。
杉田=安倍の最も恐れているのは闘う労組、関西生コンや中核派だ。かの社会保障審議会で、市職労幹部(共産党)は「あれは中核派やから相手にしたらあかん」と杉田に助言したという。日本共産党はまさに杉田=安倍の同盟者なのだ。真の「共産主義の妖怪」=中核派におびえる杉田を安倍と串刺しで打倒しよう。』
載せといてあんまりだが読む価値は微塵も無い。
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