図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

渡り鳥

2020-03-09 19:16:59 | 日記




土曜の日の出、いつもの鷲木遺跡の海岸に行きましたが

写真として色がたりなく移動

川の流れのある所で駒が岳を望むと

朝霧の向こうに雲に隠れる駒が岳、その横には快晴の太陽

調和した朝の空気に満たされていました

なんとなく開けた大沼の氷の上を散歩すると

碇型に並び渡っていく白鳥がたくさん見ることができました











異常気象でも迷うことなくいっせいに北の地に飛び立ってゆきます



そういえば香雪園で毎朝リスの写真を撮っている知りあいが

3年前函館で最大の降雪を記録した年は木の上に越冬用の胡桃を隠していましたが

今年は土に埋めているから大雪にはならないと去年話していました

動物の本能という言葉で簡単にすましてしまいそうですが

生きる上で必要なものを観ずる感性がある

人に生きる上で必要な感性はあるだろうか

ライブハウス、コンサートー、スポーツの観戦、ディズニーランド

生きる上で必要な感性だろうか

自然が生きる上で必要な感性とは何か問うていないだろうか




20年ほど前よりたまに訪ねる聖一位稲荷神社奥の院





落葉樹の丘にある30mほどの岩を御神体とする神社

函館空港縄文遺跡のすぐ近くにあります





正面のお社の中にある石に供えられた祠





石の裏側にも祠








迷った時は入り口の空き地で軽く眠るとスッキリします







1647年京都伏見稲荷より分祈とありますが

ずっと縄文のころより祀られているように感じていました

つい先日初めて笹藪を進んで東側から望むと







いにしへから石の姿を拝むことができました


一見なまはげの仮面のようにも見えます


その横には崩れた岩の破片が苔むす形で残っています






良く見ると落ちてきそうな岩の割れ目






時代とは岩の崩れるごとく変わって行くのかもしれない


石を眺めていてそんな気持ちが湧いてきました


この石がお稲荷様として祀られたのは


和人がアイヌとの一世紀におよぶ戦で支配権を得た時代


北前船として日本海、琉球、清までの商いの優先する時代へ


アイヌがすべての起ることに魂が宿っていると考えカムイと会話する時代から


商いの道具としてアイヌを扱う時代へ





その時代からの変化は起ることに魂と会話することに戻ること





そう語っているように思えます





不思議なことに3年ほど前より入り口の付近で捻られるように倒れる木が多数あり








いつのまにか林だったところに空間が産まれています


































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4 コメント

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Unknown (momoji)
2020-03-10 19:35:52
捻れる樹木…不思議ですね(*^^*)
人の目には見えないエネルギーが
地面から出ているのでしょうか?

無常=変化し続けること、が自然の理ならば、
『今の状態を固定化させたい』と願う 人という種は、
突然変異種なのか…それとも、
それすら自然の一部なのでしょうか?

ずっとそんなことを考えているのですが、
答えはまだ出ません(^_^;)

昨夜の不思議な夢から色々と繋がり、
コメントにお邪魔してしまいましたm(__)m
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ダールマ カルマ (青蘊)
2020-03-10 21:42:33
こんばんは

今を固定化させたい人の種はカルマを産みそれは自分で刈る種。豊穣の稔りを望むならダールマを生きる糧とすることにいかに近づくか。

昨夜の不思議な夢を知りたいような気がしますが、momojiさんが訪ねてきたころムイの島に魅かれていて無為自然が思い浮かびます。

御神体の石の回りに有る木は不思議と枝が龍のようにうねっています。何回か見た龍神様の通り道にあるこの社に何か示しているのかとも思っています。
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Unknown (momoji)
2020-03-11 00:30:48
無為自然、人も人工ウイルスも、
全てが大いなる自然の一部…なのかもしれませんね。

友人に助けてもらいながら、
先祖と過去世の感情を解放する為の土地巡りをしてます。
夢もその過程で出てきたものと思われますが、
ブログには書けるか分からないので
…こちらでこっそりと(笑)

長いストーリーは略します…
本来は海にいるべきエネルギー体が、
長い間、山の沼地に封じ込められていました。
なぜそれをする必要があったかは不明ですが
そんなことを呪術的に出来る一族がいたようです。
固定化することで恩恵があったのか、
もしくは何か守るためか?

夢の終わりに、その巨大な海洋生物(仮)が
やっと海に還ることが出来ました。
嬉しくって、
ものすごいスピードで海中を
縦横無尽に泳ぎ回っているという…

体感と、目覚めたときの動悸が
尋常ではない夢でした(笑)

ヤタガラスで有名な
多鳩神社という、
古来はタマト神?という
性質のよく分からない神さまを
お祀りしていた神社に参拝の後です。

調べてみて直感では
タマト=ティアマト
ではないかと思っています。

長々と失礼いたしましたm(__)m
お付き合いありがとうございます。
それではまた♪
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象徴と夢 (青蘊)
2020-03-11 18:54:09
ティアマトは変幻自在な女性の象徴なのですね。
初めて知りました。
原初における創造とカオスの象徴、魅力的な言葉です。
原初というのは心の深い部分ともとれ、夢の象徴は自分の深い深層と交流するともとれますが、ご本人がしっくりする連想が産まれるなら象徴として正しいのでしょう。
ユングは神話的な夢に魂の囁きがあると書いています。
私としては、海を縦横に走るのは八尋鰐を連想します。日本書紀には豊玉姫が龍(八尋鰐)の姿に変わり出産したとあり、また天尊族が多くの海人と結ばれていることを神話に残しているのは何故なのかとい部分が今年に入ってずっと気になっているのですが、じっくり夢と向き合ってください。
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