図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

縄文 縄の結ぶ文字

2015-08-12 20:40:33 | 日記




キープ(Quipu、khipu)は、インカ帝国で使われた紐に結び目を付けて数を記述する方法。
ケチュア語で「結び目」を意味する。キープは紐の結び目の形で数を表現するため、「結縄(けつじょう)」とも呼ばれている。

キープは単なる記号以上の複雑な体系を持ち、言語情報を含んでいることが近年の研究によって明らかにされている。
王や役人は、太陽の神に必要な情報などをキープに記録し、その作製および解読を行うキープカマヨック(キープ保持者)と呼ばれた役人がいた。


神道において「むすひ」とは、天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働きを現わす観念。
産霊、産巣日、産日、産魂などの字が宛てられる。
「ムスビ」を神名に含む神は「むすひ」の働きをする神とされている。



インカ皇帝は太陽の子であると考えられていました。
しかし、それだけではなく、インカ族は、同化した他部族のさまざまな祭儀を取り入れ、太陽神を中心とした神々のパンテオンを組み直しました。


南米ペルーに存在する「チャンキロ遺跡」
インカ帝国が残した古代遺跡であるが、この遺跡が、約2300年前の太陽観測所である
南米ペルー、北西沿岸地域のカスマ・セチン川流域にあるチャンキロ遺跡は、約4平方キロにおよぶ古代遺跡。
遺跡に残された建造物のうちもっとも有名だったのが、立派な城壁と門を持ち、丘の上に建てられた砦(とりで)を思わせる建物だ。





紀元前4世紀頃から発達してきたと言われているこの遺跡には、13の塔と呼ばれる建造物がある。
南北約300メートルにわたり、歯のように並ぶこの塔は、以前からその存在が知られていたものの、一体何のために存在していたのか、研究者たちの間の謎だった。





ペルー・カトリック大学のゲッチィ氏と英ラインチェスター大学のラッグル氏による調査により、この塔はアメリカ大陸最古の太陽観測施設であることが判明した。
 炭素同位体による年代測定から、「13の塔」は2300年前の遺跡であることもわかった。ここはペルーのカスマ-セチン河川流域における儀式の中心的場所の一部であったそうだ。






 塔の近くに、儀式に使われた形跡のある場所が存在する。ここから日の出の時刻に塔の並びを見ると、一番左の塔が夏至の太陽、一番右の塔が冬至の太陽と重なることがわかった。
「日の入り」を観測するための場所も見つかった。






ペルー近辺と言えばかつて「インカ帝国」が栄えた地域だ。インカ時代の建物の配置が、日の出や日の入りの方向と密接にかかわっていることはよく知られていた。
彼らは太陽を神としてあがめ、帝国を治めたのは「太陽の子孫」を自称する王である。



すべては、太陽神が優先される。



それは

祓い清めて、天地・万物を生成・発展・完成させる

むすひの観念と通底する観念を感じます。


「結縄」は、中華民族の始祖とされる伝説の伏羲が行ったとされ、日本列島では、沖縄や房総半島や北海道で昭和時代まで使われていた。
沖縄では、琉球王国時代から徴税事務や日常活動において数量を数える表示・記録の手段として用いた。

インカでは文字文化を持たなかったように、「結縄」は文字より先に使われていた。

縄文土器といえば、複雑な形ともようが特徴です。
名前のとおり、よりあわせた縄で付けた文様が付けられています。

縄だけで、天地・万物を生成・発展・完成される



縄の文字は


命を生き通すために必要な物は何か?


と囁いているようです。







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