佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

2度目の体験~tek310、悪の道への第二歩~

2007年12月25日 22時57分38秒 | ギャンブル

 

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 馬券です。

 

 

 1年前の日記を読んでみて下さい。

私tek310、初めて馬券を購入しました。

有馬記念に便乗した日記を前編後編で書いています。

 

 

 で、今年。

夜の新大合唱団の定期まで時間があり、

ふらっと新潟競馬場へ行って来ました。

そう、2度目ましての馬券購入です。

 

 

 ここ数日を振り返ります。

第一弾は、悪の道への二歩目についてです。

 

 

 今回は午後1時半くらいに新潟競馬場へ到着しました。

相変わらず混んでいました。

今回は前日にスポーツ新聞を購入。

そして馬券を買いました。

 

 

 上記の馬券はそのうちの1枚です。

買ったのは去年と同じ3000円分。

500円ずつ3連単を2種類、

500円ずつ馬単を2種類、

1000円で枠連を1種類、でした。

えー、単語については面倒なので説明しません(笑)。

 

  

 

 結果は、アパートに帰って、

競馬番組で見ました。

上記の馬券を見れば、お分かりですよね。

 

 

 

 ハズレ。

 

 

 

 というか、当たりませんよ。

武さんが失速しましたね。

僕は武さんを軸にしていたので。。。

素人には当てられない馬券になりました。

うーん、残念。

 

 

 来年、どうしましょうかね。。。

やっぱり、競馬にははまらないようです。

悪の道、二歩でストップです(笑)。

年末恒例行事化していますが。。。

 


土曜日。

2007年12月23日 00時44分28秒 | 合唱

 

 土曜日。

 

 

 午後から新潟ユース合唱団の実行委員会&反省会でした。

開くタイミングが非常に難しく、

この日となってしまいました。

参加数は少なかったですが、

少し経ってから演奏会を見つめなおすのも良いかなと。

反省点は多々。まだ解決していないことも。

まあ、なんとかします。

 

 

 17時からはユートライの練習。

24日トミオカホワイト美術館にて開催する

恒例のクリスマスコンサート。

最後の練習日でした。

ユートライ、アカペラは上手くないけど、

”歌”を歌うのは得意ですね。。。

萩京子とか林光とか、楽しみです。

今年最後の本番です。

 


德永英明考~今日の「最後の言い訳」に寄せて

2007年12月21日 22時48分27秒 | ポピュラー

 

 先週今週と、

金スマで、德永英明特集をしていましたね。

今日オリコンを立ち読みしていたら、その番組の影響で、

VOCALIST3がトップ10内に、

1,2も再浮上していました。

 

 

 実はこういう番組は集中してじっくり見たいので、

先週も録画してまだ見ていません。

でも、今日はついついチラチラと見てしまいました。

で、最後に歌ったのが、オリジナルである「最後の言い訳」でした。

 

 

 

 この曲は、僕が德さんの曲の中で一番好きな曲です。

僕が德さんのファンになったのは、

ヒットした「輝きながら」のすぐ後のシングル「風のエオリア」を

ザ・ベストテンで聴いてからです。

その次のシングルが、この「最後の言い訳」でした。

 

 

 僕は当時、カセットテープで買ったんです。このシングルを。

多分中学1年生くらいだったと思います。

 

 

 折に触れて、德さんの生歌を聴いてきましたが、

今日の歌唱は、なんか、感無量というか、

本当に良かったな~と思えました。

 

 

 昔、德さんは、「輝きながら」で付いたイメージと

戦っていました。

自分が「シンガーソングライター」である、

つまり、「自分で作った作品を歌う事に意味がある」と、

考えていたんですね。

シングルでバラード等ヒットを飛ばす一方で、

德さんのアルバムの作品には、非常に”重い”曲が入っていました。

それは正に、德永英明のその時の本心であり、叫びだったんですね。

そしてライブ。テレビで作られたイメージとは違って、

自分で書いた曲を、声を振り絞って、正に叫ぶように

思いをぶつけるように歌っていたんです。

女性のようなハスキーな声を評価されると、

「自分はもっとソウルフルな声が良かった」、

「自分は声だけじゃない」、と言っていました。

 

 

 僕が德さんを好きになったのは、

最初こそ声だったんですが、

德さんが、悩みながら、迷いながら、傷つきながら、

色々なことを考えて苦しみながら生きていた、

そういう生の声を、作品に歌にぶつけていた、

だからはまったんだと思います。

德さんに共感できていたのは、

僕自身が、失礼ながら、どちらかというと

德さんと似たタイプの人間だったからだと思います。

 

 

 でも、いくつもの病気をして、

復活した德永英明は、良い意味で力が抜けていました。

色々な苦難の道を歩んできて辿り着いたところ、

それが、VOCALISTに代表される今の姿なんだと思います。

もし德さんが、VOCALISTシリーズの女性シンガーの曲を、

昔の様に叫んで、ぶつけるように歌っていたら、

ここまでのヒットはしなかったと思います。

それは、德さんのファンだけに支持される作品になってしまい、

VOCALISTという「スタンダード」にはならなかった、と思います。

 

 

 長くなりましたが、

今日最後に歌った「最後の言い訳」、

これは、昔の歌声と、決定的に違っていました。

何かを振り絞るように、

鬼気迫る歌い方をしていた昔の「最後の言い訳」、

でも今日の歌声は、力が抜けて、自分が書いた作品を

まさに慈しむように歌っていました。

憑き物が取れたような感じでした。

 

 

 僕が感無量だと書いたのは、

德さんがVOCALISTのシリーズを歌う中で、

オリジナルの作品に対してもそういう思いに辿り着いたこと、

そこにあります。

德さんの今の姿は、昔と変わって正に自然体であり、

彼の重ねてきたキャリアや年相応の姿だと思います。

今日の「最後の言い訳」の、サビじゃなくて、

冒頭とかの歌い方を聴いて、僕は身震いをしました。

こういう境地に辿り着いて、最後にオリジナルを歌った今日、

僕は本当に嬉しい気持ちになりました。

 

 

 昔の德さんの歌は、まさに自分の叫び、苦しみでしたが、

今の歌は、人に喜びを届ける歌でした。

「最後の言い訳」がとても哀しい歌であっても、

そのメッセージは、昔と明らかに変わっていました。

 

 

 ああ、嬉しい。

あと紅白もありますよ。

VOCALISTシリーズはまた再浮上するだろうし、

見逃せないのは、「最後の言い訳」のような

オリジナルのバラード集も、100位以内に入ってきたことです。

 

 

 と、熱弁を振るっていたら、

ミュージックステーションでは、Kinki Kidsが、

「永遠に」というバラードを歌っていました。

これは德さんが彼らの10周年の記念に書き下ろした作品です。

素敵な王道バラードです。

こういう曲は、今の德さんだから書けた曲で、

きっと彼らのスタンダードになることでしょう。

 

 

 嗚呼、嬉しいです。。。