佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

新潟ユース合唱団初練習~前途多難?!な発進~

2007年06月23日 23時22分20秒 | 合唱

 

 新潟ユース合唱団の初練習がありました。

 

 

 今日は15:00~18:00が正規の練習だったのですが、

おそらく時間が足りなくなるだろうと思い、

12:00~14:30まで別場所で非公式の事前練習をしました。

歌い続けた方は5時間くらい歌っていた計算ですね。

皆様おつかれさまでした。

 

 

 事前練習では、まず「海の詩」を練習。

思った以上に音取りは出来ていました。

もちろん、それが参加の条件ではあるのですが。

2曲目の図形楽譜も、少しずつ練習。

その後、合同の「水のいのち」の『雨』と『海よ』を練習。

残った時間で、「かみさまへのてがみ」の1曲目をやり始めたら、

こちらはえらいことに。。。

歌えない。

うん、予想はしていましたが、

日本人、総じてリズム系に弱いですね。

多分、自分でいくら練習しても、実際にここで歌うのとは

やっぱり違うわけですね。

1曲目の極々前半で時間が終了。

止む無く移動。

 

 

 で、15:00から公民館のホールで練習。

入れ替わりや準備でちょっと押す。

ここからの参加者が合流。

今年の参加者は、今のところ38名。

今日はもう少し少ない参加者でした。

簡単に挨拶と紹介を済ませました。 

 

 

 体操は去年と同じく二人組から。

これをすると、距離が縮まります。

で、発声を少し。

カデンツもしましたが、去年も思ったのですけど

うーん、良くハモりますね。

 

 

 まず、「海の詩」より練習。

1,3,4を先に練習。

これは、この合唱団の宿命なのですが、

色々なところから集まっている団なので、

ユースのサウンド、というのは、歌いながらの構築になります。

ある程度歌えてきてはいるものの、

今一歩物足りなさを感じるのは、

その辺のサウンドの馴染み具合なのかなと。

 

 

 基本的には音は取れているので、

歌い回しを中心に練習。

フレーズを長くということは、今日1日ずっと言ってました。

音符が書いてあると、その分ブツブツ切れてしまうんですよね。

言葉のまとまりや音楽のまとまりを考えることや、

ピアノが刻んでいたらよりフレーズを意識、など。

 

 

 実はもう少し早く次に移るつもりが、

休憩を入れて5,2の順で練習、

やっぱり時間がかかります。

うーん、これが現実ですね。

時間をかけるのは大事なのですが、

ユースは一応全県から集まっているので、

集まれる時間は限られています。

段々ジレンマに陥りながら、練習を進行。

 

 

 続けて合同の「水のいのち」の練習。

1,5の順で。

5曲目、音は取れているのですが、

明らかに身体に入ってないなと。

5曲目は結構長いんですよね。で、量感も求められる。

それ以上に、うーん、自分の勉強不足も痛感。

高田作品、その巌は高く険し。。。

 

 

 と、ここで時間が終了。

結局「かみさまへのてがみ」へは行けず。。。

うーん、自分の力不足か。

3時間ってあっという間ですね。。。

正直、前途多難だなと思いながら(苦笑)。

もう少し人は増えるし、みんな頑張ってくれてますが、

予想以上に時間は過ぎ行くものですね。

皆、それぞれ危機感を持ったのではと思います。

 

 

 そう、練習に気をとられて、

あんまり交流できませんでした。

去年と同様、皆さんには名札を配って、

それぞれ手書きでパート、名前、所属合唱団を書いてもらいました。

この名札は非常に重要です。

お茶とお菓子も用意しました。

もう少し、休憩もじっくり取って、色々話しが出来たらと思うのですが、

今日は余裕がありませんでした。。。

 

 

 ユースの宣伝申込の記事の時に書きましたが、

この合唱団の練習は全8回。月1~2回ペースで進みます。

今後、雨森先生や箕輪先生の練習日は、

今日の様に、午前に非公式練習を織り交ぜていかないと

ちょっときついかなと。

新潟県がもっと狭かったらな。。。(苦笑)

全国で5番目に広い県です。

おまけに縦に長いので、

北は新発田、西は上越、南は小千谷からの参加もあります。

地理的なことは言っても仕方ないので、

あとは自主練習を積んでもらい、

集まった時にいい練習が出来るように、

雰囲気などを盛り上げていかなくては、と。

去年できなかったMLも立ち上げる予定。

11月までという長いスパンで取り組むのが、

プラスに働くよう、みんなで頑張っていきたいですね。

 

 

 いやー、でも疲れた。。。(苦笑)

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (せき)
2007-06-26 00:14:41
お疲れ様でした。

「海よ」については、参加者の中で歌ったことのある人が少ないことがちょっと影響してるのかなあという気もします。
自分は「水のいのち」男声版全曲と、「雨」混声版の実演経験がありますが、あのときも初めて合わせたときは大体あんな感じだったような。

あと、全般にポリフォニックに掛け合う箇所が音取りの泣き所っぽいような印象を受けました。

と言ってる自分も、特に「かみさまへのてがみ」は反省。自分でテーブルなど叩いて拍を打ちながら練習し直さなきゃアカンですね。
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 こちらこそおつかれさまでした。 (tek310)
2007-06-26 23:17:33
 こちらこそおつかれさまでした。
 
 そうですね、「海よ」は、曲の全体像を捉えるのに時間がかかりそうですね。頭の中で、身体で、整理できないと、入っていかないですね。ポリフォニックなところが苦手なのは日本の合唱団に総じて言えることですね。ホモフォニックな部分に比べて。

 「かみさま」は、耳から入れて、身体に刻まないと難しいですね。対策を考えます。
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