佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

第2回若い指揮者のための合唱指揮コンクール(その3)

2010年05月05日 00時39分35秒 | 合唱
 
 時間的には少し押した感じで、
それを差し引いてもなかなか呼びに来てくれず。。。
待っている人は他の人の出番は見ることも聞くことも出来ず、
出番前も楽屋で一人見ることも出来ず閉じ込められるので、
まあ良かったんですが(笑)。
 
 
 本番は、前日のリハーサルのおかげか、
そこまで緊張はしませんでした。
ただ、12番目ということで、
合唱団が結構疲れているらしいという話は
漏れてきてました。
ルネサンスの時は合唱団が小編成だったので、
余計大変だったと思います。
 
 
 でも、僕自身はそんなことに目がいかず、
とにかく、自分の解釈を合唱団員に伝えて、
12分の時間内にリハーサルを終える、
ということばかりを考えていました。
 
 
 結果として、言いたいことは言って、
曲としては長めの曲だったんですが
(Laetenturだけは第二部も演奏対象だったので)、
一応最後までちゃんと出来ました。
通し演奏も滞り無くできて、
ちょっとメリハリが足りなかったかと思いつつ、
とりあえず後悔はなく出来ました。
 
 
 僕が最後だったので、
その後審査がありました。
そして12名全員がステージ上に上がり、
そこで本戦出場者の発表。
で、ダメだった訳です。
 
 
 落ちた6名は先にステージ上から退席。
皆楽屋ではそれまで仲良く話していたのですが、
このときは何とも言えぬ空気でしたね、正直。
誰も一言も発しませんでした。
コンクールですし、みんな指揮者ですから、 
自分が一番だと思っているわけで、
皆悔しかったと思います。前回は通った人もいましたし。
僕ももちろん悔しかったですが、
他の人のリハーサルは全く見られないので、
何が原因で落ちたのか、
他の人と比べて何が劣っていたか、
分からず結果だけ突きつけられる、
という感じでした。
 
 
 それを知るべく、
とにかく他にすることも無いので、
まず聴きに来てくれた方々にご挨拶と、
本選出場者6名のリハと演奏を客席に聴きに行きました。
本選はすぐ抽選があって、ロマン派の作品。
20分のリハーサル×6名があって、
最後に演奏会形式で順番に演奏を披露する、
という形でした。
全部見させてもらいました。
いろいろなことを考えながら。。。
                 (つづく) 
 


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2 コメント

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冷静に記憶しているもんやねえ! (エビイモタロウ)
2010-05-05 05:47:18
冷静に記憶しているもんやねえ!

こういうコンクールは自分が指導している合唱団のバックアップなくしてはできないし、課題を与えられて学ぶ時間を得られたことは、ほんまに幸せやと思います。

うちも、2年後。。。
返信する
>エビイモタロウさん (tek310)
2010-05-07 01:11:33
>エビイモタロウさん
 いや、ブログに書こうという気持ちがそうさせているのかも。。。(爆)でもその都度その都度緊張しつつ、結構頭に残っていますね。コンクール自体はまだ発展途上ですが、自分にとっていろいろプラスになるのは間違いないと思います。自分のマイナスを発見することがプラス、なんてね(笑)。
いつまでも あると思うな なんとやら。。。
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