佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

声へのこだわり

2013年07月24日 01時21分44秒 | テレビ番組
  

 今日の亀田興毅の試合を見つつ、
またこれまでのいろいろなボクシングの試合を
振り返りつつ、

 

 また、いろいろな音楽番組の司会者の
曲紹介→曲フリを思い出しつつ、

 

 声とそれに関わる技術、
軽視し過ぎ。

 

 WOWOWの海外ボクシングの放送の時、
この世界で超有名なリングアナウンサーが
選手を紹介している際、
英語だけど一切日本人のアナウンスを
入れなくなったんですね。
それだけ、それを楽しみにしている人がいて、
試合を始まる雰囲気を見事に作っている、
ということなのです。
日本でタレントさんやスポーツ選手などを使わないでほしい。

 

 日本人でそういう仕事を
本当に聞かせられる人に出て来て欲しい
のですね。
ただ声が良いということだけではないんです。
持って行き方とか声のトーンの使い方とか、
そういうテクニックを含めて。

 

 そういう意味で、
音楽番組の「司会者」の地位を
テレビ局が舐め過ぎだと思います。
トークを回すとか、そういう技術が大事なのは
今の音楽番組には分かります。
ただせめて、曲紹介や曲フリは、
そういう専門の方にお願いしたい。
中居さんとか、中山秀さんとか、
NHKで前ロンブーの淳さんとか司会されてましたが、
まあ本当に止めて欲しい。
気持ちが萎えるんですね。

 

 例えば芝居やアニメの声について、
監督さんや演出の方が、
いわゆる”プロ”のクセを嫌がって、
違うジャンルの人を敢えて選んだりする、
というのは何となく分かる気はします。
声や技術が反対の方面に出るということも
あることはある。
いわゆるアナウンサーでも
かなり鼻につくことは確かにあります
(特にスポーツ中継)。 

 

 ただ、
共通して言えることは、
メインが何かと言うこと。

 

 試合がメインであり、
音楽がメインなのですね。
芝居やアニメの声はそれそのものがメインの一つですが、
試合や音楽へのフリだからこそ、
脇役としての大切な技術や仕事が必要なんです。

  

 何とかならないものかな~。

 


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