佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

性格考~tek310に足りないもの~

2006年07月29日 01時33分36秒 | 合唱

 

 金曜日。

 

 

 訳あって休みを頂きました。

休める立場じゃないのですが。。。職場の方すみません。

 

 

 午前中、家で事務。

午後2:00ごろ、県庁へ。

今更ですが招待状の追加を。

 

 

 実は、当初11:00に行くはずだったのですが、

終わらなくて延びてしまった。

社会人としてちょっと拙い対応だった。。。すみません。

 

 

 15:00過ぎに県庁を出て、

一路福島へ。

そう、このためにお休みさせて頂きました。

19:00から、「福島コダーイ合唱団第20回定期演奏会」が。

それを聴いてまたすぐに新潟へ。

ゆっくりしたかった。。。

 

 

 さて、その話はまた後日まとめます。

その前に、今日のタイトル。

 

 

 

 今日、県庁の方と打ち合わせのような話をしていて、

アジアユース合唱団の現在のチケット販売状況を伝えました。

たびたびしつこく書いていますが、正直、反応が悪いのです。

 

 出来うる限りの宣伝はしていると思います。

チラシは仮・本チラシ合わせて

演奏会や合唱祭など計2万枚くらい撒きました。

県連の加盟団体には案内を送りましたし、

県内の公共ホール、主要公民館にもチラシやポスターを

配布しました。

僕も関係団体で宣伝したり、

今は、いろいろな合唱団に連絡を取って、

練習にお邪魔させていただき、

チラシを配って宣伝しています。

それももう6団体くらい行きました。これからも行きます。

新聞や雑誌ハーモニー他、メディア媒体も使っています。

 

 

 しかし、それなのに、

問い合わせの数や、僕の持っているチケットの売れ行きは悪いです。

 

 

 

 そんな話を今日していた時、

県庁のほうで、庁内の各所に案内・申込用紙を出して

チケット販売を依頼して、

担当の人たちが実際に売り歩いたという話。

 

 

 勿論県民文化祭の一環なので当たり前とはいえ、

こちらの苦戦状況を見るに見かねてのことなので、

こちらとしては本当にありがたいというか申し訳ない話。

 

 

 で、それで売れたチケットの枚数を聞いて、

僕は正直驚いたのです。

 

 

 

「えっ、そんなに売れたんですか?」

 

 

 と言ったか忘れたが、

結構な数だったので、正直驚いたのです。

 

 

 

「俺がこれだけ手を打って苦戦しているのに、

何で売れるんだろう。。。」

 

 

 

 僕はもう頭が上がらず、

申し訳ない気持ちでいっぱいになり、

「こちらもがんばります」としか言えませんでした。

 

 

 頑張って売って下さっているのを聞いて、

自分の力不足と言うか、

売れないのが恥ずかしいと思いました。

 

 

 

 県庁の方々は、

「結構厚かましくセールスマンになって頑張りました」

とのこと。

 

  

 それを聞いて、僕に足りないものを思いました。

 

 

 

 

厚かましさ

 

 

 

 

 これを読んで、うなずく方も多いのではと思います。

見たまんまですが、僕はどちらかと言えば厚かましくはないです。

セールス(営業)が苦手なので今の仕事に就いているとも言えます。

 

 

 でもですね、

これでも、僕としては結構厚かましくやっているつもりなのです。

今までの自分では正直耐えられないくらい。

告知のためだけに人の合唱団へ行くなんて、

僕自身は、そういう交流は自由にやっていった方が

良いと思っていても、やっぱり厚かましいなと思うし。

 

 

 やっぱり、団員一人一人つかまえて、

セールストークをして、

 

「どうですか?」

「買いましょうよ!」

 

としつこくやらないといけないみたいですね。

 

 

 

 でも、

僕の中では正直、

「何でそこまでしないといけないのか」

という思いがいつも付きまとっています。

「そこまでしないと売れないって、

そんなに魅力のない事業なんだろうか」と。

 

 

 僕自身が、こういう事業に関わって、

新潟ユースも立ち上げたりしてやっているのは、

それなりの理想があってやっていることです。

「こうありたい」「こうあってほしい」というもの。

 

 

 

 ただ、その理想があればあるほど、

正直、現実とのギャップに苦しむのだなと感じる最近です。

 

 

 

 これ、僕が教員になっていたら、

多分衝突していただろう現実でしょうね。

理想を夢見て、現実にぶつかって、

今戦っている教員の皆さんを知っています。

 

 

 僕自身が、

面白そうな情報を自分で探して、

県内でも県外でもどこへでも行くというスタンスでやっているので、

ここまで厚かましく宣伝してこの現状ということが、

正直悲しいわけです。

 

 

 ちょっとでも面白そうならとりあえず行ってみるというスタンスを、

皆さんに同じようにして欲しいとまではもちろん思っていません。

関わり方というのは人それぞれなので。

 

 でも、もう少し本気になってくれる人がもう少しいて欲しい、

そんな思いがあります。

一人で騒いでいると、却って虚しくなってしまうのです。

僕はそこまで「根が厚かましくはない」ので。

一人でピエロみたいだと思ってしまう。

 

 

 勿論、こうやってブログやメールなどで声を上げているので、

それに協力してくださる方々もたくさんいます。

それに対しては、本当に感謝の一言です。

ただ、それが、県内から沢山挙がっているかと言えば、

そうではないです。

もちろん県内の方もいらっしゃるのですが。

 

 

 今日の県の方の販売枚数を聞いて、

僕は正直落ち込みました。

また逆戻りですね(苦笑)。

しょうもないことをつらつら書いています。

 

 

 悔しいんです。

向こうは「仕事で」やっているわけです。

こっちは「趣味で」やっているわけです。

自分の熱意が負けた感じです。

 

 

 好きでやっているのに

仕事でやっている人に負ける、

それもたまたま今の部署に来て今の仕事をしている人に。

 

 

 もちろん売ってくれることは嬉しいのです。

誤解しないでいただきたいのは、

売った枚数で負けたから落ち込む&悔しいということではなく、

その販売状況に見えるあまりの現実に悲しみを感じるのです。

 

 

 こういう時、相手がどうこう言う問題ではないのです。

人のせいにしても何も変わらないので、

自分が変わる&どうにかしないといけない。

自分の熱意の足りなさを突き詰めるしかない。

そうして現実を動かしていくしか方法はない。

 

  

 だからこそ、今の自分には、

まだ厚かましさが足りないのか、と

福島へ行く道中、自問自答したわけです。

 

 

 考えても仕方ないので、

とりあえずあと2週間(しかない!)、

動き続けるしかないですね。

 

 

 こうやってつらつら書いてきて、

これを読んでいる皆さんはどう思うものだろうかと、

ふと冷静に今振り返っています。

 

 

 これだけ書いてきて消去するつもりはないですけど(笑)、

 

「僕は多くを求めすぎなのだろうか、

自分にも人にも」

 

と、今書いてきたことをまた振り返っています(笑)。

もう訳が分かりませんね(爆)。

書いているほど落ち込んでいるのではなく、

「絶対に最後までやりきる」ということに

いささかのブレもありませんので、

御心配なく。すみません。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
営業販売はある意味、技術なんですよ~思い入れと... (aki)
2006-07-29 09:29:22
営業販売はある意味、技術なんですよ~思い入れとか無いほうが、商品として売りやすい面はあるかも。仕事が販売なので、毎日そんな感じですよ。嘘はつかない、かと言って本当のことも全部は言わない。これ鉄則。あとは企業秘密です(^.^)b
あと少しですね。ユースの仕事とかありましたら言ってください!
返信する

コメントを投稿