佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

第3回「越の風2013」

2013年12月02日 23時17分05秒 | クラシック
  

 30日土曜日夜、
スペースY(ヤマハミュージックリテイリング新潟店内)にての
第3回「越の風2013」に行って来ました。

 

 日本作曲家協議会の新潟在住作曲家が
中心になって計画されているこのイベント、
新作の発表会です。

 

 この日発表された方は、
多田望美、福島諭・浜地潤一、村尾幸映、
後藤丹、アルビーナ・バソーヴァ、木下大輔、
小林弘人、小西奈雅子、遠藤雅夫の各氏でした。

 

 色々な編成あり、ものすごく大雑把な括りをすると
現代音楽ですが、非常に楽しめました。
合唱に携わる人間は、とりわけ世界が狭く
保守的になりがちなので、いろいろ接していかないとと
改めて感じた次第です。

 

 大学の後輩の福島君の作品、
交換作曲形式で作られたとのことで、
サックスとピアノのやりとり含めて、
非常にライブ感のある作品と演奏だったと感じました。

 

 後藤先生の作品は、
以前間接的に初演に関わった
混声合唱組曲「みまかれる美しきひとに」の
独唱版初演でした。
後藤先生も好きな曲で、私も思い入れのある作品で、
独唱へのトランスクリプションは大変だったそうですが、
音域の広い作品を北住順子さんが見事に歌われていました。
4曲目はいろいろ思い出してうるうるときてました。

 

 新潟の作曲家の合唱作品を集めた演奏会とか、
新潟の若手作曲家に、お金あんまり出せないけど
合唱曲を自由に書いてもらい演奏会として披露するとか、
一つの団体では無理にしても、
そういう企画をしたいと前から思っていました。
何とか出来ないかな~、と思いながら聴いたりもしてました。
皆様おつかれさまでした。