佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

女声アンサンブルiris初回練習

2008年12月30日 00時03分39秒 | 合唱
 
 ここでも告知をかけた女声アンサンブルiris、
初回の練習がありました。
 
 
 この日の参加は9名。
1名欠席で合計10名。
いろいろなところから団員を集めているので、
前回もそうでしたが、何となく警戒気味というか、
シーンとした感じで始まりました。
僕ね、こういう結構気にするんですよ(苦笑)。
何とか盛り上げて、とか何とか明るく、とか
色々してみるのですが、
何せ病み上がり(ノロ上がり)で不発(笑)。
 
 
 とにもかくにもまず自己紹介。
体操して発声。ここからは仕事の始まり。
声を聴く。
 
「フムフム。。。」
 
 そしてとりあえずビクトリアを歌ってみる。
 
「フムフム。。。」
 
 えー、バックボーンがまったく違う合唱団出身者が
集まっているので、最初から良い音が鳴るはずはないのです。
合わなくて当然です。想定の範囲内でした。
たしか前回も「うわっ、これ大丈夫かな。。。」と思った記憶が。
というのも、女声合唱は響く音域が狭いので、
少しでもピッチが狂うと響きが歪むんですね。
それでも和声的なところとか、ところどころそれっぽい響きが鳴って、
またルネサンスをやっているので
個人的には幸せな気持ちで前に立っていました。
響きを整えてこの合唱団の響きにするのが次回以降の仕事です。
 
 
 ビクトリアは女声版だとパート間で高低が入れ替わったりして難しい。
あとポリフォニーの場所をどう整理するかが問題です。
でもねー、やっぱりルネサンス最高!(笑)
いくらやっても楽しい。やっぱり自分には合っていると思う。
ルネサンスをやるとしっくり来る自分がいます。

 
 休憩を挟んで、もう1曲は「てぃんさぐぬ花」。
それほど難しいアレンジではないです。
やっぱり日本語の方がしっくりくるのか、
同じ合唱団かと思うくらい、音が違う感じに鳴りますね。
三線や転調の部分を重点的に練習。
この日はあまり細かく突っ込んでも無駄だと思っていたので、
もう1回休憩後にビクトリアに戻し復習、
またてぃんさぐぬ花に戻して終わりました。
 
 
 とにもかくにも、与えられた時間は少ないですが、
楽しい作業になりそうな予感がします。
そう、今からでも興味のある方、一緒に歌いませんか?
この日も飛び入りの人が1人いましたし、
練習後にまた1人加わることになりました。
まずアンサンブルの輪を広げることが第一で、
そこに集まったメンバーで奏でられる
最高の音楽を追究していこう、ということです。
歌ってみたいと思った方、ぜひ連絡を。