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反日キャンペーンの原因はオバマ政権の「左傾化」、日米同盟より米中太平洋分割

2014-02-06 08:48:06 | 時評

Shimarnyのブログ
反日キャンペーンの原因はオバマ政権の「左傾化」、日米同盟より米中太平洋分割
2014-02-01 18:04:18
テーマ:中国・韓国・北朝鮮問題 【このテーマの記事一覧】
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11762595076.html

これまで中国や韓国の反日キャンペーンは、日本の「右傾化」でなく韓国の「反日化」が発端であり、韓国が中国と結託して領土や資源を略奪するための口実作りと考えていたがもっと深刻であった。

今回のニューヨーク・タイムズ紙の主張から、米国のオバマ政権の「左傾化」、米国のオバマ政権の「共産化」、米国のオバマ政権の「中国化」が根本的な原因だったことが明らかになったのである。

おそらく、思想信条でなくビジネスライクのみのオバマ大統領が、中国を共産党一党独裁と捉えず世界2位の経済大国と捉えて、G2体制の確立こそが米国の国益になるとの判断したからであろう。

オバマ大統領が「米国は世界の警察官ではない」と宣言したのも、各国から駐留米軍を引き上げているのも、過去の共和党政権において米国が「右傾化」過ぎたという自身の思い込みからであろう。

日本で鳩山元総理が東アジア共同体構想を提唱している間に、米国のオバマ大統領は中国の習国家主席と世界戦略としてのG2論、アジア戦略としての太平洋分割論を綿密に協議していたのであろう。

オバマ大統領のアジア地域における外交戦略は日米同盟基軸ではなく、米中太平洋分割なのである。

このように推測すれば、米国の同盟国の韓国の中国シフトに不問であることも、中国の防空識別圏設定に米国の同盟国の日本と同調しないことも、米国と中国が裏で通じているという証拠となろう。

日本の安倍総理の外交戦略が「民主主義と法の支配」という価値観外交であるなら、米国のオバマ大統領の外交戦略は「価値観無きビジネスライク」という共産党独裁の中国ありき外交なのである。

これは日本の左翼新聞、中国紙、韓国紙が騒いでいる安倍政権による「日本の右傾化」というより、中国の共産党政権を容認して民主主義を放棄した「米国の左傾化」という由々しき事態なのである。

米国紙もオバマ政権で変わり身して「左傾化」、「共産化」、「中国化」の論調がほとんどである。
[1月30日 時事通信]「日本は対中姿勢変更を」米紙NYタイムズ 「米中対立、得るものない」
米 紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は30日の社説で、安倍晋三首相に対し、対中政策で米国と歩調を合わせるよう求めた。沖縄県・尖閣諸島や靖国神社参拝 などをめぐる日中の対立に関し、米政府は中国と対立しても「得るものはほとんどない」との立場だとし、安倍氏に実質的に対中姿勢の変更を促した。同紙は安 倍氏のインド訪問を取り上げ、インドも日本も中国との間に領土をめぐる争いがあることが共通していると紹介。インドは昨年、中国と「国境問題に関する自 制」に合意したが、日本は中国との領土をめぐる問題が激化しており、首脳会談を開催できずにいると指摘した。安倍氏がインドを、台頭する中国への強力な対 抗力とみているとも指摘。しかし、インドは日中間の係争に関わらないとし「安倍氏はそのことを理解すべきだ」と主張した。(共同)

ニューヨーク・タイムズ紙の「日本は対中政策で米国と歩調を合わせるべき」という主張は、何もするなということであり、結局は「日本の固有の領土である尖閣諸島を放棄しろ」と同意なのであろう。

ニューヨーク・タイムズ紙の「米政府は中国と対立しても「得るものはほとんどない」」という立場は、オバマ政権は日本と同盟を結んでも「得るものはほとんどない」という立場と同意なのであろう。

つまり、オバマ政権にメリットがあるのか、デメリットがあるのかという損得勘定だけなのである。

日本の固有の領土である尖閣諸島が、日本領のままだろうが中国領に変わろうが関係ないのである。

米スタンフォード大学の研究グループが評価した日本のヒストリーの歴史が、中国の共産党のプロパガンダの歴史に成り変ろうと、韓国の創作したファンタジーの歴史に成り変ろうと関係ないのである。

日本は、米国がオバマ政権により日米同盟がそれほど希薄な関係となったことを認識すべきである。
日本は、米国がオバマ政権により中国が敵国でなく同盟国と同等となったことを認識すべきである。

しかし、米国のオバマ政権は自国の自分勝手な振る舞いはさておき、同盟国である日本が国益のために外交戦略を繰り広げようとするとまるで敵国であるかのように徹底的に批判するのである。

米国は、日本が米国以外の国と密接な同盟関係を結ぼうとすることを徹底的に阻止するのである。
なぜなら、日本が米国以外と手を結べば米国に脅威のグループが出現することになるからである。

このことから推測すれば、米国が否が応にも中国と手を結ばなければならない理由は、中国が米国以外の大国と手を結んで米国を遥かに凌ぐグループの出現を許さないためと言えるかもしれない。

何と米国とは独りよがりの国かと思うこともあるが歴史の浅い移民の国なのだからやむを得ない。
何と米国とは独りよがりの国かと思うこともあるが同盟国もスパイ活動するのだからやむを得ない。

オバマ政権により米国があと3年も「左傾化」「共産化」「中国化」していくことは残念でならない。
米国の報道機関の論調があと3年も「左傾化」「共産化」「中国化」が続くことは残念でならない。

日本は民主党政権の失敗を経験することから日本は左傾化すれば国が滅ぶことを学んだが、米国もオバマ政権の失敗を経験することから米国が左傾化すれば世界が滅ぶことを学ぶことになるだろう。

日本は、オバマ政権であと3年も「左傾化」が続く米国を考慮して外交戦略を立てるべきだろう。

おそらく、安倍政権の「地球儀を俯瞰する外交」は米国の「左傾化」を見越しての戦略と考えられるが、日本と「民主主義と法の支配」の価値観を共有する全ての国々との関係を強化すべきである。

米国に何を言われようと中国に何を言われようと韓国に何を言われようと怯まず、報道機関からどんなに叩かれようと微動だにしない、確固たる意思表示のできる日本の国家像を構築すべきである。

今そこにある危機は、日本の安倍政権の「右傾化」でなく米国のオバマ政権の「左傾化」である。
オバマ政権の日米同盟より米中太平洋分割、民主主義の日本より共産党独裁の中国の価値観である。