憂国のZ旗

日本の優れた事を様々話したい。

NHK籾井会長に民主党、階議員の言説が893じみている

2015-02-19 03:34:33 | 時評
多くのニュースに接して、民主党階議員の言説が893じみている。

昨年の第47回衆議院選挙の発端は、民主党の国会でのスキャンダルが始めであった。民主党の意図には、乱を好む所がある。

世論が民主党には逆境であれば、没義道も為しかねない政党である。
共産党に、さすがテロ政党と言う野次が飛んだが、民主党にも飛びかねない。


民主激突の籾井会長「また呼ばれるのはごめんです」(02/18 16:41)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000044749.html
 NHKの籾井会長が就任初日に理事の辞表を取りまとめた問題で、民主党と激突しました。

 民主党・階衆院議員:「『表現がつたなかった』ということを言ったから、私は『だったら撤回して下さい』と。それを答えてください」
 NHK・籾井会長:「私はきょう、15年度から17年度の(経営計画の)説明に参っております。これで、こんなに時間をたくさん使って、また呼ばれるのはごめんです」
 民主党議員:「あなたが撤回すれば…」
 NHK・籾井会長:「あなたは何で私に強制するんですか、発言を」
 民主党議員:「強制してないよ!今の話…」
 NHK・籾井会長:「何で強制するんですか」
 民主党議員:「『よくある』という部分だけでも撤回して頂けないですか」
 NHK・籾井会長:「それは昨年、言ったことですから」
 また、籾井会長が今後の慰安婦を巡る報道について、「政府のスタンスがまだ見えない」ことを理由に「慎重にならないといけない」と発言したことについても、民主党が「政権寄りだ」と批判しました。籾井会長は「政府の方針でやることはない」と釈明しました。



2015.2.18 21:18更新
民主、次の照準はNHK会長 「慰安婦取り上げ慎重に」発言で糾弾、辞任要求 維新は擁護
http://www.sankei.com/politics/news/150218/plt1502180051-n1.html

発言するNHKの籾井勝人会長=18日午前、東京都千代田区永田町(三尾郁恵撮影)
 民主党は18日の総務・内閣部門会議にNHKの籾井勝人会長を呼び、籾井氏が5日の記者会見で慰安婦問題に関し「政府のスタンスが見えないので放 送は慎重に考える」と発言したことなどをただした。安倍晋三政権下で就任した籾井氏を糾弾し、首相の歴史認識と重ね合わせ政権を追及するのが狙いで、幹部 は辞任も要求。だが、維新の党幹部は籾井氏の辞任は不要との考えを示し、野党共闘とはいきそうにない。(山本雄史)
 会議は冒頭から荒れた。階(しな)猛衆院議員は籾井氏が昨年、理事全員に日付のない辞表の提出を求めた件について「一般社会ではよくあること」と述べたことを、「間違った事実を発信した」と追及した。
 籾井氏は「よくあることではないか」と説明。「正確な報道の基本だ」として重ねて質問する階氏との間で「言葉尻を捉えないで」「私は間違っていない」と反論し、口論になった。
 籾井氏は慰安婦報道に関し「外交問題に発展する恐れがあるので、よく考えて扱っていかなければならないとの認識だ」と説明し、「政府の言うことを聞くのではない。慎重に検討しなければいけないというのが真意だ」と強調した。
後藤祐一衆院議員は村山富市首相談話を公的見解と考えるかどうかを質問。籾井氏が「今のところいい」と猶予をつけて回答すると、これにも反発が出た。
  会議は本来NHK中期経営計画の説明を聞くのが目的だったが、籾井氏をつるし上げる場となり、籾井氏も「怒鳴ってプレッシャーをかけないで。政治的プレッ シャーだ」と防戦に追われた。NHK出身の安住淳国対委員長代理は会議後の記者会見で「政治の顔色をうかがい、忖(そん)度(たく)しながら発言している 人はNHK会長として失格だ」と籾井氏の辞任を求めた。
 民主党は今回、通常は非公開が多い部門会議をあえて全面公開し、マスコミにもアピールした。19日以降の衆参予算委員会などでも籾井氏を攻める方針で、ある幹部は献金問題がある西川公也農林水産相とともに「いい獲物をみつけた」と笑みを浮かべた。
 一方、維新の党の馬場伸幸国対委員長は記者会見で「籾井氏が不適任だとは感じていない」と述べ、辞任を求めない意向を示した。理事全員に日付のない辞表を求めた件についても「経営者が大改革するときに大なたを振るうことは、一般企業でも政界でもある」と擁護した。

会議での主なやり取り
 階猛衆院議員「昨年の衆院予算委員会分科会で、籾井勝人会長は理事全員から辞表を預かったことについて『一般社会でよくあること』と言った。間違った事実を発信していたのではないか」
 籾井NHK会長「あるものはある。皆無ではない。言葉尻をとらえないでほしい」
 階氏「『一般社会でよくあること』が『皆無ではない』と同じ意味なのか。撤回してほしい」
 籾井氏「撤回しない。何を撤回するのか」
 奥野総一郎衆院議員「『政府のスタンスが見えないので放送は慎重に考える』との見解は取り消すのか」
 籾井氏「誤解を招いた。政府の言うことを聞くとか、そういうことではない」
 奥野氏「誤解を受ける発言は問題だ。取り消すことが国益にかなう」
 籾井氏「記者会見で言ったことだ。国会で言ったことではない」
 後藤祐一衆院議員「平成5年の河野洋平官房長官談話は、日本の公的見解と考えているのか」
籾井勝人会長「いいと思う」
 後藤氏「村山富市首相談話についてはどうか」
 籾井氏「それも、今のところいいと思う」
 後藤氏「今のところとはどういう意味か」
 籾井氏「将来のことはわからないから」
 後藤氏「それはどういうことか」
 籾井氏「政権が変わり、新しい首相が『村山談話』は、もういりませんと言うかもしれない。今は、村山談話も河野談話も生きていると理解している」
 後藤氏「安倍晋三首相は、『村山談話』について、必ずしもひとつひとつの言葉をそのまま認めようという意見ではなさそうだ。『全体として引き継ぐ』と言っている。日本の公的見解がどうなのか微妙な時期だ」
  玉木雄一郎衆院議員「今月5日、参院予算委員会について報じた昼ニュースで、福山哲郎参院議員が質問し、『中東地域の専門家をもっと増やした方がいい』と 政府に提案した。岸田文雄外相が、そういう方向でやりましょうと答えたが、ニュースは岸田氏が『政府として増やします』との発言を切り取った。福山氏の発 言がまったくない。あたかも、政府が自主的に中東の専門家を増やすんだという報道になっていた。偏っているのではないか」
NHK担当理事「ニュースは公平公正、中立、特定の政党に偏っていない。当然、政府の見解はそれなりに紹介するということだ」
 玉木氏「野党側から提案型の質問があり、それに政府が答えた際、提案の部分をカットして政府側の質問だけを答えた例を出してほしい」
 理事「それは不可能だ」
 玉木氏「不偏不党でやっていたのなら、数字で証明してほしい」
 理事「編集権に基づいて、あくまで公平公正、中立でやっている」


「帝国の慰安婦」は名誉棄損、韓国地裁が“事実上の出版禁止”に

2015-02-18 10:45:49 | 時評

韓国人執筆の「帝国の慰安婦」は名誉棄損、韓国地裁が“事実上の出版禁止”に・・韓国ネット「女性が書いたということに驚愕」「ああいう人が教授か...」

FOCUS-ASIA.COM 2月18日(水)8時7分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000010-xinhua-cn

17日の韓国・聯合ニュースによると、ソウル東部地裁は、日本軍慰安婦被害者を「売春婦」「日本軍協力者」などと記述した朴裕河(パク・ユハ)・世宗大学教授の著書「帝国の慰安婦」が、慰安婦被害者の名誉棄損にあたるとする決定を下した。

記事によると、同地裁は、元慰安婦9人が「虚偽の事実を記載して被害者の名誉を棄損している」などとして出版差し止めなどを求めた仮処分申請で、「慰安婦の本質は“被害者”の立場であり、ほとんど10~20代前半の女性が強制動員され、1日に数十人の軍人を相手に“性奴隷”扱いを受けた」と判断。「帝国の慰安婦」の中の「『精神的な慰安者』『軍人の戦争遂行を助けた愛国女性』『自発的な売春婦』といった表現を削除せずに慰安婦の名誉や人格権を回復することは困難」と判示した。

一方、地裁は出版差し止めの申請を棄却したが、原告側は「朴裕河教授が歴史的事実を歪曲して慰安婦ハルモニたちの名誉を毀損したことが明らかとなった。『売春婦』などの表現が本のかなりの部分を占めているので、事実上の『本全体の出版禁止』」と述べ、判決を受け入れる意思を示している。

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々な声が挙がっている。主なコメントを紹介しよう。


「表現の自由とかでまかせを言っている奴は全部ぶちこんだほうがいい。慰安婦が民間業者に騙されて人身売買されて募集されたとしても、軍に所属していた慰安所に来て、初めて自分の状況を知った。抵抗すると日本軍から暴力を受け、制圧された。売春婦とは本質的に違う。売春という人には天罰が下る」

「ああいう人が教授か。世宗大学はどうするのだろう」

「困った人だ」

「ああいう売国奴が教授か」

「世宗大学の総長は去勢しろ」

「彼女は『兵士は慰安婦との関係において加害者である。しかし、明日死ぬかもしれない運命を前に彼らが一晩の暖かい“慰安”を求めていたのなら、誰が後指を指すのだろうか』と書いている。小説か?研究書として価値がない。ただの想像に過ぎない」

「国から追放せよ」

「海外で売春している金に狂った韓国キムチ女を厳しく処罰しろ。慰安婦のおばあさんも誤解されている」

「本の論理を適応すれば、職業を紹介すると言って騙されてエビ漁船に乗せられて奴隷船員になった人も自発的に労働していることになる。映画『それでも夜は明ける』のソロモン・ノーサップも自発的賃金労働者と言いたいのか?」

「自分が同じ目に遭ったら、あんなふうに表現できるのだろうか。本の要約を読んだけれど、日本軍を合理化しようとしている態度に反吐が出る。それを女性が書いたということにまた驚愕する。表現の自由だと?被害者の女性たちがまだ生きているのに、よくもこんな本を書いたな」

「パク・ユハを日本に送れ」

「大韓民国の国籍者でないか、日本の安倍政府から巨額のお金をもらっているかだ。人間なら恥を知れ。恥辱的に蹂躙された国民の歴史と人権の前に、印税の欲により、国籍と良心を売り飛ばした人に学者の資格はない」

(編集 MJ)


【歴史戦第9部 南京攻略戦】 (3)「婦女子に手をかけてはいけないと厳命されていた」 

2015-02-17 22:17:42 | 時評
支那大陸に数十万の日本軍がいたが、南京に限って、急に日本軍が
凶暴に為るのか、実に不可解である。生命のやり取りをする戦場では、
軍隊が急変する事は、考えられない。

習近平が、南京大虐殺と言う訳は、政治的プロバガンダと理解している。




2015.2.17 06:07更新
【歴史戦第9部 南京攻略戦】
(3)「婦女子に手をかけてはいけないと厳命されていた」 憲兵配置…略奪・強姦ありえない

http://www.sankei.com/life/news/150217/lif1502170003-n1.html

「戦争中も軍規は守られていた」と話す橋本光治さん(池田祥子撮影)
 昭和12年12月の南京攻略戦をめぐる東京裁判の判決は、旧日本軍が残虐の限りを尽くしたと断定した。
 日本兵は市内に群がってさ まざまな残虐行為を犯した。まるで野蛮人の一団のように放たれ、何の規律もなく、多くの兵は酔っていた。何ら口実もないのに中国人男女や子供を殺害し、死 体は大通りに散乱、幼い少女や老女も含めて強姦(ごうかん)事件を起こし、射殺しては多くの住宅から略奪品を運び去った…。
 これが真実ならば、規律と統制を失った集団の、見るに堪えない不法行為の数々である。だが、元将兵の証言によると攻略後の城内は虐殺とはほど遠い平穏さがあった。加えて、軍には厳しい規律があったとの証言もある。
 「私だけでなく戦友や日本軍の名誉にもかかわる。悔しい思いをしました」
 元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長の橋本光治(99)は、身に覚えのない「虐殺者」の汚名を着せられたことに、今も怒りを禁じ得ない。
 昭和62年から平成元年にかけて、橋本の部下だった元上等兵らが出版した3冊の本の中で、橋本は「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴(しゅりゅう)弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と描写された。
 橋本は名誉毀損(きそん)で元上等兵らを訴え、「客観的証拠もなく、真実とは認めるに足りない」として、1審から最高裁までいずれも橋本勝訴の判決が下った。そもそも、当時の郵便袋の大きさでは、成人男性を到底入れることはできなかった。
 「戦争中も軍紀は守られていた。そんな残虐行為ができるわけがない」
 橋本は昭和12年12月13日に南京入りし、23日まで城内外の敗残兵の掃討に参加した。翌月下旬に南京を離れるまで、1度だけ長江(揚子江)河畔の下関という場所で、捕虜となった中国人の男が使役されているのを目撃したが、一般住民の姿は見かけていない。
 「婦女子に手をかけてはいけないと厳命されていたし、夜間外出は禁止され、任務以外に自由な時間はありませんでした」
■ ■ ■
 橋本は日本の司法制度のもと、名誉を回復することができた。しかし、東京裁判は、元将兵にとって「身に覚えのない蛮行」の数々を断罪、弁護側の反論は一切聞き入れられなかった。
 判決では「攻略後最初の2、3日で1万2千人の殺害」という検察側の証言だけを採用した理由には触れられず、「1カ月間で2万の強姦」も数字の明確な根拠が示されなかった。
 こうした「不法行為」の多くが行われたという城内の「安全区」で、将兵はどう振る舞ったのか。軍は細心の注意を払っていたという証言がある。
 「安全区の掃討には厳重な命令がありました」
 南京戦に参加した元将兵らが集まり平成19年に東京で開かれた「南京陥落70年国民の集い 参戦勇士の語る『南京事件』の真実」で、元第9師団歩兵第7連隊伍長、喜多留治=当時(89歳)=はそう話した。
 安全区では、軍服を脱ぎ捨てて民間人になりすました便衣兵の掃討が、南京城陥落直後の昭和12年12月14日から始まり、喜多はこれに参加。安全区の警備も担当した。住民に十分配慮することや、掃討では将校の指揮に必ず従うことを命じられたという。

掃討は同じ師団の金沢と富山の連隊が担当し、他部隊が安全区に入らないよう「金沢」「富山」という合言葉まで使っていた。喜多は略奪や強姦は「ありえないことです」と語った。
■ ■ ■
 南京攻略戦に参加した元陸軍第6師団歩兵第47連隊の獣医務曹長、城光宣(じょうこうせん)(98)も軍紀で思い出すことは多い。
 城は日米開戦後の昭和17年末に南方作戦に参加するまでの5年間の大半を中国戦線で過ごした。その間、城らは中国人の集落に駐留することもあった。日本軍と住民を分けるため集落の中央に線を引き、住民側に一歩も入ってはならないと厳命された。
 「憲兵がおりますけん、違反はできんし、われわれも絶対にせんかった。軍紀はそれほど厳しかったとです」
 東京裁判で弁護側は南京攻略戦はほかの戦場と変わりなかったと反論している。城も中国戦線で軍の規律が一様に保たれていたと強調した。
 ではなぜ、南京での「残虐性」がここまで突出するのか。城は「おかしかことですたい」と言って、ため息をついた。
(敬称略)


「旅券返納」と「報道の自由」は別次元の話だ

2015-02-13 22:19:29 | 時評
東洋経済の日頃の報道に、似つかわしく無い記事に意外感を持っている。

ISILの述懐と同じ、やらせを感じる。
深層は、闇の部分が大きい。


「旅券返納」と「報道の自由」は別次元の話だ
東洋経済オンライン 2月13日(金)6時5分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150213-00060616-toyo-int

 シリア北部への渡航計画を一部新聞紙面に記事として掲載されたのを機に、外務省から旅券の返納を命じられた新潟市のフリーカメラマン。今回の返納命令は、生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づくもので、同規定を適用した返納命令は初めてだ。

【詳細画像または表】

 このフリーカメラマンは2月12日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、「パスポートを失うことはフリーカメラマンの仕事を失うということであり、私の人生そのものが否定されること」「悪しき先例となり、他の報道関係者まで強制返納を求められ、報道の自由、取材の自由が奪われることを危惧している」と述べた。

 しかし、今回の事例はかなり特殊なものだ。イスラム国支配地域への空爆を強化している国々に迷惑を掛けないようにするため、政府がこの人物の渡航阻止に力を注いだことは理解できる。職業が「フリーカメラマン」であることはまったく関係なく、「ビジネスマン」であろうが、「政治家」であろうが、渡航をしないように強く求めるはずだ。「報道の自由」とセットで論じるようなものではない。

東洋経済オンライン編集部


邦人人質事件受けジャーナリストら「対テロ戦争によらない平和を」

2015-02-10 06:19:18 | 時評
国家と認定されない組織との戦闘行動は戦争ではない。当然の事が、度外視される頓珍漢慰にあきれる。
日本と支那との間には、戦争は無かった。事変と言う戦争を髣髴させる状況はあったが、支那には統一国家は
存在しなかった。支那には戦後70年の戦勝を祝うのに不都合な歴史である。
最近、日中戦争と言う事が多くなったが、中国のプロバガンダに過ぎない。

ISILや、アルカイダなど、テロと認められる組織は、多数存在する事が、今回の人質事件で知られてきた。

対テロ戦争が不当なのは、ISILは国家と認識されていないために、自衛隊の救出部隊が派遣できない事である。
政府組織があって、警察機構が秩序を維持しているなら、社民党又市幹事長の警察でと言う説明も説得力を持つが
ISILがシリア、イラクに活動し、シリア政府、イラク政府の領域とも認められない為に、又市氏の言葉は的外れである。
その点で、国家組織であるイラクとは懸隔される。

中東における海賊退治と同じ山賊退治と形容するが、妥当であろう。

福島瑞穂氏、伊藤和子氏など弁護士が敢えて、戦争と言う誤謬をする事態に、懸念がある。

国家対国家の武力行使は戦争になる事も考えられるが、未国家とは戦争にはなり得ない。
従って、テロ戦争ではなく、テロ討伐までである。

通常の警察力を超える治安維持行動に不明の思考をもたらす言動には憂慮している。



邦人人質事件受けジャーナリストら「対テロ戦争によらない平和を」
http://www.alterna.co.jp/14517
中東の過激派「イスラム国」による邦人人質殺害事件を受け、ジャーナリストや弁護士、NGO関係者が意見を訴える集会が4日、都内で開かれた。発言 者からは、日本が今後「テロとの戦い」に巻き込まれ、過去に積み上げてきた平和外交の実績が損なわれることを危ぶむ声が相次いだ。(オルタナ編集委員=斉 藤円華)

集会で発言するジャーナリストの志葉玲氏=4日、都内で
集会は社民党の福島瑞穂参院議員が呼びかけた。イラクやガザ地区など、戦地での取材経験が多いジャーナリストの志葉玲氏は、イスラム国が勢力を拡大 した背景に言及。「原因はイラク戦争にある。イスラム国の残虐な行為は、イラク戦争後に(米国が後押ししシーア派が占める)イラク政府の治安部隊がスンニ 派に対してやってきたこと。スンニ派住民にとって、確かにイスラム国はひどいが、イラク政府よりはまだマシという状況がある」と分析した。
さらに志葉氏は、「大量破壊兵器がある」との誤った情報をもとに行われたイラク戦争について「検証しなければ同じ過ちを繰り返すことになる。『テロとの戦い』という言葉に流されず、きちんと考え行動しなくてはいけない」と述べた。
新聞労連の新崎盛吾委員長は、読売・産経の各紙が朝日新聞のシリア取材を批判している点に触れた。新崎氏は「ジャーナリストが危険地域に行くことを 阻む雰囲気が一番怖い」と述べ、「(対テロ戦争に傾斜する)欧米への追随を改めなければ、従来親日的だった中東など、海外の日本に対する見方が悪化する」 と危惧した。
国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」事務局長の伊藤和子弁護士は「米国はベトナム戦争後、戦争から距離を取ってきた。しかし9・11同時多発 テロを契機に、再び好戦的になった」と指摘。日本が今回の事件を転換点に「今後、平和とは全く逆方向に向かうのではないか。(事件が)ショック・ドクトリ ン(惨事に便乗した制度変更)となる」と懸念した。
その上で伊藤氏は「世界の対立が深まる今こそ、憲法9条を活かした外交を行う必要がある」と述べ、日本は対テロ戦争によらない平和を実現すべきとの考えを示した。



パイロットも殺害していた「イスラム国」の非道

2015-02-04 16:25:57 | 時評
後藤健二氏の死亡の知らせに日本は悲しみを感じた。

ヨルダンムアズ・カサスベ氏の殺害に、大きな怒りを感じた。
人間のする事か。ISILの非道は許し難い。

世界は引き続く、テロに対する対策を急速に実行する必要がある。

犠牲者をこれ以上増やさないために、


パイロットも殺害していた「イスラム国」の非道
ニューズウィーク日本版 2015/2/4 15:18 アレッサンドリア・マシ
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150204-00142968-newsweek-nb

イスラム教スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)は3日、ヨルダン空軍のパイロット、モアズ・カサスベ中尉の「処刑」場面とする映像 を公開した。カサスベは昨年12月、ISISに対抗するアメリカ主導の「有志連合」の空爆作戦に参加中、搭乗していたジェット戦闘機が墜落して拘束されて いた。

 ヨルダン政府はカサスベの死亡を確認。しかも軍によると、ISISがカサスベを殺害したのは約1カ月前の先月3日だったという(根拠は不明)。先月末以 降、ヨルダン政府は収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放と引き換えに、カサスベや日本人ジャーナリストの解放を求めて交渉を続けていたが、その時点で カサスベは死亡していたことになる。

 ISISは今週「信者たちの心の癒し」という動画をネット上で公開し、そこには「処刑」とされる凄惨な映像が含まれている。動画からのキャプチャ画像もISIS関連のツイッターで拡散されているが、個々の写真の真偽は定かではない。

 これまでのISISの動画と同様、今回の動画もニュース映像から始まる。ヨルダンのアブドラ国王が、国軍のパイロット全員が有志連合にすすんで参加したと語る映像だ。

 その後カサスベが姿を見せ、用意された声明原稿を読み上げる。シリアの都市ラッカを攻撃する有志連合の空爆に、どこの軍隊から何機が参加しているか説明している。

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 動画の音声は、カサスベの殺害について、ヨルダンが有志連合に参加したことが理由だと語っている。有志連合にはヨルダンを含めて約60カ国が参加しているが、その関与の度合いは国によって様々だ。

 オレンジのつなぎを着せられたカサスベと見られる人物は、ベージュ色の戦闘服とマスクを身に着けたISISの兵士と見られる一群に囲まれ、檻に入れられ ている。檻の中の人物には全身に燃料のようなものがかけられ、地面に撒かれた燃料が導火線のように続いている。そこに火が放たれる。

 この事態にヨルダン政府は、ISISへの「報復」と「制裁」を宣言。直後に、リシャウィの死刑を執行した。

ヨルダン、リシャウィ死刑囚ら2人の刑執行 操縦士殺害で報復
AFP=時事 2月4日(水)12時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000024-jij_afp-int


ヨルダンの国営テレビが放送した、アンマンで起きた連続自爆攻撃への関与を自白するサジダ・リシャウィ死刑囚の映像から取得した画像(2005年11月13日取得)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(一部更新)ヨルダン当局は4日午前4時(日本時間同11時)、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国 (Islamic State、IS)」による同国人パイロット、モアズ・カサスベ(Maaz al-Kassasbeh)中尉殺害への報復として、同組織が釈放を要求していたサジダ・リシャウィ(Sajida al-Rishawi)死刑囚(44)を含むイスラム過激派組織のメンバー2人の死刑を執行した。政府報道官が明らかにした。

ヨルダンの女死刑囚は「イスラム国の重要なシンボル」 専門家

  報道官がAFPに語ったところによると、リシャウィ死刑囚と共に刑が執行されたのは、イスラム国の前身に当たるイラクの過激派組織「イラク聖戦アルカイダ 組織(Al-Qaeda in Iraq)」のメンバーだったジャド・カルボリ(Ziad al-Karboli)死刑囚。

 治安筋によると、刑は首都アンマン(Amman)南方のスワカ(Swaqa)刑務所で執行された。

 リシャウィ死刑囚は、2005年11月9日にアンマンでホテル3か所が標的となった同時爆破事件に関与したとして死刑判決を受けて収監されていた。

 イスラム国は人質にとっていた後藤健二(Kenji Goto)さんとリシャウィ死刑囚との交換を要求し、聞き入れられなければカサスベ中尉を殺害すると脅迫していた。【翻訳編集】 AFPBB News


後藤健二さん殺害か 投稿動画、複数のアングルで構成 周到な編集

2015-02-01 12:16:06 | 時評
後藤健二氏の事件に哀悼の辞を、贈りたい。
先の、湯川榛名氏の件といい、日本はスンニ派過激組織に翻弄された。

その間の経緯を思い起こせば、テロに対する戦いの中で、日本は如何なる選択肢を
有しているのが、現状を省みる事が必要である。

兇徒に対して邦人の保護とは、自由意志の個人に対して、政府の活動は限定される。
海外へ渡航する日本人に対し、危険性の周知は外務省にのみ負わされた事由ではない。
少なくとも、空港、航空関係者は、事前チエックが義務付けられよう。

メデイア報道には、健二を殺すのは安倍晋三首相だと言うが、間違いにも程があろう。
日本国民の安全を確保し、今回の事態で、最も痛みを感じていたのが、我々の指導者である。
さらに、ナイフはスンニ派過激組織の犯行者の手に握られていた。同様に健二の生命も
握られていたと言う事実を認めようではないか。

反省を述べれば、日本国が日本人の安全を図るのに、憲法はいかに作用したかである。
自分達が誠意を持っていれば、危険はありえないという安全神話の崩壊である。

メデイアには、日本人もテロに狙われる事態になったと書くが、この事件以前にも
テロによる殺害はあった。今回のスンニ派過激組織がネットを活用し、日本の周辺まで
接近して、サイバー攻撃とはまた一段と違った対応を迫られた。これが、ネットを封鎖して
鎖国状態に置けば、解決すると言った問題でも無い。身近な人々が、スンニ派過激組織に
情報や政府の内情を教えていると言う噂も同時に流された。

あらゆる情報がネット上を飛び交い、人々のリテラシーに思いが至る。
メデイアの報道は、概して似通っていた、TBSのイスラム国特集にはテロを応援するのかと、
批判が集中した。

現在もシリアに朝日新聞記者が、外務省の危険報知を無視して取材活動を続けていると
聞くが、彼らは、何も見ず、何も反省する意志は無い様に見受けられる。

自己責任論が事件の渦中で語られた。痛切に感じられる事は、日本政府、外務省には
手段の選択は、一度として、訪れ無かった事である。スンニ派過激組織の二度目の要求は
ヨルダン政府とヨルダン国民を苦しみの中に追い遣った。この間のヨルダンには
同情と感謝の念が堪えない。スンニ派過激組織は、周囲の悲嘆を糧に勢力拡大を狙うなら
世界は、彼らと妥協する余地は無い。メデイアは故意か、偶然か有志国に安倍晋三首相が
入りたがっていると捏造を報道した。

これは、一国の指導者に対するいわれなき中傷である。

この中傷とも、侮辱とも、捏造とも感じ取れる事態に、心が痛む。

テロに加担する人々と、メデイアには、極めて、冷静ではいられない。
イスラム国と同等の意識が生じる。彼らは撲滅すべき対象である。




後藤健二さん殺害か 投稿動画、複数のアングルで構成 周到な編集

withnews 2月1日(日)6時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150201-00000002-withnews-int

イスラム国」に人質となっていた後藤健二さんが殺害されたとみられる動画がインターネット上に投稿された。動画は岩場のような場所で撮影され、後藤さんとみられる男性がひざまづき、黒づくめの男がナイフを持って立っている内容。複数のアングルから撮影されたカットで構成され、時間をかけて編集をした跡が見られた。

【画像】ナイフを持った覆面の男、複数のアングルから編集された動画
約1分の動画、複数カットで構成

 動画の長さは約1分。最初に「日本政府へのメッセージ」というタイトルで始まる。「イスラム国」のものと思われる黒いロゴが画面に入っている。カメラは複数のアングルで撮影されている。湯川陽菜さんと一緒に撮影された最初の動画と同じように、正面からの映像と、斜めから撮影された映像が組み合わされている。男は「日本の悪夢が始まる」とのメッセージを発していた。
後藤さんは昨年10月にシリア入り 国王「パイロットはヨルダンの息子」

 後藤さんの解放を巡っては、ヨルダン軍パイロットと、ヨルダンで収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚との「人質交換」の交渉が浮上。生存の証拠を示すよう強く求めるヨルダン政府に対し、過激派組織「イスラム国」からの具体的な反応がない状態が続いていた。

 後藤さんは番組制作会社を経て、1996年に映像通信会社「インデペンデント・プレス」(東京都港区)を設立。自ら小型ビデオカメラを持って戦場や紛争地帯で取材活動を続けてきた。昨年10月下旬にシリアに入り、その後「イスラム国」側に拘束されたとみられる。

 ヨルダン軍のパイロットはムアーズ・カサースベさん。昨年12月、シリア北部ラッカでの軍事作戦中に戦闘機が墜落、「イスラム国」の人質になった。ヨルダンは昨年9月からシリア領内でのイスラム国に対する米主導の軍事行動に参加していた。

 ヨルダン国内では軍事行動に加わることへの反対も多く、パイロットの救出を優先するよう求める世論も根強い。ヨルダンは日本から多額の資金援助を受ける伝統的な友好国だが、後藤さんの解放をめざす日本政府と、国内世論の間で「板挟み」になっていた。

 地元メディアによると、ヨルダンのアブドラ国王は25日の主要紙の編集長との会合で、パイロットの救出が最優先課題だ、と述べたとされる。しかし、ヨルダン政府はパイロットの生存確認を求めていたが、「イスラム国」側からは安否について具体的な証拠が示されず、こう着状態が続いていた。
リシャウィ死刑囚、イスラム国で「英雄視」も

 一方、イラク人のリシャウィ死刑囚は2005年11月、ヨルダンの首都アンマンで起きた連続爆破テロにかかわったとして逮捕され、06年に死刑判決を受けた。当時の国選弁護人によると、リシャウィ死刑囚は03年に始まったイラク戦争で、兄弟3人を米軍の攻撃で失ったという。

 リシャウィ死刑囚はホテルの結婚式場を爆破するため、全身を覆う黒い衣装に爆発物を隠し持って侵入したが、起爆に失敗。一緒に犯行に及んだイラク人の夫が自爆した後に逃走し、親族の家に隠れていたところを逮捕された。「イスラム国」の前身組織「イラクのアルカイダ」を率いていた故ザルカウィ容疑者が犯行声明を出した。