あなたへ

・久しぶりに映画館で映画を観た。
・高倉健は歳をとらないなー、いい歳のとりかたをしているなーというのが感想だ。
・最近観た昔の映画「東京物語」のような、たんたんとした話の展開がいい。これこそが、日本映画の真骨頂だ。
・主人公の心情が伝わり、高倉健の過去（江利チエミとの別れ）を彷彿させるとともに、現代の葬儀事情なども織り込んでいる。
・散骨もいいな・・・・・
・海も悪くないが、畑にまいてもらえば、石灰の代わりになるか・・・・・
・高齢化社会、お墓ばかり増えるのもどうも・・・・
・亡き妻と韓国を旅行したおり、列車の窓から見える低い山々に、土饅頭が多く見られた。同行した旅行者の方に伺うと、韓国のお墓だという。妻は焼かれるのは熱いからいやだ。私も土葬がいいと、その時いった。日本では土葬は許可されていないので、焼いた。土葬では、いずれ、どの山も墓で埋まってしまわないか？
・借りている宇佐美の夏みかん畑に通ずる道の右側にお墓があるが、古い石塔を使って壁にしている。せめて文字を削って使えばいいのに、残ったまま使われると、冒涜しているようで、切ないものがある。
・自宅から玉川上水駅に行く途中、大きな霊園の中を通ると近道だ。霊園の片隅に、無縁仏の石碑が集められている一角がある。まとめて回向している風ではなく、まとめて廃棄しているような感じだ。
・青梅インター近くにある、妻の墓におまいりして帰る。めずらしく、最近、誰か参ったようで、カサブランカを主にした新しい花束がそなえてあった。誰が来たのだろう？
・毎月１回は、来ているが、９年経った今では、わたしの他に花を手向ける人はほとんどいなくなった。
・墓地不足が話題になっている一方で、無縁化している墓も少なくない。
・この霊園には、まだ空きが相当目立つ。
・映画館は高齢者でいっぱいだった。
・暇を有している高齢者をターゲットにした映画作りが最近のヒットの要件だ。
（Movix昭島）
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