手前味噌作り５年目

・今年もやってきました味噌作りの季節。
・中伊豆地区の大豆生産農家さんの味噌作りグループに参加させていただき、本格的な味噌作りを始めて３年目。
・昨年同様、ＪＡ韮山の味噌作り工房にて行う。
・何を勘違いしたか、先月の同じ日の午前９時に、こちらに来たものの、時間が過ぎても誰も来ない、１０時過ぎに、４～５人の女性が来たが、顔見知りの人がいない。しばらくすれば、いつものメンバーが揃うだろうと待っていたが、来ない。メンバーの一人のＵさんの携帯に電話を入れる。なんと、１ケ月、日にちを間違えていたのだ。
・そんな、エピソードでみなさんに笑われながら、今年の味噌作りが始まった。
・今年は、奮発して、黒大豆と青大豆をそれぞれ１樽作ることにした。
・黒大豆は大豆そのものが高いが、栄養価が高そう。青大豆は、黒大豆ほどは高くはないが普通の大豆よりは値がはる。味噌作りの過程で、茹でて、冷ましたあとに、米麹と塩をまぶした時につまみ食いすると、うまいのが青大豆だ。昨年。青大豆で味噌を作ったＳさんの感想が「まろやかでおいしい」というので、今年、これに決めたいきさつがある。

・ちなみに、晩酌のおつまみにと、少しだけ、ビニール袋に入れて持ち帰ったが、塩気がきつすぎて、だめだった。時間が経つと、豆に塩分がしみこみすぎるようだ。こんどは、青大豆を茹でて、塩麹を加減して。おつまみ用のものを別途作ってみようと思う。
・麹といえば、このメンバーは、麹屋さんに、米を持ち込んで、作ってもらっている。わたしの分は、これを分けていただいた。
・麹屋さんに行ってきたＵさんの話によると、テレビ放映の影響で、今、塩麹がブームになっているということで、麹作りが忙しく、麹屋さんの自家製味噌作りは５月過ぎになるという。
・黒大豆樽の方は、東京の姉のところに後日届けることにしている。
・先日、その姉と藤沢にいる妹が、河津桜を見に、我が家に寄ったおり、妹曰く、兄さん作った味噌はとても美味しかった（東京の姉に分けてもらったとのこと）と、おだてられた。
・我が家の２年物は、カビが多くなり、イマイチ味が落ちた。
・手作り味噌は防腐剤を入れていないので、やはり、1年以内に食べてしまった方がいいようだ。
・今回のメンバーの一人は、カビは混ぜ込んでも毒にはならないが、やはり、味覚保持の観点から上側を削って捨てているとのこと。
・味噌作りは、何度やっても新しい学びがある。