ビワの実

千成瓢箪のごとく実がびっしりついた大きなビワの木。野辺の柿が子供に見向きもされずに朽ち落ちるのと同様、ビワの実も取る人も無く、しなびて落ち始めている。
それでいて近くのスーパーでは売っているのだ。わざわざ木に登ってあぶない思いをして採るよりもスーパーで買った方が価値的なのか！？
子供のころ、近所の家にあった大きな柿の木に登り、柿を採っていて枝が折れ、危うく落ちそうになったことをいまでも鮮明に思い出す。たしか、渋柿だった。
（itou_usami）

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