炭鉱トロッコ列車

・孫のリクエストで、JR函館駅前WAKO６Fにある「北海道鉄道博物館」に行く。
・今にも店じまいしそうな古びたデパート６階に登ると、そこは鉄道ファンなら１日いてもあきないであろう、鉄道関連グッツが、収集・展示してある。館長自身がいかにも鉄道マニアといった雰囲気をかもし出している。鉄道グッツに囲まれて過ごしているのが至福の呈である。
・夕方だったせいか、お客は、われわれ４人きり。パスポートなるものを買う。これで、北海道鉄道博物館特別展示室、炭鉱トロッコ鉄道、ジオラマ運転など全てを体験できる。
・孫は炭鉱トロッコが気に入り、２度も試乗した。炭鉱トロッコは２路線あり、１つは、２台連結のトロッコを車輪をレール用に代えた電動シニアカーを動力車に、炭鉱内を模したトンネル内を走る。１周目は、運転手でもある館長の説明入りでゆっくりと、２周目は、スピードを上げて走る。短い距離だがなかなか迫力がある。電動シニアカーの意外に強力なパワーに驚いた。
・もう１系列は、同じくトロッコが２台連結されている。何で動くのかな？娘婿が人が押すのでは？という間もなく、館長が後ろから押す。人力トロッコだ。館内に置いてあるいろいろな鉄道グッツを見ながら、２周する。
・今回の函館旅行で気になったのは、市内のビルや商店に空室（貸し）がやたらに多かったことだ。東日本地震被災地はもとより、地方の疲弊の現状は思った以上、深刻だ。