狼煙（のろし）リレー

・中伊豆・大見城址で狼煙（のろし）リレーがあるので来て見ないかと、知人に誘われ、写真を撮りに出かけた。
・これは、「第24回国民文化祭・しずおか2009」のイベントの一環として行われるもので、大見城址（柳瀬）、狩野城址（本柿本）、丸山城址（八木沢）、柏久保城址（柏久保）の４つの城址から狼煙を上げるもの。
・最近、山上までの道が整備された大見城址は、城の痕跡は残っていない。
・山頂から少し下った場所に、トタンで囲い、この中に、杉葉などの生葉をくべて煙を出す。
・あいにく、風が強く、煙が横に広がってしまい、まっすぐ上に登らない。向かい側の山に登る狼煙が見えるはずだが、そちらも風が強いようで、見えない。
・わずかに、風が凪いだ瞬間があり、急いでシャッターを押した。
・進行係りの人が、他の城址と、携帯で連絡を取りながら、狼煙リレーを進行していたが、狼煙での合図は出来なかったようだ。
・昔、狼煙で合図・連絡したそうだが、近況の連絡時に、風が吹いていた場合、役にたったのだろうか？
・携帯で詳しく情報交換できる現代だが、往時をしのんで、狼煙リレーなんてオツなものだ。
・この日は、あいにく曇っていたが、大見城址からの眺望は、目の前に富士山の雄姿が見えるはずだ。
・山といっても、小高い丘程度の距離だから、気軽に登って、富士山を眺めながらの、おにぎり弁当が似合う。
・同城址の通路整備計画には、山頂にあずまやを建てるそうだが、切り株に腰掛けた方が風情があるのでは・・・・・