今日は、龍勢ヒルクライムに出てきました。
前日から天気予報は雨だと言ってましたが、起きたときは曇天でした。
もしやと淡い期待をいだいて、車に乗り込んだ瞬間雨が来ました。
その後、しとしとと雨が振り出してテンション急降下状態になりました。
このレースは、秩父のもうちょい奥で開催され、割と家から近いのが魅力でした。
エントリーも5000円くらいだったと思います、割かし安かったです。
レース会場へは、飯能から国道299号でひたすら秩父を目指しますが、信号が相当少ないだけに結構短時間で行けました。
私のところからで大体1時間半くらいでしたでしょうか。
途中、まだ一度も自転車で走ったことがない、正丸トンネルを通過しました。
このトンネルを自転車で走るのは、ダメですね。
狭い幅員なのにセンターラインにポールがびっちり立っているので、自転車が走ると相当車の邪魔になるでしょう。
そんなプレッシャーに耐えて後ろに車を従えて走りたいというのであれば別ですが・・・
今日は、天気が悪いということで全然気合がはいっていなかったからか、会場にもエントリーにぎりぎり間に合う時間に到着しました。
会場は、吉田総合支所という場所で、旧吉田町役場です。
天気が悪かったからか、支所の中で受付を済ませましたが、出展ブースなど一切ない、超シンプルなレース会場でした。
トイレは、仮設トイレがありましたが、いつも以上に総数が少ない感じでした。
まあた雨かと思うと、いいから帰りたくなる心境でした。
エントリーした5000円がもったいなかったのか、ブログに書くネタがなくなるのが嫌だったのか渋々参戦しました。
雨は嫌は嫌ですが、今まで出た雨のレースで楽しくなかったと思ったことはなかったです。
コケやすいのが怖いところですが、今日はヒルクライムなので割と平気かなと・・
そういえば、片山右京さんがエントリーされてましたね。
よく見ないと気づきませんけど、すごく細身でした。
それでも、スタート時間が近づくにつれ、少し雨がおさまってきたのと、そんなに寒くなかったのが救いでしたね。
でも、スタートするころになってなんとなく気合がはいってきした、よくわかりませんが。
道路上に整列をして、クラス別に3分間隔でスタートしていき、私のクラスは4番目にスタートでした。
最初はかなり平坦にちかい道幅の広い県道をみんなでかっとんでいきます。
時速40km/hくらい出てたと思います。
何キロか走った後、右折して林道みたいな道に入り、幅員が狭くなり差斜度が少しだけあがります。
この林道みたいな道がメインコースなんですけど、林道にしては広いほうなのか、幅員は一応6mくらいありそうです。
最初のうちは、斜度がゆるくて、時速30km/h前後くらいでのこぜりあいが続きました。
ネットで調べたら、7km地点あたりにきつい坂があるって書いてあったし、スタート前に周辺の選手がきつい箇所がある話をしていたので、なんとなく抑え気味で走りました。
と思いましたけど、心拍はすでに170でした。
その後、更に斜度があがって5%とかなんでしょうか。
一応斜度がきつくなったあたりで、脱落者が出始めました。
うーん、遅い選手をかわすにはちと、道が狭いかな。
実際私の前を走行する選手がとなりの選手と接触してやばかったです。
選手がばらけるまでは、なかなか思うように前にいかせてもらえなかったりはします。
それと、やっぱり幅員が狭いんでしょうね、MTBのハンドルが追い越すときに結構邪魔に感じました、怖かったです。
ま、こつこつ気長にいきました。
で、いつになったらきつくなるのだろうと思って走っていたら、全般にマイルドなコースでした。
富士ヒルクライムが大体近い感じ、いや、もうちょっとマイルドでコースが短い感じでしょうか。
斜度がきついところが確かに何箇所かありましたけど、多分それでも10%とかでしょうし、急勾配区間の距離も短めなので大丈夫な感じでした。
自分的には、このコースよりきつい埼玉の峠なんていくらでも知っているし、この峠がだめじゃ埼玉の峠は殆どはしれないんじゃないかと思います。
きつい峠だらけの埼玉でよくこのようなマイルドなコースを開拓したものだと感心しました。
そんなこと言うなら、もっと速く走らないといけませんね。
でも、ちょっと失敗だったのは、今年からコースが延長されて14kmになったと思っていたら、16kmが正解で勘違いしていました。
そろそろゴールだろうと思ってがんばっていたら、あと2kmなんて表示が出てあせりました。
それと、少しなんですけど、数百メートル程度の下りセクションがあるじゃないですか。
時速40km/hは出ます。
もう、今日の天気じゃ本当に嫌です。
路肩は落葉で埋もれていて嫌な感じだし。
祈りながら、アウターで漕いでいると、今度は上り返しのところでグレーチングが、濡れて光沢を放っているじゃないですか。
あでも、練習用のリシオンに比べてPro2Raceのほうが全然安定してますね。
そうそう、コース上にダートセクションが2箇所あるからパンク修理キットを持参してくるように参加証には書いてありましたが、どちらも数十メートル程度でカーペットみたいなものが敷いてあるのでほぼ無問題でした。
リアにトラクションがかかってないと空転しますけど。
さすがに、最後のほうで少したれてきたものの、190以上の心拍であがいて何人か抜いてゴールしました。
今日は、自分的には気持ちよく力を出し切って走れた気がします。
朝食はパンにしてレース前にパワージェルを食べてちょうどいい感じでした。
おなかの調子も悪くならなかったし、結構いい集中力で走れたと思います。
って、肝心のタイムは自分で計測したのだと51分台でしたけど、去年のリザルトを参考にすると結構遅いほうっぽい感じがします。
ま、リザルトが出るのを待ちましょう。
レースなのできついはきついですけど、走っている時間が短いので日産スタジアムのエンデューロに比べればかわいいもんに思いました。
ま、誰かに勝つとかもあるんですけど、やっぱりレースは十分練習をしたほうが気持ちよく走れると思います。
やっぱり、よく練習をしておきたいなと思いました。
ゴール地点もちょっと幅員が広くなった林道なので大して広くないところで選手がごったがえしています。
預けた下山グッズがなかなか発見できず、苦労しました。
玉こんにゃくのサービスがあったのですが、自分のかばんがみつけられずそれどころではありませんでした。
どっちかというと、下山してから食べさせてくれたほうが落ち着いて食えていいのに。
今日は、折角預けた下山グッズは一切利用しませんでした。
帰ってから洗濯するのが面倒だし、そこまで寒くなかったので我慢して一気に下ることにしました。
まあ、寒いといえば寒いのですが、朝の通勤時間帯に比べれば全然平気な感じでした。
私の歴史の中では、雨の中の富士ヒルクライムの下山が一番寒かった気がします。
本当に、死ぬかっていうくらい寒い経験をしたのでそれ以来、しっかり下山グッズを用意してますが今日は使いませんでした。
今日のコースは基本的に一方通行になっていてレースのコースの先がそのまま下山ルートになっています。
下山はバイクが先導してくれますが、これがまた、とてもスローリーでブレーキが面倒でした。
でも、それがうなずけるだけのなかなかの悪路で、結構舗装が陥没したりしてダートになっていたり、本格的に砂利が浮いている区間とか、手前が陥没してて段差がきつくなったグレーチングとかがあるスリリングなコースでした。
案の定、パンクしている人が多かったです。
レースのコースより下山ルートのほうがリスキーなコースでした。
下山をするとみな、足早に散っていき会場は、イマイチ人気がない感じでした。
走ってみて、このレースはやっぱり会場が近くて日帰りでいけてリーズナブルでコースもまずまずだと思いました。
嫌いじゃないです。
次回もエントリーしようかと思います。
あ、自転車は予想通りマッドマックスな感じになって洗うのが大変でした。
今日はやってませんが、BBも掃除しないと多分だめだと思います。