熊谷和彦君は損保時代の小生より幾つか若い同僚である。営業畑で活躍してきた後、現在システム関連部門に籍を置いている。この4月、久し振りに会い、話しする機会があった。
実は彼は熊谷守一の曾孫である。現代作家の多くに影響を与え、美術愛好家の大半がその素晴らしさを認める大きな存在である。作品『やき場の帰り』など、傑作というか作者の魂を感じる絵だ。
熊谷和彦君が仕事以外のもう一つの名刺をくれたが、肩書きが『屋号藤山10代目』となっている。藤山というのは熊谷家の屋号だ。岐阜県中津川市付知(つけち)の名家である。和彦君は熊谷守一の3代後、つまり本家10代目の当主だ。現在熊谷守一記念館はお嬢さんで画家の枢かやさんが守っているが、和彦君も熊谷守一のことを知る数少ない一人だ。彼は「熊谷守一の世界のよき伝承者になりたい」と語ってくれた。(山下透)
実は彼は熊谷守一の曾孫である。現代作家の多くに影響を与え、美術愛好家の大半がその素晴らしさを認める大きな存在である。作品『やき場の帰り』など、傑作というか作者の魂を感じる絵だ。
熊谷和彦君が仕事以外のもう一つの名刺をくれたが、肩書きが『屋号藤山10代目』となっている。藤山というのは熊谷家の屋号だ。岐阜県中津川市付知(つけち)の名家である。和彦君は熊谷守一の3代後、つまり本家10代目の当主だ。現在熊谷守一記念館はお嬢さんで画家の枢かやさんが守っているが、和彦君も熊谷守一のことを知る数少ない一人だ。彼は「熊谷守一の世界のよき伝承者になりたい」と語ってくれた。(山下透)
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