ルノワールが特に好きという訳ではなかったが、友人Riさんに誘われ国立新美術館へ。この日は提携企業のための特別鑑賞日、身内に提携企業関係者がおられるとのことで招待券を頂戴したのだが、観に行ってよかった。やはり近代絵画の巨匠と言われるルノワールの名品たち、想像以上に素晴らしかった。
特に、ルノワールの最高傑作と言われる「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は迫力ある群像画であった。私は暫しの時間、この作品の前に立ち止まって鑑賞してしまったが、これ一点だけでも観る価値ある展覧会であると思う。描かれているのは広場のカフェに集まり笑い興じる男女たち。若い労働者や踊り子たちが仕事や生活の苦労を忘れ、お洒落してダンスに興じる様子が生き生きと描かれている。これらの人々に降り注ぐ木漏れ日が印象的だ。手前に描かれた男性の背中や女性のドレスに光の斑点がそそいでいる。作品にはパリで暮らす人々の屈託ない情景が描かれ、観る者を幸せにさせる・・。
この他、「草原の坂道」「ピアノを弾く少女たち」「田舎のダンス」など見応えある作品が多数あった。会場にはムーランルージュやフレンチカンカンの映画画像も映し出され、楽しい展覧会であった。
画像は館内のビデオによる



特に、ルノワールの最高傑作と言われる「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は迫力ある群像画であった。私は暫しの時間、この作品の前に立ち止まって鑑賞してしまったが、これ一点だけでも観る価値ある展覧会であると思う。描かれているのは広場のカフェに集まり笑い興じる男女たち。若い労働者や踊り子たちが仕事や生活の苦労を忘れ、お洒落してダンスに興じる様子が生き生きと描かれている。これらの人々に降り注ぐ木漏れ日が印象的だ。手前に描かれた男性の背中や女性のドレスに光の斑点がそそいでいる。作品にはパリで暮らす人々の屈託ない情景が描かれ、観る者を幸せにさせる・・。
この他、「草原の坂道」「ピアノを弾く少女たち」「田舎のダンス」など見応えある作品が多数あった。会場にはムーランルージュやフレンチカンカンの映画画像も映し出され、楽しい展覧会であった。

画像は館内のビデオによる


