及川伸一氏の個展。あいにくの雨ではあったが、ご案内を頂戴しながら失礼することが多いので、思い切って出かけた。会場は日本橋のギャラリー砂翁。展覧会名はAndante、アンダンテとは?ふと中学時代に勉強した音楽の速度、“ラルゴ・アダージョ・アンダンテ”を思い出した(笑)。そう、“ゆるやかに”の意味。及川さんは穏やかなお人柄、作品もゆっくり、楽しみながら描いているに違いない。
出品作品はリーウーハン作品を彷彿とさせるいい絵である。及川さん、一皮剥けたのではないだろうか。・・という訳で、暫し美術談義。
最近アメリカのアーティストはコンセプトを明確にし、プレゼンテーションにも力を入れるらしい。いささか行き過ぎな気はするが、及川さんにも作品への思いを文章にすることを薦める。私が好きな絵のジャンルは現代美術。とりわけ何か考えさせる絵だ。抽象作品は、まさに感性と論理のせめぎ合いの世界だが、私を思索の世界に引きずり込むような作品が好きだ。
そんなことを語り合う楽しきひとときであった。益々のご活躍を祈りたい。(TAO・TY)
作家及川伸一氏と出品作品
出品作品はリーウーハン作品を彷彿とさせるいい絵である。及川さん、一皮剥けたのではないだろうか。・・という訳で、暫し美術談義。
最近アメリカのアーティストはコンセプトを明確にし、プレゼンテーションにも力を入れるらしい。いささか行き過ぎな気はするが、及川さんにも作品への思いを文章にすることを薦める。私が好きな絵のジャンルは現代美術。とりわけ何か考えさせる絵だ。抽象作品は、まさに感性と論理のせめぎ合いの世界だが、私を思索の世界に引きずり込むような作品が好きだ。
そんなことを語り合う楽しきひとときであった。益々のご活躍を祈りたい。(TAO・TY)
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