ギャラリー汲美の磯良卓司氏が亡くなった。島達とは磯良さんのペンネームである。そして、この句は2005年横田海展覧会の案内DMに掲載された磯良氏の文章のタイトルである。
磯良さんは画商というより知的な雰囲気の文学青年といった感じの画廊主で、自らアート作品を制作したり、句を作ったりと、クリエイティブな方であった。
この句は、「雨の中、泰山木の下にただ男が佇んでいるという心象風景を詠んだもの」とのことだが、句にも文章にも磯良氏の感性が滲んでいる。磯良さんの文章は味があり、いつも心に残った。
このところ、生きること死ぬことを考えさせられることが多い。磯良さんのご冥福を祈りたい。
(5月28日最後の展覧会会場に飾られた磯良氏の遺影)
磯良さんは画商というより知的な雰囲気の文学青年といった感じの画廊主で、自らアート作品を制作したり、句を作ったりと、クリエイティブな方であった。
この句は、「雨の中、泰山木の下にただ男が佇んでいるという心象風景を詠んだもの」とのことだが、句にも文章にも磯良氏の感性が滲んでいる。磯良さんの文章は味があり、いつも心に残った。
このところ、生きること死ぬことを考えさせられることが多い。磯良さんのご冥福を祈りたい。
(5月28日最後の展覧会会場に飾られた磯良氏の遺影)