テレビのスイッチをひねったら、日本画家堀文子のインタビュー番組をやっていた。作家戸井十月との対話形式によるもので、日本画は小生のコレクション対象ではないのだが、つい見てしまった。
確か、相当のお年、90歳を超えているのではないかと思うが、その若さに驚いた。顔や雰囲気が若いというだけでなく、話から滲み出てくる、ものの考え方や生き方が若いのである。モットーは“群れない、慣れない”ことと語っていたが、大事なことである。画家としても、団体に属することなく、独立して絵に専念しているのだそうだ。
テレビに本人自筆の文章が映し出されていたが、「・・私にはもう老年に甘えているひまなどないのだ。・・」とあったが、“感動するために、一人で世界中を旅している”のだという。素晴らしい生き方だ。(山下)
堀文子
「老年に甘えているひまなど・・・」
堀文子作品『狼魚』
確か、相当のお年、90歳を超えているのではないかと思うが、その若さに驚いた。顔や雰囲気が若いというだけでなく、話から滲み出てくる、ものの考え方や生き方が若いのである。モットーは“群れない、慣れない”ことと語っていたが、大事なことである。画家としても、団体に属することなく、独立して絵に専念しているのだそうだ。
テレビに本人自筆の文章が映し出されていたが、「・・私にはもう老年に甘えているひまなどないのだ。・・」とあったが、“感動するために、一人で世界中を旅している”のだという。素晴らしい生き方だ。(山下)
堀文子
「老年に甘えているひまなど・・・」
堀文子作品『狼魚』