銀座藤屋画廊で多摩美大学院出身の作家たちの展覧会『歩一歩展』が開催されている。小林まどかさんはアートNPO主催の展覧会DMのデザイン制作でお世話になった若手作家である。知的で優しそうな雰囲気の素敵な女性である。だが鉄塔などの作品は力強い。
かつて多摩ニュータウンで見た土塊やショベルカー、空に聳える鉄塔などの風景が原点となり、特に鉄塔シリーズを描き続けている。その華奢な感じのどこにそんな迫力があるのだろうかと思わせる作品だ。 米谷清和氏など多摩美大時代の先生とも違う画風だ。小生、鉄塔シリーズとはいってもそれほど見ているわけではないが、今回の発表作はなかなかいい。勿論鉄塔だけでなく都会の人の群れなどの作品もいい。
まどかさんは現在横浜の高等学校で美術も教えている。今後益々のご活躍を祈る。(山下透)
(作家まどかさんと今回出品作品)
かつて多摩ニュータウンで見た土塊やショベルカー、空に聳える鉄塔などの風景が原点となり、特に鉄塔シリーズを描き続けている。その華奢な感じのどこにそんな迫力があるのだろうかと思わせる作品だ。 米谷清和氏など多摩美大時代の先生とも違う画風だ。小生、鉄塔シリーズとはいってもそれほど見ているわけではないが、今回の発表作はなかなかいい。勿論鉄塔だけでなく都会の人の群れなどの作品もいい。
まどかさんは現在横浜の高等学校で美術も教えている。今後益々のご活躍を祈る。(山下透)
(作家まどかさんと今回出品作品)