TAOコンサル『市民派アートコレクターズクラブ』

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窯変天目茶碗に魅せられた宮村秀明氏陶芸展

2013年10月05日 | 注目の現代美術作家と画廊散歩

 ボストン在住の陶芸家宮村秀明氏の作品展がギャラリー桜の木で開催されている。窯変天目茶碗に魅せられて、数知れぬ釉薬研究と1300度を超える高温実験を繰り返した末に生れた作品は吹きガラスのような繊細な美しさを放っている。
 これまでも、ゴッホの「星降る夜」を思わせる結晶釉の「StarryNight」などを発表して来たという。日本人としての感性と米国の風土によって育まれてきた作品には、日本のものとは違う艶やかな色気がある。
 私は子供たちが住んでいることもあって米国が好きだ。そんな訳で、ワイン酌み交わしながら作品制作のことだけでなく、ボストンのことなど楽しく語り合った。(TAO・TY)
 
宮村氏と暫し歓談
宮村氏は左端