市民派アートコレクター・山下さんと銀座でばったり遭遇。その流れで、3人の画家のみなさまと集う場に、いきなりご一緒させていただくこととなりました。3人とは初対面。私はシロウトですから、失礼ながらお名前も作品も存じ上げません。画家・3人のお名前は、奥田良悦さん、矢野素直さん、三浦康栄さん。
奥田さんは、表情までをも大きく蟻を描く作家さん。矢野さんは、中川一政の孫弟子。三浦さんは、休日画家を長年貫いてきた方。3人の口からは、絵や美術に対する思いが次から次へと展開していきます。古今東西・画家の話、ギャラリーの話、コレクションの話、などなど、それぞれの強烈な個性が、会話からも表情からも、ぐいぐいと伝わってくることもあって、シロウトの私もその世界に楽しく惹き込まれていったのでした。芸術家の方には、眉間にシワ寄せて喧々諤々緊迫ムード、というイメージがな~んとなく持たれがちですが、そんなイメージは一瞬にして彼方へ。みなさん、ご近所の愉快で気さくな人たちという雰囲気。ドシロウト向きに噛み砕いた解説までつけてくださって、ありがとうございました。
このようにこの日、私は、3人の画家たちの作品を全く知らずして、先に画家ご本人を知ってしまうという珍しく貴重な体験を得たことになります。そのため、会話の節々から「この方はどんな絵を描くのだろう」などと想像を巡らせることができたのは、個人的な僥倖。目の前にたくさんの画家さんの作品をぶわーっと並べて、「はい、奥田さん、矢野さん、三浦さんの作品がこの中に一点ずつあります。さあて、どれだ?」なんていうクイズがあったなら、どうでしょう。けっこうな確率で私は正解を選び出せるような気がしています、エッヘン、オッホン。…まだまだ甘いね、浅いね、なんて一笑されそう。
答え合わせをするためにも(正解はないのかもしれませんが)、3人の方たちの個展に行く機会を楽しみにしていたいと思います。(山本理絵)
※向かって左から、奥田さん、矢野さん、三浦さん。
(奥田さんと矢野さんは春陽会に所属しています。)
奥田さんは、表情までをも大きく蟻を描く作家さん。矢野さんは、中川一政の孫弟子。三浦さんは、休日画家を長年貫いてきた方。3人の口からは、絵や美術に対する思いが次から次へと展開していきます。古今東西・画家の話、ギャラリーの話、コレクションの話、などなど、それぞれの強烈な個性が、会話からも表情からも、ぐいぐいと伝わってくることもあって、シロウトの私もその世界に楽しく惹き込まれていったのでした。芸術家の方には、眉間にシワ寄せて喧々諤々緊迫ムード、というイメージがな~んとなく持たれがちですが、そんなイメージは一瞬にして彼方へ。みなさん、ご近所の愉快で気さくな人たちという雰囲気。ドシロウト向きに噛み砕いた解説までつけてくださって、ありがとうございました。
このようにこの日、私は、3人の画家たちの作品を全く知らずして、先に画家ご本人を知ってしまうという珍しく貴重な体験を得たことになります。そのため、会話の節々から「この方はどんな絵を描くのだろう」などと想像を巡らせることができたのは、個人的な僥倖。目の前にたくさんの画家さんの作品をぶわーっと並べて、「はい、奥田さん、矢野さん、三浦さんの作品がこの中に一点ずつあります。さあて、どれだ?」なんていうクイズがあったなら、どうでしょう。けっこうな確率で私は正解を選び出せるような気がしています、エッヘン、オッホン。…まだまだ甘いね、浅いね、なんて一笑されそう。
答え合わせをするためにも(正解はないのかもしれませんが)、3人の方たちの個展に行く機会を楽しみにしていたいと思います。(山本理絵)
※向かって左から、奥田さん、矢野さん、三浦さん。
(奥田さんと矢野さんは春陽会に所属しています。)