

「グラッチェ、セニョール、セニョリータ」。エッチな医学漫談で楽しませてくれたケーシー高峰が亡くなった。客いじりと間が絶品で、大好きな芸人の一人だった。その芸名は、懐かしの医療ドラマ「ベン・ケーシー」から取ったとか。で、ケーシーさんは漫談の時はいつも白衣を着ていたが、医者や美容関係者が着る白衣の一種は“ケーシー型”と呼ばれ、その名の由来もこのドラマにあるという。
「男、女、誕生、死亡、そして無限」のナレーションとともに、黒板に♂ ♀ * + ∞がチョークで書かれる。そしていきなりストレッチャーで運ばれる患者が写り、印象的なテーマ曲がバックに流れるというオープニングが衝撃的なドラマだった。ケーシー役のビンセント・エドワーズは「コンバット」のサンダース軍曹ことビック・モロー同様、この役のイメージが強過ぎて残念ながら俳優としては大成しなかったが…。未見だが「外科医・大門未知子」というドラマにベン・ケーシーという名の猫が出てくるらしい。
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