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ジャン・リュック・ゴダールの映画

2022-09-14 00:07:48 | 映画いろいろ

 ジャン・リュック・ゴダールの映画は数えるほどしか見ていない。人がいくら褒め称えようが、分かりやすい映画が好きな自分にとってはどうにも性に合わない監督だったからである。


『勝手にしやがれ』(60)(1981.11.26.八重洲スター座 併映はトリュフォーの『アメリカの夜』)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9079afabdb5c6a3a59b85948cc877d44


『軽蔑』(63)(1976.9.19.NHK)


『気狂いピエロ』(65)(1989.5.11.「ミッドナイト・アートシアター」)


https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4c4efa5b3d1c0a3674f1e5149e64ba88


『愛すべき女・女たち』(67)第六話『未来展望』(1978.10.22.TBS深夜映画)


『ゴダールの映画史』「第一章 すべての歴史」(88)『第二章 単独の歴史』(89)(1992.5.20-21.WOWOW)

 映画史とうたっているぐらいだから、そこそこ面白いのかと思えば、いかにもゴダールらしく、自分勝手なイメージのコラージュを見せられただけなので、いささかげんなりさせられた。

 もっとも、映画に娯楽と面白さとちょっとした社会性を求め、その結果、ほぼアメリカ映画オンリーになってしまった自分の目から見て、という注釈は付くのだが…。

 ただ、この映画を見て、心底から面白い、よく分かったと言い切れる者は果たしているのだろうかという気はする。そして、映画は、観客のことを考えて作られたものと、作家の一方的な思いを反映したものとに大別されるのだろうし、そのどちらか一方だけになってはつまらないとも思うのだが、やはり自分は前者を支持するとしか言いようがない。


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