むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『峠に棲む鬼(上)(下)』西村寿行(徳間文庫)

2024年01月17日 | 読書
20歳くらいの時、西村寿行の動物パニックものを好んで読んでいた時期がありました。動物パニックもの以外の西村で心に残っていた本が『峠に棲む鬼』でした。
主人公の杖術を使う女性がかっこよかった印象があったので、また読んでみようと40年ぶりに手に取ってみました。
いやー、これは、エロエロでした。
暴力と凌辱の嵐が吹き荒れるハードエロス&バイオレンスの復讐劇だったのね。
ほとんど内容を忘れていました。
スマホや携帯が無い時代、満員電車の中で、スポーツ新聞や、エロでバイオレンスな小説を読んでいた時代があったのです。
しかし、杖術の描写がかっこよいです。ほとんど忘れていましたが、微に入り細に入り、スピード感を持って描かれていて、これが読みたかったんだよって満足させられました。
死をも覚悟する敵に対しては、素っ裸になって杖をふるう逢魔麻紀子タンは、サービス精神旺盛すぎて鼻血ものです。

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水彩色鉛筆だから、水をつけて伸ばしてみました。

2024年01月16日 | 創作 文芸/イラスト・漫画
発色はよくなりますが、前よりのっぺりした感じになってしまいました。
普通の色鉛筆の方がいいかもしれません。
色紙は100円ショップで2枚セットで売っているので、もう一枚、描いてみました。
こちらは、コピックで塗ってみましたが、うまくいかないので、色鉛筆も併用しています。
コピックは、ほんとうに絵がうまくないと難しいようです。
練習しないとね。
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色を塗ってみた。

2024年01月15日 | 創作 文芸/イラスト・漫画
昨日の続きです。
水性色鉛筆で色と付けてみました。
水を使って、色を広げるのは、また今度にします。

コメント (2)
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試作を開始

2024年01月14日 | 創作 文芸/イラスト・漫画
メルカリ販売を目指し、色紙絵の練習を始めました。
とりあえず、40年くらい前にとった杵柄で、とんがり帽子のメモルを描いてみました。
んー、当時、イラストを描くのが好きじゃなくて、いい加減に描いていたので、もう少し真剣に取り組んでおけばよかったと反省しました。
何枚くらい描けば売れるような絵が描けるようになるのかな~。
楽しみながら描いていって、そのうちなるようになるでしょう。

主線を入れたところまでで、集中力が切れてしまい、若いころのように持続できないけれど、急ぐこともないので、色塗りはまた今度です。
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交通安全研修会

2024年01月13日 | 日々の生活
先日、職場で交通安全研修会がありました。
1時間程度の軽い研修だが、受講生を集めるのに苦労していたようです。
(希望をとるメールが頻繁に来ていた)
年に1回くらいの頻度であるのですが、わたしは毎年、できるだけ出席するようにしています。
出席することによって、初心に返り謙虚な姿勢で運転できるようになるためです。そのくらいのことをしないと、いつの間にか慢心して運転が雑になってしまうのが自分だと自覚しているからです。
出席してみると、50代くらいの年配の人が多い印象でした。
研修の中では、20代と60代以降の高齢者の事故が多い、30~50代は比較的少ないと言っていましたが、少ない年代が出席し、多い年代が欠席とは、これいかに?
職場の管理職は、研修の希望をとるだけではなく、仕事のマネジメントをしっかりして、20代の若者をちゃんと出席させるようにした方がいいのになあと思いました。

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氷点下の世界

2024年01月11日 | 日々の生活
クルマのフロントガラスが凍り付いていました。
晴れて凍る分には、まったく構いません。
これから、2月上旬までは1年で一番寒い1ヶ月になります。
今年は暖冬予報ですが、軽く済んでもらいたいです。
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緊急地震速報

2024年01月09日 | 日々の生活
高速道路を走行中に緊急地震速報が入りました。スマホ&ラジオからです。
ハザードランプをつけて減速しましたが、周りの車は何事もなかたかのようにスピードを落とさずに追い越していきました。
東日本大震災のときもそうでしたが、ラジオを聞いていないのか、スマホを持っていないのか、警報が鳴っても自分は大丈夫だと高を括っているのかわかりませんが、ほんの少しの時間を使って、安全を確保しようとしない人がほとんどなのには驚きます。
時速100kmで走っていても、ほとんど車間距離をとらない人も多いので、そんなものなのかもしれません。
他人の価値観は尊重したいと思いますが、もしものときは、僕を巻き込まないでね。
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『運気を磨く』 田坂広志 (光文社新書)

2024年01月08日 | 読書
「心を浄化する三つの技法」がサブタイトル。
量子物理学のゼロポイントフィールド仮説をもとに、良い運気を引き寄せる方法を解説しています。
古今東西、ポジティブな思考や行動が良い運気を引き寄せるとされている文献がたくさんありますが、それを実行したからと言って必ずしも良くなるとは限りません。事実、そうならない可能性が高かったりします。
なぜ、うまくいかないのか?
それは、人間は幼い頃よりネガティブな思考が潜在意識に蓄積されていることと、ポジティブな思考をしようとすると、その反動で心の裏側にネガティブな思考が生まれることが原因だと指摘します。
反動とは、例えば、「この事業は必ず成功する」とポジティブに考えると、「ほんとうに必ず成功するのだろうか?」「成功するとほんとうによくなるのだろうか?」などのポジティブな感情が裏側に芽生えるというわけです。
それを克服するには、全肯定の姿勢が大切だと説きます。
失敗しても、それは自分が成長するために必要なことなのだと考えられるかどうかです。
そのようにできる行動から覚悟まで、身に付けることができると、ゼロポイントフィールドに記録されている過去・現在・未来の中から自分に必要なものとアクセス可能となり、危険を避け、幸運を手にすることができるようになるということです。
神から与えられた試練というやつに似ていますね。最先端の科学と、高次の宗教観は、不思議なほど一致することが多く、すぐれた宗教家はゼロポイントフィールドとアクセスするすべを体得していたのかもしれません。

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『運転見合わせ中』畑野智美 (実業之日本社文庫)

2024年01月07日 | 読書
平穏な繰り返しである日常が、ほんの少し動き出すには切っ掛けが必要なのであろう。
例えば、電車が一時的に止まってしまうような。
この小説は、東京の電車が、何かのために一時的に止まってしまい、少しだけ変わってしまった日常を描く短篇集となっています。
それぞれの主人公は、混雑している駅であったり、止まった電車の中であったり、その電車を止めた原因だったりします。
人それぞれの日常から追い出されてしまった人たちの戸惑いと、それ以後の微妙に変わった人生が描かれています。
はじめはボノボみたいな人たちだなと思って読んでいましたが、最後の2編は、運転見合わせ中とは、こういうことだったのだなと納得するお話なので、最初の方であきれることなく、最後まで読んでみるのが吉です。

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『無理の構造』細谷功(dZERO)

2024年01月06日 | 読書
ブログを見ても、世の中、理不尽なことが多いと嘆く記事は多いように感じます。
職場や家庭で、理不尽なことを改善しようと努力しても徒労に終わることもあります。
改善できるように見えて、ものすごく難易度が高く、多くのエネルギーを注いでも失敗してしまうようなことにならないようにするには、理不尽さの構造を知っていることが重要となります。
世の中の流れに逆らって、改善しようとすると、無駄になってしまうことを理解しておきましょう。
一つは、非対称性の錯覚です。
悲観と楽観は、対象ではありません。
悲観論の方が賢そうに見えるとこ。
同じと違うも対象ではありません。
同じものは一通りだが、違うものは多様です。
変えると変えないも対象とはいえません。
変えることは膨大なエネルギーが必要だけど、変えないことは無難で楽です。
満足と不満足も非対称です。
もう一つは、不可逆性があるということです。
組織は老化し劣化していきます。
人類は知力をもって、具体から抽象化(パターン化)して規則を作ります。具体的な事実が変わっても規則を変えるのは容易ではありません。
例えば文法は、人々が使っている言葉の法則を抽象化したものですが、時代が変わり人々が使う言葉が変化しても、文法に合わないから間違っていると指摘するようなことが起こります。
このような仕組みを知りつつ、変えることが容易なことと困難なことを判断すると、無駄な努力を減らせるのです。

年を経ると、無駄なことで争わなくなるのも、こういうことを理解しているからです。言語化するとこうなるのかと納得させられました。

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