むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『十三の無気味な物語 』ハンス・ヘニー・ヤーン(白水社)

2023年02月23日 | 読書
『ヰタ・セクスアリス』を読んだとき、マンディアルグを読みたくなったと書きましたが、本棚をあさっていたら、こんな本が出てきました。
学生のころ、古本屋で買ったのでしょう。
懐かしい感じです。
読んだ覚えがないので読んでみましたが、なかなか読みにくい文章でした。
ちょっとした背徳感があるのですが、昔の時代背景などを考えると、それほど不自然な感じもしませんでした。
むしろ、昭和の時代の薄暗い部分を垣間見たようで心地よく感じました。
田舎から東京へ出て、こういう本を珍しがって買ったのでしょうね。
田舎には古本屋も無かった時代ですから。

白水社からは新装版がでていたようで、それも絶版みたいです。



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