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むぎわら日記

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『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』黒川伊保子(新潮新書)

2020年04月09日 | 読書
サブミナルインプレッション(潜在的印象)の本です。
日頃、ネーミングの印象で得をしているなぁと思っているブランドや商品名があり、それに法則性のようなものがあるのではないかと思ってました。
それを科学的に解き明かそう試みた本になっています。
例えば、「カローラ」「クラウン」「シビック」「シルビア」など人気車の頭文字『C』が多いのは、Cの持つ語感の影響があると言うのです。
ネーミングのセンスがよいとか、経験則でこの文字を入れるとよいとか、経験とセンスの問題でかたずけられることだったのですが、データ化してセンスや経験が無くてもよいネーミングが出来るようにするのが狙いです。
AIの発達でそんな分野が目立つようになったなあと思いながら読んでいきました。
この本は2004年に書かれているので、早すぎたのかなと、著者の経歴を見たら、AIの開発スタッフでした。30~40年くらい前からAIの研究が始まっていたのですね。
これから、発達していく分野だと思いますので入門用としては良い本かも。


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