どおーもこの季節外へ出るのがおっくうでイカン。
赤崎、奄美市の名瀬湾を造る岬の一つだ、この山の頂上に赤崎公園は広がる、その駐車場に着いた時、西の空がオレンジに染められていた。まだ時刻は午後5時前、ほんとに日暮れが早くなった、標高140mくらいの所からの眺めだ、奄美の山々はこの150m~300m位の峰々が稜線を造る、一番高い山の湯湾岳は694.4mである。
その全てが落葉しない熱帯植物に覆われているので意外と展望のできる場所というのは少ない、公園として整備され展望台かやぐらがないと下界を見渡す事が出来ない、造成などで視界を確保しても数年で再生される植物で視界は隠されてしまう、10年も経てば展望台をも隠されてしまう。
どうしても南の島は海のほうに気を取られるのは仕方ないが、固有種の生き物達を育む山にも劣らぬ魅力があると思うのだが、幾重にも重なる稜線の眺めは個人的に大好きだ。
遠く大和村の山にそびえる鉄塔の夕陽のシルエットが綺麗でしょ、20数年前フェンスを乗り越えあの鉄塔に登って立ちションしたのが懐かしくも恐ろしくも思い出した。
赤崎公園はリュウキュウイノシシが多く農地を持つ方々が困っていると新聞記事で読んだことがあります。現状はどうでしょうか?
植物の生命力は,西表島の旧炭鉱跡を見て恐ろしくさえ思ったことがあります。物の本では,、森林はある程度の裸地も必要だそうです。残念ながら,理由はわかりません。自身が海派なので・・・。
御貴殿が言われるように,山と海が互いに響きあって奄美の自然が成立していると思います。立体化しているのです。
奄美の青磁のような稜線は良いですよネ~。趣があると思います。一番下の写真は,竹馬に乗った子が家路へ急ぐようなシルエットのように感じました。それにしても素晴らしい」「眼」と「技術」に脱帽です。