蛸林 Daily Work

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耐久性を持った絵の具を検討。

2005年07月05日 | 芸術、技法
実は、今使っている絵の具の中に、若干耐久性の劣る色を使っている。
ガンボージというやや茶色がかった黄色である。
この色は、不透明な黄色が多い中、透明な黄色なのである。
そして、耐久性はあるもののカドミウム含の注意書きがあり、耐湿性のやや劣るオーレオリン。
この2色は、混色や重色をするときはもちろん単色でもみずみずしい色で画面を飾ってくれる。

で、代わりになる色ということで目を付けていたのが、ニューガンボージとウインザーイエロー。

単色で使う分には、充分代用になりそうな感触を得た。
これから実際に絵に使って色々試してみようと思う。

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それから、ピンク系では、アリザリン・クリムソン。これのパーマネントとして、パーマネントアリザリン・クリムソンがあり、似たような色でパーマネント・カーマインがある。
パーマネントアリザリン・クリムソンは、合成色ではあるのだが、耐久性を持たせたということで、オリジナルのアリザリン・クリムソンより高価なのがたまにキズ。

これもほぼ同じように使えるような感触を得た。

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ちょっと迷っているのは・・・
耐久性は問題ないのだが、不透明色ということで...
ウインザーエメラルド(明るい緑)とネイプルイエロー・ディープ(明るい黄土色)。

混色すると濁ってしまうのでどうしようかと思っているのだが、重色や単独で用いる時は捨てがたい色。
ウインザーエメラルドの代わりは、ウインザー・グリーン・イエローシェード。
ネイプルイエロー・ディープの代わりは、ローシェンナー。

まぁロシェンナーは12色パレットには入れていないのだけれど、18、22色には入れている常用色なのだが、12色パレットからネイプルイエロー・ディープを省いてローシェンナーにするか悩んでいる。

まぁ~、しばらく、試行錯誤してみる事にしよう(^^;)

note) いずれもウインザー&ニュートン製の水彩絵の具です。

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