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蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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tdw066【僕の川はどこへ】

2006年02月07日 | 
【僕の川はどこへ】デトランプ(ピグメント、岩絵の具)F1 (水彩ボード)
なんとなく描きたくなって、河童を描いてみました。

透明感は、水干絵の具よりも、顔料の粉末(ピグメント)を使った方がいかんじです。
でも、最初は薄い麻紙のせいかと思ったのだが、水彩紙でもアラビアゴムを使った水彩よりも、濡れている時と乾いている時の色の差が激しい。なんでだろ?
そして、絵の具が濃いせいもあるのだろうが、膠は再溶解してくるので重ね塗りが難しい。
特に胡粉を下に塗ったところは最悪。塗ったのが乾かない所を再度筆で擦っただけでベロっと・・・
それに、うっかり濡れた手で触ろうものならベロッと絵の具が剥がれてしまう。
下層にアクリルで、装飾を膠+岩絵の具の方が楽な気がするんだけど、密着力はどうなんだろう?
こんどやってみよう。

水彩の場合は、スキャナで取り込んでるんだけど、岩絵の具を使うと、質感が出ません。
ここは、斜めから光を当ててデジカメの方が良いみたいです。 

tdw064【カワセミ】

2006年01月28日 | 
【カワセミ】岩絵の具、水干絵の具 SM (白麻紙)
岩絵の具を使って、なんとか描き上げました。
試しに白麻紙の表面に光沢が出るほどドーサを引き、胡粉は塗らずに水干絵の具で描き始めました。
途中で、岩胡粉を混ぜて表面を粗して、前作よりは絵の具の流れ(ズレ)は少なくなりました。
水彩画に比べて、ずっとバインダー(膠)の量を多くしないといけないように感じました。
さらっとした感じではなく、ガッシュ程度の濃さで描いた方が良いような気もしました。

水面がちょっと濁ってしまいましたが・・・・
最初ですからこんなもんでしょう・・・・(^^;)

日本画習作060121

2006年01月21日 | 
どうもうまくいきません。
白麻紙のボールドに描いてみたのですが・・・
まず水干絵の具を使いました。
ドーサが引いてあるのですが、いつもの水彩紙に描くのとは勝手が違いすぎます。
染み込んだ絵の具が動かず奇麗に絵の具がのびません。
胡粉を塗ってみましたが、今度は絵の具が滑ってしまいます。
試しに、アクリルジェッソを部分的に塗って試してみましたが、かわりません。
水彩絵の具と水彩紙の組み合わせよりも、下の絵の具が簡単に溶けてしまい、流れるどころか剥がれてしまいます。
岩絵の具の場合はもっとひどい事になってしまいました。

色々調べてみると、テンペラでは絵の具がのびないので、ハッチングで濃淡を付けるとありましたので、真似てみましたら、いくらか感じが出てきましたが、上塗りをしようとすると、せっかくの下絵が剥がれてしまいます。
膠の分量がうまくないのかな・・・
こまりました・・・・

とりあえず、墨で線を起こし直してごまかしてしまいました。

日本画は難しいです。 

tdw063【娘21 ちょっと大人に】

2006年01月15日 | 
【娘21 ちょっと大人に】水彩 SM (Sennelier)
日本画で描いていたのですが、どうにも麻紙と日本画の絵の具が使いこなせなくて・・・
苦し紛れに、水彩で描きました。

膠絵は、胡粉の上に描いた絵の具の上に重ね塗りしようとすると、下の絵の具がズルッと動くし・・・
そこには乾くまで絵の具がのらない。麻紙の表面は弱くて擦ると繊維がむけてしまう。
麻紙ボールド+日本画の絵の具は湿っている時に下地が透けてしまい、水彩以上に色が変わって見当がつきません。

という訳で日本画の絵の具で描いたものを公開するのはしばらく先になりそうです。

P.S.
画像展覧閣 蛸林堂 (HP)の方に少し大きいサイズでUPしておきました。
 

tdw061【岩峰】

2005年12月30日 | 
【岩峰 】はがき (WATER FORD)
W&Nの新色のマーズブラック(No.386 O G AA)を使ってみた。
粒子が粗いのが特徴的な色だ。
粒子が粗いので、荒目の紙の目のへこみに顔料が溜まり、沈むような感じがする。
しかし、粒子の細かい337ランプブラックよりも、トーンの差をコントロールしやすく感じた。
均一なウォッシュならランプブラックの方が使いやすい。
ちなみに、331のアイボリーブラックはこの中間のようだ。
混色は、透明感のあるアイボリーブラックの方が使いやすい気がする。

tdw059【木枯らし】

2005年12月11日 | 
【木枯らし】水彩 SM (SENNELIER)
 
透明水彩では、あまり好まれない黒を使って線を主に描こうと思ったのだが・・・
どうもうまくいかないなぁ。
いつものようになってしまいました。
描き込むにつれて大胆になれなくなってしまう。

tdw057【山51110】

2005年11月10日 | 
【山51110】アクリル はがき
なんとなく、ペインティングナイフでリキテックスをはがきに塗りたくってみた。

オイルペイントと違って、紙でも下塗りをしなくても描けるし(油絵の具は下塗り無しに紙に描くと紙が劣化してしまう)厚塗りならナイフを動かした通りに描けるし、やり直しができるので水彩絵の具みたいに綿密な計画を立てたり絵の具の滲みを計算する必要もない。そして、乾きが全然早い。
オイルやアクリルを主に描いている人に怒られてしまうかもしれないが、なんともお気軽に描いてしまった。

たまにこういう描き方をするのも描くの気持ちいい。