蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
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ALWAYS 三丁目の夕日

2005年11月07日 | その他
11月5日公開 「ALWAYS 三丁目の夕日」
今、一番気になる映画なんです。これ。
以前「17才旅立ちのふたり」の時にも書いたのですが、ハリウッドのエンターテーメントばりばりや「たけし」(ちょっと暴力的で好きじゃないのですが)も悪くないけど、普段の生活を切り取った日本映画を見たいと思っていたところなので凄っごく気になるのです。

そんでもって「ALWAYS 三丁目の夕日」ポッドキャスティングもやっています。
先日の「SHINOBI」も、やってたけど、これ今時なのかな?

SHINOBI ラジオサイドストーリー

2005年09月16日 | その他
9月17日から全国ロードショーされる映画「SHINOBI」
伊賀と甲賀を描いた忍者ものということだ。
主演:仲間由紀恵、オダギリジョー
予告編をアップルのページでクイックタイムで放送しているのはいつもの通り。
しかし、今回はちょっと違う。
iPod nanoの発売記念ということもあるのかもしれないが、この映画のサイドストーリーをアップルのページでポッドキャストしている。

「SHINOBI」

映画を見に行く前に、ちょっと聴いておくのもいいかもしれない。

iTunesで聴くと、スライドショーも楽しめる。
iPod や iPod nanoだと聴きながら見れるのかな?
残念ながら私のは、shuffleなので判らない(^^;)

ラジオドラマって、映画やTVドラマと違って、小説を読んでいるような想像力をかきたたさせるところが好きだ。
よくNHKなどでSFものとかを夕方やっている事があるのだが、仕事で聴きそこねる事が多い。
こういうのってポッドキャストしてもらえると嬉しいな。

Googleマップ&ローカル

2005年07月14日 | その他
検索サイトのGoogleに新しい機能が増えた。
moreをクリックすると出てくる。
米国では既にあったサービスらしいのだが、「マップ」と「ローカル」である。

マップは、残念ながらMac版IEは対応していない。
対応しているブラウザは、次の通り。
IE 5.5+ (Windows)
Firefox 0.8+ (Windows, Mac, Linux)
Safari 1.2.4+ (Mac)
Netscape 7.1+ (Windows, Mac, Linux)
Mozilla 1.4+ (Windows, Mac, Linux)
Opera 7.5+ (Windows, Mac, Linux)

というわけで、ネスケもOS9.xは7.02までなの、見れない。残念(^^;)

ローカルの方は、ちょっと地図の表示が違うけどMac版IEでも大丈夫。
しかし、ネスケでは入力箇所が文字化けで使えない。
まいったな。
タウンページのデータベースとGoogleが貯えてきたものを利用しているらしい。
例えば、キーワード:「画廊」、場所:「銀座」と入力すると銀座の画廊が何処にあるのか地図に表示され、名称と連絡先が表示される。
けっこう便利かもしれない。

で、問題のマップなんだけど。
Windowsで試したら、地図だけでなくて航空写真ともリンクしていて、なんとも面白い。
鳥瞰図というかそんな感覚を刺激されて、ちょっとだけ沈んでいた創作意欲をかき立てられた。

P.S.
そろそろOSXにしなさいと言う事なのか(^^;)

●17才旅立ちのふたり

2004年12月28日 | その他
アイドル映画ということで、そんなに期待はしないで買ってきたDVDなのですが、なかなかどうして、よき時代の日本映画を思わせる雰囲気のある映画でした。
映画というと大仕掛けのハリウッド映画がもてはやされていますが、ちょっと、そういう西洋料理的な脂ぎった娯楽映画に飽きてきた感じもあり、昔のイタリア映画(鉄道員など)みたいなものを見たいなと思っていたところだけに、アニメ全盛の日本映画の中でもこういうの造ってたんジャンといった感じでちょっとした発見をした気分。

石川梨華(真衣子)の義母役の渡辺えり子は流石に良い感じ出してますねえ。藤本美貴(理沙)の母親役も高橋ひとみと、しっかり新人女優を支えている感じがしました。
そして、もしかして主役二人を食ってるんじゃないか?と思わせたのが、ホームスティで真衣子と暮らしている藤井耕太役の安河内ナオキ君。こういう子役がいるこれからの日本映画を期待していいかも。

映像も、ちょっとひねた藤本美貴と、一所懸命な石川梨華の二人の可愛さも手伝って、川崎の下町の風景が生きている街を感じさせました。
最初と最後で重要な場所になる工場地帯の河原の風景、うまいとこ捜したなぁ。
エンディングの工場の煙突もいい味だしてる。あの下で人が生きてるんだって感じ。
撮影は「失楽園」の高瀬比呂志でした。

●南アルプス

2004年11月30日 | その他
仕事で信州の伊那市へ行ってきました。
南アルプスと中央アルプスに挟まれた谷の街。
着いたのが夕方だったんだけど、左に雪を頂きにまとった雄大な南アルプス、右に木曾駒ヶ岳。
ひさしぶりに気持ちのよい風景でした。
今朝は、冷え込んで、岡谷のあたりでは、小雪が舞ってました。

やっぱり山はいいなぁ~。

写真は、帰りの「特急あずさ」の車窓から撮った南アルプス。
天気があまりよくなかったので、期待した甲斐駒ヶ岳の勇姿を撮らえることはできませんでした(^^;)
でも車窓からみる山々は、水墨画の世界のようでした。
暖めて絵にしてみるつもりです。

●HPリニューアル

2004年11月14日 | その他
ポップアップのメニューを使っていたのだが、Safari、Firefox、Netscapeなどのタブブラウザが流行りだし、思いきってフレームを使うようにした。

内容は大きく変わっていないのだけれど、操作法方が変わった。
トップページから1ボタンで主要なページを開けるようにした。また、サイト内のリンクには、別ウインドウを開かなくした。

トップページにボタンをつけるのは、デザイン的には好ましく思っていなかったのだが・・・
タブブラウザを使うことを考えると、やむを得ない。(^^;)
なるべく、邪魔にならないようにデザインは工夫したつもりなのだが、いかがなものだろう?

Gallery Takorindou

●罫線からはみだす写真

2004年10月15日 | その他
写真に簡単なコメントをつけた場合、記事の区切りの線から写真がはみだしてしまう現象が、Mac+IEで起きていた。

Win+IE6では起きていなかったので、ブラウザのせいかな・・・と思っていたのだが。

Winに「mozilla」を入れてみたら、同じじゃん。
しかも、「Netscape」で確かめてみたらこれも同じ。
なぁ~んだ。Win+IE6の方がおかしかったんだ。
マイクロソフトが、おかしいのはいつものことじゃないか。
(IEのHTMLの解釈が、アバウトなのは判ってたはずじゃないか・・・)
なんでいままで気が付かなかったんだ・・・

というわけで、文章が少ない場合でも画像を入れる場合は、改行でもいれて最低4行にしないといけないらしい。

●リベンジという訳じゃないけれど

2004年09月04日 | その他
沢を散歩してきました。
先日の場所よりずっと西側で綺麗な沢が沢山あるところです。
ただ、こちらは、東側にくらべると、ハードな沢なので、散策だけにしました。

登り口は、バーベキューや沢遊びの人でにぎわっていますが、ちょっと奥に入ると静かなものです。
堰堤の上の河原は開けていて、気持ちが良かったです。

大棚を見に行こうかと思ったのですが、連れが居たので川をジャブジャブ渡らなければならないところがあり、途中で引き返しました。(^^;)

●鈍った身体をひざ小僧が笑う【あとがき】

2004年09月04日 | その他
○でかすぎるぜ。
鋪装された単調な道の山肌は、コンクリートや落石防止の金網で被われていた。
残り2本の沢にも砂防ダムが築かれていた。
それらは、まるで切り刻まれたところを慌てて縫い合わせた傷跡のようにも見えた。
しかし、今日歩いた山道を隠すように被っていた笹薮は、自らの傷を直す力なのかもしれないなとも思った。

振り返ると、下ってきた道の奥に山々が大きくそそり立っていた。
以前なら、見上げて「また来るぜ」というところなのだが、口からもれた言葉は「でかすぎるぜ。」だった。

○一夜明けて
今日は、筋肉痛だぁ・・・
それに、戻ってきたら腕に赤い線と湿疹みたいなものがでていた。
やはり熱くても長袖を出して着るべきだった。

写真は、バス停までの道程にある茶畑のわきに何本も立っていた不思議なもの。
はじめは、鳥よけかとも思ったのだが、羽の傾きからすると、風を起こすというより、風を受けて回っていた。山を吹き上げる風を利用して電気をおこしているのだろうか?
いったい何ものなのか御存じの方は、ご一報を。
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note)
充分に軽くしたはずのザックの中身
お茶0.5L、水1L、ビール350cc、おにぎり4個、非常食としてカロリーメイト3個、コッヘル、コンロ、シュラフカバー(寝袋の代わり)、地図、コンパス、ナイフ、雨具、マット、タオル、長袖上着、デジカメ。
力つきて取り出すことのなかったもの:釣り道具、画材。

●鈍った身体をひざ小僧が笑う【おしまい】

2004年09月04日 | その他
○オアシス。
峠から続く主尾根を後にしばらく林道を下ると、未舗装だった道がコンクリートで固められていた。土の上からコンクリートの上に移ると、明らかな温度差を感じた。
そこは灼熱地獄だった。
水は、残り1本弱。
林道を下る途中に道を横切る沢が3本。そのうち一ケ所くらは、水を汲む事ができるだろうと判断したものの、心配なので少しずつ飲むことにした。
「これじゃサウナだよ。」
景観を損ねるので好きになれなかった林道のガードレールが、身体を休めるにはありがたかった。
林道の約半分まで降りてきた時に沢を流れる水音がしてきた。そこには予想通り冷たい水が流れていた。
上を見上げると、泥縄的な砂防ダムが景観を損ねるが、残っている岩肌、山からしみ出てきた水は、渓流のそれだった。
ザックの中では冷たさを保っていた水だが、飲みやすいようにザックの横に括りつけて温くなっていた。
そこで、空のペットボトルを取り出し、沢の水を汲んで飲んだ。
「うまい、うますぎるぜぃ」
一息入れて、あとはひたすら下るだけだ。

写真は、大音沢(見苦しいところはカット)

●鈍った身体をひざ小僧が笑う【3】

2004年09月04日 | その他
○景色を見ながら一杯のつもりだったが。
登りきるとそこは開けた草原だった。
本来なら、ビールを飲みながらスケッチでもというところなのだが、笑い続ける膝小僧くんは、谷を昇ってくる風に吹かれていると、一眠りしたらと囁きかける。
ザックに忍ばせた水彩絵の具も、取り出す気にならなかった。
南斜面の向こうに山裾のむこうに町並み。東には、登るつもりだった主尾根。振り返ると、山岳信仰の山が雲の屏風を従えてそびえていた。
ビールをザックの中から腹の中に移して背中を軽くしたいところなのだが、ここはこの先の下りのことを考えてお預けにする事にした。

○撤退だぁ。
吹き抜けて行く風を感じながら、動きたくない体を起こし「そろそろいくか」と自分に声をかけて、肩に食い込むザックを担ぎ上げる。
荷を詰めた時には、そんなに重くしたつもりは無かったが、いや、山へ通い続けていた頃のザックに比べれば、充分すぎるほど軽いはずだった。しかし、膝小僧が笑い続ける今の身体には、その場所に留まりたい気持ちをおこさせるには充分な重さだった。
そんな気持ちを押さえて下りにかかる。
急な坂道に歩幅よりも大きめに置かれた丸太の階段を下るにしたがって、膝小僧は、ケタケタと大声をあげて笑う。
若い頃、須走(富士山)を山岳マラソンよろしくかけ降りたのが、まるで夢の中の出来事だったのではという疑いさえ感じる。
それだけに、登山道の先に峠を越える林道が見えた時はホッとしてしまった。
そんな気分が、ザックの中の重りを減らしてもいいんじゃないかという思わせた。
今の身体の状態で、計画通り主尾根に取り付く気もなくなったし、あとは林道を下るだけと。
「水分補給とザックの軽量化をするるんだぁ。」と悪魔の囁きがした。
誘惑に負けた。
しかし、喉を流れ落ちるビールは生温く苦かった。
飲み干す気がしない。
空のペットボトルに移すとのこりは、コップ一杯くらいだった。

写真は、草原の向こうに見える大山

●鈍った身体をひざ小僧が笑う【2】

2004年09月04日 | その他
○山で泳ぐ。
ピークから下ると、すぐに足元の道が笹薮で被われてきた。
「そういう訳だったのだ」と、いまさら気付く。
人が歩かないので、延び放題の笹は足元から頭の高さまでびっちり、獣道ではないかと思う程。両腕で薮をかき分けて見えにくい足場を確かめながら進む。
腕は、ちょっとチクチクするだけで切れてもいないようだから、熱いので長袖をザックから取り出し着ることはしなかった。
沢登りをする人なら知っているだろう「薮漕ぎ」である。まさに薮を平泳ぎで泳ぐようにして進む動作だ。低山の沢登りだと、滝を登り沢をつめて水が枯れると出てくるやっかいなものだ。
上も下も視界がなく、たまに足下に転がる丸太の階段が、ここを獣道ではなく登山道だと教えてくれる。ただ、登っている時には、かろうじて見えるピークや尾根を目指して泳ぐのだが、下りではそうもいかない。丸太の階段様様である。
薮を泳いでいる時は、気が張っていたいたのだろうか、それほど気にならなかったが、薮が途切れて足下が見える下り坂になるとガクガクと膝に力が入らない。
膝が笑うと言うやつである。「あはは」
さっきの崖のトラバースが効いている。「とほほ」
担ぎ上げた水分は、お茶1本と水2本の500mlボトルと缶ビール350cc。
ここまでで、すでにお茶は飲み干し、1本目の水も残り少ない。
しかし、ここで缶ビールに手をつける訳にもいかない。
山で酔いつぶれてのたれ死にという訳には行かないのぞと、チビリチビリと水を飲む事にする。
やっと薮を抜けて木が見えるようになり見通しが少し良くなった時、目の前に急な登り坂が見えた。「そんなのないよ」
足が重い。休み々少しずつ足を持ち上げる。

写真はピーク直下の笹薮に被われた道。

●鈍った身体をひざ小僧が笑う【1】

2004年09月04日 | その他
バスが峠路をエンジンを唸らせて登って行くと窓から裾野の向こうに町並みが見える。
もう一方の窓からは、鬱蒼と茂った緑が山へ帰ってきたという気にさせた。

○もっと早く気付くべきだった。
バスを降りた時、私以外は、峠を下って行った。そちらは、直接主尾根に取り付く道だ。
最初は道もはっきりしていた。しかし、それは最初の休息所までだった。一旦下って伐採された崖を登って行くと、鹿よけの柵に遮られて道が途切れている。どうやら植林の為の踏み後を登山道と間違えたらしい。すぐ下には林道が見えたので、いざとなったらそれを目指して下降すればいいかと、柵沿いにトラバースしていくが、いっこうにそれらしき道が無い。
まさか、こんなところで沢登りの仕上げのザレ場でのルートファインディングを思い出させられるとは。結局歩けそうなところを探しながら下る事にした。細引きをザックに入れようかどうか迷ったのだが、沢へ入るつもりはなかったので入れてこなかった事を悔やむ。
こんな時は落ちついて地図と相談するに限るが、やはり、左へそれてしまったようだった。
まぁ、鹿よけの柵がなければ、そのまま登れば頂上へ着く方角なのは間違いないが、道は尾根を巻いていた。(地図は、マイナーなところを歩くには地形がはっきり読み取れる国土地理院の1/25000の方がよさそうだ)
なんとか、ルートに戻って登りはじめるが、崖下りで体力を消耗してしまい、しばし休息。
1000mに満たないところなのだが、谷を吹き抜ける風が心地よい。
広葉樹の中を登り切るとピークに立った。谷の向こうに連なる山々が霞の中に見える。
以前なら登ってきて良かったなと感じる一時であるが、息切れでこの時はこのままずっと昼寝していたい気分だった。

写真はピークから北西を見たところ。中央奥は、たぶん、太礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭だと思う。