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金融庁の発表によると・・・
多重債務者対策本部、日本弁護士連合会、日本司法書士会連合会及び日本司法支援センター(法テラス)の共催で、「多重債務者相談強化キャンペーン2013」を9月~12月に実施することになったようです。
無料法律相談などがきっかけで知った相談事例から分析すると・・・
多重債務のきっかけは誰にでもあり得ることがわかります。
家族を助けるために,借金が膨らむこともあります。
家族に迷惑をかけたくないがために,借金が膨らむことがあります。
最悪なのは,借金の法的解決策を信じない,家族に相談しない,法律専門家ではない人に相談して,犯罪に手を染めて,自責の念から自殺してしまう人や若い娘をソープランド・援助交際・売春させるなど,とんでもない解決方法で乗り切ろうとする人も世の中にはいます。
仕事が大変で,生活が大変で少しだけ借金をしたことがきっかけで,
借金へのハードルが下がり,不要・不急なものも借金で購入したりすると大変なことになりかねません。
生命保険や医療保険など,少額でも万が一の対応策を考えておかなかったばかりに,
たとえわずかでも預貯金を積み立てることができるうちに積み立てをしないばかりに,苦しい思いをする人もいます。
小遣い稼ぎのつもりで始めた株式投資・投資信託・競馬・競輪などがきっかけの場合もあります。
正規の銀行や証券会社の人がすすめた商品を預金と同じぐらい安全だと信じて大きな損をしたことがきっかけの場合もあります。
自業自得とか,金銭にルーズだから多重債務になったという人もいますが,
もともとは普通にしていた人がはまってしまう多重債務。
返済が苦しくて食費などを切り詰めても難しくなってくると,借金で生活費を補おうとしてしまうことがある様子が,多重債務の相談よーーく出てきます。
お金がしっかり稼げているときほど,ある程度の貯蓄が必要です。
お金があまりない人ほど保険が必要だったりします。
家庭により目標とすべき貯蓄の額やリスクに備えた保険は様々です。
その筋の専門家から,助言や情報を得る機会がもっと増えていたら良いのにと思うことがあります。
特に,親と生活していて,世の中のリスクについて知っているようで知らずに生活している若者や,一人暮らしを始めたばかりの人は,時間のある学生のうちに勉強するきっかけがあればよいのにと思います。
借金を返すために生命保険を利用する人がいますが,そうならないためにも,何かいい勉強の機会があればと思うことがあります。