先日,ホクト文化ホールにて聴講。
講師は池田恵理子先生。
みんなで支える安心なくらし~高齢者虐待防止のためにできること~
虐待になる前に相談しよう。
虐待かもしれないから相談しよう。
支援が必要だから相談しよう。
気になる高齢者がいるから相談しよう。
虐待かどうかの事実認定の問題よりも,被害を予防することに力点を置いて行動しましょうというメッセージを受け取った感じがします。
第三者から見て虐待の事実認定ができるほどに深刻になってからの通報では遅すぎる例が散見されるようです。
虐待かも
と確信するまでは行政に通報するのをためらってしまうという心理が働くからかもしれませんね。
しかし,
被害を受けている人は当然に気の毒ですが,
加害者も第三者が早期にかかわることで犯罪者にならずに済んだかもしれない・・
ということもお話を聞いていて考えさせられました。
もちろん悪いことをしているとか,
やまずいことをしているという自覚のない親族の場合は,
聞く耳を持ってくれないこともあるんだろうなぁ・・ということも考えさせられました。