長野県/司法書士竹内利一♪【黒姫法律実務研究所】

成年後見・相続・裁判実務を頑張りたい法律家のブログです。☎026(466)6212

日本信販の抵当権抹消

2012-11-29 | Weblog
先日,飯山の法務局(登記所)へ登記完了証と原本還付書類を受け取りに行きました。。
飯山支局は信濃町柏原から自動車で行けば長野市の本局より近い感覚があります。

ご縁があって,
所有権の相続登記を済ませた同職からの紹介で,
被相続人が過去に設定した担保の抹消登記の依頼を相続人の方から依頼を受けたのはずいぶん前。

現在の担保権者との間で抹消登記に必要な書類のやり取りのために,
相続人の地位を示す資料の提示の有無や,
現在の担保権者が作成する書類再発行に係る事務手数料の支払いの要否のやり取りやら,
なんやかんやで時間が経過してしまいましたが,書類が整いました。

依頼者に登記申請の準備ができたことを報告するため,
電話をしたらすっかり当職のことを忘れられていました(>_<)。
何とか自分のことを思い出してもらうまでは,不審者扱いされないかと・・・

登記義務者となる担保権者は,日本信販(現:三菱UFJニコス)。
担保権の管理窓口は,MUフロンティア債権回収というサービサーでした。
日本信販が過去に設定した抵当権の抹消登記申請は申請から完了まで約1月弱。

「事前通知制度」を利用したため,時間がかかりました。

【11月27日】雪が積もりました

2012-11-27 | 雑談
5㎝ぐらいでしょうか。
信濃町に雪が積もりました。

しんしんと重量感のある雪が地面に落ちるように降っています。
自動車の行き来の少ない道路や屋根の上,田畑の上には,白いガーゼを何層にも積み重ねたように雪が積もってしまいました。

交通事故が増えないことを祈ります。
本日司法書士会事務局に出かける用事があるのですが,
いつもより早目に出かけないとなにごとかありそうな予感です。

【福島県】説明会・相談会に参加

2012-11-23 | Weblog
信州信濃の山奥のそのまた奥の柏原に福島県から帰ってきました。今回は・・・

司法書士による原発賠償説明会と相談会に参加。
【南相馬市】と【いわき市】に長野県司法書士会所属司法書士4名で行き,説明会の受付・交通誘導などをお手伝いしました。

今回の説明会は不動産の財物賠償に関する説明が中心。
東京電力から不動産賠償を確実に受けられるか否かは,
所有権の登記をしている人とそうでない人で違いが生じている現実を知りました。

【11月22日】
南相馬会場では159名の市民の方が出席されました。

【11月23日】
いわき会場では179名の市民の方が出席されました。

福島県の司法書士の方から聞いたところ,過去最高の参加人数だそうです。

前回に引き続き今回も,相談の場に参加させてもらいました。
参加者から声をかけられ,質問を受けることもありました。
説明会や福島県内の司法書士同職から聞いてきたことを活かして,
長野県内に福島県から避難し,暮らしている人のために,お役に立てるといいなと言う思いを強くしました。


【説明会・相談会のチラシ】


【南相馬市の会場案内図】


【ハンドルを回すと放射線の空間線量を教えてもらえます】


【いわき市の会場はいわき明星大学】


【相談室はいわき明星大学の教室】

今回,ここには書けない体験も福島県の司法書士同職にさせてもらいました。
ありがとうございました。

【失敗談】オンライン申請での補正の仕方

2012-11-21 | Weblog
登記の依頼があったのですが,うっかりミスをしてしまいました。

今回ソフトの漢字変換ミスに気付かずにオンラインで登記申請したケースでの補正の仕方について書き留めます。

【法務省】申請用総合ソフトを起動。

「処理状況「審査中(補正中)」にポインタを持って行き青色反転。

「アクション」またはアイコンから「補正」をクリックして,補正書の作成画面を開く。

補正書に申請年月日・受付番号が自動で記録されているか確認。
「申請人欄」(補正人欄)に住所・氏名を入力。
共同申請のケースでは,申請人欄を追加する。

「申請人代理人欄」に司法書士に関する事項が自動で記載されているか確認。
連絡先電話番号が抜け落ちている場合は入力。
「補正事項欄」に補正の内容を入力する。

(例題)
権利者の氏名につき 春夏「明」男 と申請したところ,
実は, 春夏「秋」男 に補正する必要がある場合

---(例)-----
【補正事項】
権利者の氏名
春夏明男を春夏秋男に訂正する。
-----------------------------

---(例)-----
【補正事項】
権利者の氏名のうち「明」の字を「秋」に訂正し,
権利者の氏名を春夏秋男とする。
-----------------------------

補正事項が分かるように入力するのがポイント。


入力が完了したら,
「エラーチェック」をクリックして,エラーがないことを確認。
(「一時保存」をしてから)
半角スペースなど目に見えないエラーが発見されることもあるので,エラーチェックは必ず実施。


エラーがなければ,
「完了」をクリック。


件名欄に【補正】※※で始まるファイルがあることを確認。


「件名」【補正】※※にポインタを持って行き青色反転。→クリックしてウェブ画面で補正書の内容を念のため再確認。


「アクション」またはアイコンから「電子署名」をクリックして,電子署名を行う。


「アクション」またはアイコンから「申請データ送信」をクリック。


しばらく待ってから「更新」をクリックしてデータが到達したか念のため確認する(しなくてもよい)。