【悪質】被害回復を口実に１８万円の金を取る手口

過去に投資被害に遭ったことがある。ある日、放送局を名乗る男性から「過去の投資被害の状況を取材したい。協力してもらえれば被害金を取り戻す」と電話があった。アナウンサーのように上手な話し方の男性で、その後送付されたパンフレットにも有名な女性キャスターの写真が掲載されていたため、すっかり信用してしまい「被害金を取り戻す代わりに、金取引に出資してほしい」と言われ、18万円を振り込んだ。しかし、その後連絡が取れなくなってしまった。

以上国民生活センターからの引用です。
金を購入した形をとるのですが，もちろん金は手元に届くわけではありません。
同様の悪質なケースでは，数百円の価値しかない品物を数万円で購入させて，物品の購入の形をとる手口もあります。

被害にあわないように気を付けてほしいのはもちろんですが，
加害者を（本当に大変だとは思いますが）警察はどんどん逮捕して，
検察官は起訴して欲しいです。


詳しくは
↓
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen190.pdf

【判決】多数の不動産を持つ認知症高齢者の鉄道事故・・名古屋高等裁判所

平成２６年４月２４日の名古屋高裁の判決。

認知症高齢者が鉄道事故で死亡し，その相続人らに対する損害賠償請求事件の判決文です。
詳しくは
↓
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140512142523.pdf


【判示事項の要旨】最高裁ホームページから
鉄道会社が，認知症により責任能力を失っていた高齢者が鉄道の駅構内の線路に立ち入り，通過する列車と衝突して死亡した事故によって生じた損害について，遺族に対し，監督義務違反の過失があったことを理由として，民法７１４条又は７０９条により損害賠償を請求した訴訟において，長男に対し民法７１４条２項の準用により，妻に対して民法７０９条により，それぞれ請求全額を認容した１審判決を変更して，長男に対する請求を棄却し，妻に対しては，民法７１４条１項による損害賠償責任を肯定した上，同条による損害賠償責任の法的性質などから，双方の事由を総合考慮して，賠償すべき額を損害の半額とした事例

【悪質】振り込め詐欺に非常事態

「「特殊詐欺非常事態宣言」が発令されました。」

先日長野県は非常事態宣言を発令しました。

詳しくは
↓
長野県のホームページ

振り込め詐欺やオレオレ詐欺の被害が被災地や長野県内でも増加傾向にあるそうです。

被害防止の方法の一つはコミュニケーション。
お父さんお母さんがある方は，月に１度でも良いので連絡を取り合っていますか。
家族でのコミュニケーションを増やして被害を防止しましょう。

【岩手県】今年も陸前高田に行ってきました【相談活動】

岩手県司法書士会が頑張っています。

毎週水曜日と土日に行われている相談活動のために，
長野県司法書士会から４人の司法書士が派遣されました。

今回巡回した仮設団地は以下のとおりです。

陸前高田市矢作町神明前仮設団地
陸前高田市矢作町諏訪仮設団地
陸前高田市矢作町打越仮設団地
陸前高田市矢作町片地家仮設団地
陸前高田市矢作町愛宕下仮設団地
陸前高田市気仙町町裏仮設団地

お住まいの皆さんお邪魔いたしました。

夜の宿は気仙沼市の一景閣に宿泊しました。
夕飯は，復興屋台村の気仙沼横丁に行きました。


陸前高田市が被災した土地を買い取る話が出てきている様子で，曽祖父名義や祖父名義の土地について，
現在の土地所有者である地元の親族名義に相続登記をする必要が出てきている様子でした。