【傍聴】おやき二個を万引

先日，傍聴した刑事裁判。

被告人は，スーパーでおやきを二個万引し逮捕された。

裁判官からの質問に，
窃盗の動機は，
野宿生活をしていたが，二，三日の間水しか飲んでおらず，
お腹がすいていたので，盗んだそうです。。。

実は，
弁護士から紹介された福祉センターで，
生活再建のための説明を受けたが，途中で面倒になってしまい，
そのまま手続きを済ませず，
野宿生活を続けていたそうです。


「めんどくさい」


被告人の口からでる言葉を聞いていて，
世の中の人の多くは，
めんどくさいことをこなして，生活してるのに・・・と思ってしまいました。

【傍聴】離婚裁判における当事者尋問

先日，被告欠席の離婚裁判において，

裁判官が，
出席当事者に質問していた内容を興味深く聴いてきました。

「別居した日について何かその日にした理由はありますか。」
「離婚の意思を決意したのはいつごろですか。」
「別居後時間をおかずに調停を申し立てたのは，離婚を前提に別居したのですか。」
「（携帯）メールのやり取りは今でもあるのですか。」
「相手は離婚を望んでいるのか。」
「今の生活状況は。」
「仕事の状況は。」
「相手の仕事の状況は。」
「子供たちの様子は。」
「子供たち面倒をみるにあたり，援助してもらえる人は身近にいるのか。」
「離婚を決意した一番の理由は何ですか。」
「尋問を終わります。」

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傍聴した事件は，
被告が原告に対し性的虐待をたびたび行い，
子供たちの情緒が不安定になっていった事例。

別居後，新しい生活が始まり，
子供たちの情緒も別居前と比較すると安定してきていることが，
教育関係者から報告されているそうです。

次回期日は判決。

【傍聴】離婚裁判

先日，離婚裁判を傍聴。

長野地方裁判所の場合，
調停から離婚裁判になるものは全体の一割にも満たないそうで，
毎週水曜日と木曜日は離婚裁判の期日が入る日だそうです。

離婚事件の件数は，相当多いように感じました。

身に覚えのないカードローン

国民生活センターが，
知人が本人になりすまし契約したカードローンにつき，
本人は身に覚えがないのに貸金業者から請求された事例について，
公表しています。

詳しくは，
↓
http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/201108_1.html

【悪質】医療機関債の販売勧誘トラブル！

国民生活センターが，新手の悪質商法を紹介しています。

勧誘時のキーワードは，
「医療機関債」
「病院債」
「医療債」
「病院への投資」
「医療機関債は国債と同じで、元本割れすることのない安全な商品である」
「人工透析ができる医療機関にお金を出せば、高い利息が付く」
など預貯金や国債と同じでもないのに事実と異なる説明をするそうです。

詳しくは，
↓
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20110825_1.pdf

【過料】理事変更登記懈怠で行政罰

須坂市の土地開発公社が過料２万円を納めたそうです。

本日（8月25日）付けの信濃毎日新聞によると，
2008年から2010年まで理事の変更登記を懈怠していたことが，
今年（2011年）5月に理事変更登記をしようとした際に発覚。

長野地方法務局から長野地方裁判所に違反事例を通知し，
裁判所が過料（行政罰）を決定したそうです。

【公有地の拡大の推進に関する法律】（昭和47年法律第66号)

（目的）
第一条 　この法律は、都市の健全な発展と秩序ある整備を促進するため必要な土地の先買いに関する制度の整備、地方公共団体に代わつて土地の先行取得を行なうこと等を目的とする土地開発公社の創設その他の措置を講ずることにより、公有地の拡大の計画的な推進を図り、もつて地域の秩序ある整備と公共の福祉の増進に資することを目的とする。

（登記）
第十五条 　土地開発公社は、政令で定めるところにより、登記しなければならない。
２ 　前項の規定により登記しなければならない事項は、登記の後でなければ、これをもつて第三者に対抗することができない。
３ 　土地開発公社は、その主たる事務所の所在地において設立の登記をすることによつて成立する。

第三十三条 　次の各号のいずれかに該当する場合には、その違反行為をした土地開発公社の役員又は清算人は、二十万円以下の過料に処する。
一 　定款に規定する業務以外の業務を行つたとき。
二 　第十五条第一項の規定に違反して、登記することを怠つたとき。
（以下略）

【雑談】寒くなったり暑くなったり(；一_一)

ねぼすけ太郎です。

せっしゃの身体は折り紙でできているので気になりませんが・・・
この頃，朝晩急に寒くなりました。涼しいではありません。寒いです。

日中も・・・
雨が降ればチョー寒い。日が出ればチョー暑い。

体調にお気を付けてください。

【県内被害続発中】金・プラチナ高く買い取ります商法

うちにも電話がかかって来た。

本日（8月23日）付け信濃毎日新聞でも取り上げられている金・プラチナ類の買取業者。

長野県内で被害が増えているらしい。

早く帰ってもらいたいばかりに二束三文で貴金属を買いたたかれてしまう，この商法。
押し売りと違いお金は手元に残るが・・・

買い戻そうにも，思い立った時には業者はいない。
気を付けましょう。

【放送中】ラジオＪ

当職は毎回聞き逃してしまう。。

毎週水曜日。司法書士が出演しているそうです。
ＳＢＣラジオ。午前８時１５分頃から。おひさまが終わったらラジオを聴こう。

【悪質】原野商法の二次被害は相続人

国民生活センターが判例を紹介しています。

事例は，
原野商法（転売困難な価値のない土地をあたかも将来高値で売却できると誤解させて土地を売る商法）の被害者の相続人をダマし，
測量契約や広告契約でしこたま儲けた業者と二次被害者である相続人との裁判の事例です。

詳しくは→http://www.kokusen.go.jp/hanrei/data/201108_1.html

過去に原野商法が流行った時期がありましたが，
処分できずにそのままになった土地を相続した相続人が，
事情を知らずに，悪質業者のターゲットになる事例は，
今後もありそうそうです。