50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

唇に花を!

2007-10-13 00:51:40 | パリ
今日は、ちょっとロマンティック・・・タイトルからそう思われたかもしれませんが、どうでしょう・・・

すっかり涼しくなったパリ。最高気温も15度ちょっと。木々の葉も色づき、枯葉の季節へ。でも、黄色や赤に色づく葉よりも茶色くなって散っていく葉が多い。緑が少なくなる分、パリがいっそう石の街の表情をまとってきます。

そんな街に彩を添えたい、という気持ちもあるのかどうか、鮮やかな色彩のディスプレイを二つ、別々の場所で見つけました。その二つを合わせると、唇に花を! な~んだ、そんなことか、とがっかりせず、最後までお付き合いのほどを!

まずは、花。



自転車にさしてある花・・・コクリコ、ひなげしですね。10日の夜から11日にかけて、パリ中心部(1~6区と8区・11区)の路上に停めてある自転車にコクリコの花が挿されました。



コクリコといえば、香水などでおなじみのように、ケンゾー。そう、このコクリコの花を挿したのも「ケンゾー」なんだそうです。



2万本のコクリコ。昔、♪100万本のバラの花を~、と加藤登紀子が歌っていましたが、ケンゾーは2万本のコクリコの花を・・・プレゼント。パリ市がはじめたレンタサイクル“Velib'”(ヴェリブ)をきっかけに、環境に優しく、健康にも良い自転車に注目が集まっているだけに、この赤い花がいっそう注目されたようです。朝、自転車に乗ろうとしたら、コクリコの花が。ちょっと嬉しい贈り物だったでしょうね。通りすがりに見ただけですが、それでも鮮やかな彩りが目を楽しませてくれました。

そして、次は、唇。



こちらは、アーティストによる大きなオブジェ。オーラルケア(歯ブラシ、歯磨き粉など)のメーカー、アクアフレッシュが、口腔の衛生が健康に大切なことを訴えようと、5人のアーティストに唇をテーマに制作を依頼した作品だそうです。



展示されているのは、ラ・デファンスのショッピングモール、Les Quatre-Temps(レ・キャットル・タン)。



健康なればこその楽しいひと時を、アーティストがそれぞれのイマジネーションで描いているようです。



ご覧頂いたように、今パリには、「唇」と「花」・・・そして、皆さんはぜひ、唇に微笑を! どうか楽しい週末をお過ごしください。

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