50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

気の早いクリスマス。

2007-10-24 01:29:05 | パリ
最近のパリは、すっかりコート姿が似合うようになっています。最低気温が1~4度、最高気温は10~12度。なんとなく背中が丸くなってしまうような日もありますし、布団から抜け出すのが億劫になる朝もあります。

街を歩けば、木々はすっかり紅葉しています。早々と散ってしまった葉が舗道の上で舞っています。

こうした公園だけでなく、街路樹も長い影をお供に、それなりに秋から冬への風情を見せてくれています。


10月も下旬、今度の日曜日で夏時間も終わります。11月に入れば、トゥサンの祝日で、菊の花を持ってのお墓参り、第3木曜日にはボージョレ・ヌーヴァーの解禁。そして、その先には・・・


クリスマス! でも、この写真、去年のものではありません。今年、10月23日にデパートのラ・ファイエットで撮ったもの。デパートはもう、クリスマス気分になってきているんですね。さすが、流行を先取り・・・季節まで先取りしています。気が早い!


クリスマス恒例のネオンの飾りつけも始まっています。今年もまた、おなじみのあのネオンが見れそうです。


さらに、クリスマス商品も。

さすがに、チョコレートなどはまだですが、クリスマス・コーヒーとクリスマス・ティがもう並んでいます。

そして、クリスマスといえば、フランスの人にとっては、ヴァカンス。夏のヴァカンスが終わって、ようやく日常の生活が始まったと思ったら、もう次のヴァカンスの計画!


23日付フィガロ紙の別冊です。別の世界を発見する70の特別な旅、という説明がなされています。世界中で年間8億4,200万人もの旅行者がいる時代、旅の醍醐味を味わわせてくれる場所は、そう簡単にあるわけではない。心を、身体を解き放つ、特別な旅へ―――。

具体的には・・・

セーシェルなど、南の島々。そして、

クリスマスに夏を迎える、アルゼンチンやチリなどの南半球の国々。

5週間の有給休暇があればこそ。しかし、同じフランスに住みながら、職がない、ヴァカンスに行くお金もない、そういう人たちもいる。そうした人たちの苦労・悲しみの上での楽しい人生・・・この世は複雑で難しい。ここは、単純に、またヴァカンスに出かけることのできる人たちを羨ましいと思うことにしましょう。

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