50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

北京オリンピック、フランス国民の視線は・・・

2008-03-27 00:49:57 | スポーツ
チベットでの騒ぎに端を発して、北京オリンピックの開会式をボイコットするとか、しないとかという意見が各国から出ていまですが、フランスでは・・・

「国境なき医師団」の創設者の一人で、人権擁護派を標榜するクシュネール外相は、開会式ボイコットも検討のうちにあると言ってはみたものの、中国との関係、特に経済関係を考慮して、すぐにトーンダウンさせましたが、ここに来てサルコジ大統領自ら、今後の経緯によっては開会式ボイコットも多くの選択肢の一つだ、といった発言をしています。政治家の発言だけに、いろいろな背景や駆け引きがあっての上なのでしょうが、では、一般市民はどう考えているのでしょうか・・・


26日のフィガロ紙です。毎日ひとつテーマを選び、それについての意見をネット上で募集。それをまとめて翌日紙面で紹介していますので、一般市民の声とはいっても、フィガロ紙の読者、ネットで意見を寄せることを厭わない人という条件がつきます。

「北京オリンピックの開会式にフランス政府の上層部は出席すべきかどうか」という質問に対し、5,488の声が寄せられたそうですが、ウイが36%、ノンが64%。出席すべきでないという人が三分の二近くを占めています。

・オリンピックは、文化の対立を越えて、多くの国が平和裏に集まれる稀なケース。それに背を向けてしまっては、意見を異にする相手を説得するチャンスを逃してしまうことになる。

・スポーツの祭典が政治に翻弄されるべきでない。政治指導層は、そもそもオリンピックの開会式に出席すべきではない。

・オリンピックの開催都市に北京を選んだ時点でこうした状況は予想できたのではないか。今更騒ぐのはおかしい。フランスはEUの決定に従うべきだ。

・もしオリンピックがなかったら、多くの人がチベットの問題にこうも関心を持っただろうか。

・どうして政治家がオリンピックに行くのか。選手とスポーツを愛する人々が参加すれば良い。政治は常になんらかのシンボルを必要としている。

・政府を代表していくのは大統領ではなく、所轄のスポーツ大臣が行けば良いのではないか。

・中国での開催を決めた時点で、こうしたことは想定できたはず。オリンピック開催で中国が自由で民主主義の国になるとでも無邪気にも思ったのだろうか。

・・・チベット問題の影響で参加すべきではないというよりは、そもそもスポーツの祭典、平和の象徴のひとつであるオリンピックに政治が介入すべきではないという意見が多いようですね。だから、政治家は出席すべきではない! しかし、オリンピックは開催国の国威発揚の場でもあり、またかつては獲得メダル数が国の威信にまで関わっていました。近代オリンピックは政治とは切り離せないものなのかもしれないですね。その結果、不参加ともなれば、悔しい思いをするのは、4年間練習を積んできた選手たち。プロ・アマの境界線、スポンサー絡みのお金の問題、ドーピング・・・オリンピックはすでに多くの問題を抱えています。競技団体ごとにある世界選手権で十分なのではないかとも思えてしまうのですが、21世紀、人類の叡智でオリンピックを改革することはできないものでしょうか。それとも、人間にとっては、叡智よりもお金のほうがやはり強いのでしょうか・・・

さて、では、日本の反応は・・・困った! 中国と欧米を中心とした多くの国々との板ばさみで、動きが取れない。いつものことですね。右顧左眄、周囲を見渡して、勝ち馬に乗る。そのためには、自らの意見は差し控える。長年差し控えてきた結果、自らの意見がもてなくなってきている。どこともまあまあな関係をキープし、出来れば争い事は避けたい。穏便に、穏便に。ほぼ問題が解決したら、その結果を受け入れる、あたかも最初からそういう考えであったかのごとく。「ムラ」社会の中での処世術そのままに外交が行なわれていると思いませんか。でも、こうした処世術、程度の差こそあれ、誰の中にもしっかり根づいているのではないでしょうか。私の中にもないとは言い切れません。皆さんはいかがですか。日本外交、専門の外交官や指示する政治家だけの問題ではなく、日本の国民性が表れているような気がしてならないのですが・・・

フランスと中国、いつの間にか、思いは我が祖国・日本へ。オリンピック、そして国際社会の中の日本、どう思われますか。


選挙とスポーツ。

2008-02-19 05:08:05 | スポーツ
北京期待の星が柔道のリネール選手だったり、自転車もラグビーもテニスも人気ありますが、フランスでもやはりスポーツといえば、サッカー。以前はほとんど男性ファンばかりだったそうですが、地元開催のワールドカップで優勝して以来女性ファンも増えたとか。そこで、選挙とスポーツの関係を取り上げる際にも、取材の対象はサッカーになります。

では、サッカーと選挙、どんな関係にあるのでしょうか・・・


10-11日付のル・モンド紙、第一面です。来月に統一地方選挙をひかえているフランス。いろいろな話題が取り上げられているのですが、この日のテーマは「選挙とサッカー」。サッカー選手は一般的には政治に関わらないのですが、逆に政治家にとっては関心事、それも選挙に際しては無視できない存在だそうです。このあたりは日本でも同じようなことがありますね、というか、日本のほうが関係が深いかもしれません。何しろ、元選手が議員になったりしていますから。サッカーの釜本氏・友近氏、野球の江本氏・三沢氏、体操の小野氏、スキー・バイアスロンの荻原氏、スケートの橋本氏・・・他にもいらっしゃったかもしれません。因みに、政治家への転身は日本以外でもあるようで、かつての阪神の主砲、ランディ・バース氏は今やオクラホマ州の上院議員だそうです。

さて、サッカー人気を当て込んで、選手を人気取りに使いたい・・・当選するためにはどんな手も使いたくなる選挙。有名なサッカー選手たちを候補者たちが放って置くわけがありません。


同じ日のル・モンド紙、中面ですが、写真は2005年5月10日のル・モンド紙に掲載になったもので、フランスのサッカー・リーグ1部(リーグ1)でリヨンが4連覇を達成した日に、服を着たままの市長を選手たちがプールに投げ込む直前の模様です。右端、顔が一部切れているのが中心選手、ブラジル人のジュニーニョだと思いますが、当の市長はこの写真が大のお気に入りだとか。これほどまでに選手たちに愛されているというのは、サッカーファンに対するいいセールストークになっているのでしょうね。何しろ、おらが街のチームへの愛着はひとしお。リヨンに住む人にとっては、今や国内リーグ6連覇中で、ヨーロッパのチャンピオンズ・リーグでも好成績を収めているチームは憧れであり、人気の的。そのチームや選手といい関係の現市長に対する好感度も上がろうというものですね。

一方、あまり好成績を収めていないチームの街では・・・例えば、パリ。パリ・サン・ジェルマンというチームがありますが、このところあまりパッとしません。降格争いで目立ったりする程度で、毎年期待を裏切り続けています。そのせいか、ドラノエ現市長も年に数回スタジアムへ行く程度だそうです。もちろん、スケジュールの都合でなかなかスタジアムまでは足を運べないが、いつも応援しており、結果は全て承知している、とは言っているようですが。しかし、今回の選挙では、元選手がドラノエ市長の応援団に加わっています。ドラソー氏で一昨年パリ・サン・ジェルマンを退団し、結局そのまま引退した元フランス代表選手。スポーツ・ファンや関係者の票をまとめてくれているのでしょうか。

今回の選挙では、現役の選手たちも選挙応援の前面に出ているようで、そのためこうした記事が書かれるほど目立っているようです。トゥールーズの6選手が市長の選挙応援に。球団(クラブ)の会長が市長と親しく、しかも選挙後のポストを狙っているそうで、会長からの依頼で応援に駆けつけたようです。

また、かつての名選手たちも数多く選挙戦に応援団として加わっています。例えば、かつての強豪で、フランス国内では人気チームのひとつ、サン・テチエンヌ(Saint-Etienne)。国内リーグで何度も優勝を遂げた70年代の中心選手たち。右ウィングの選手が左派・社会党を応援し、左のウィングだった選手が右の国民運動連合(国民議会の与党)の候補を応援している・・・と、右と左にこだわって紹介しています。同じくサン・テチエンヌでは90年代に守備の中心選手だった人が、国民運動連合の市長候補を応援し、候補が当選するとスポーツ担当助役になるとか。

所変わって、アヴィニョンでは、やはりサン・テチエンヌの元選手が国民運動連合の市議候補リストに名を連ねているそうですし、対立する社会党を支援する団体の代表は、先のアフリカ・ネーションズ・カップの開催国で見事3位になったガーナ代表チームの監督をつとめるフランス人のクロード・ル=ロワ氏・・・

まだまだいるようですが、元選手などの応援とともに、選挙になると持ち上がるのが、施設の新築や改修といった話題。つまり、新しいサッカー場をつくろうとか、増改築しようといった約束ですね。今回も、ストラスブールやニース、リール、マルセイユなどで持ち上がっているそうです。今まで何年も予算がないなどといって見送られてきたスタジアム建設が、一気に実現しそうな雰囲気になる。サッカー・ファンの票がほしいですものね。でも、選挙が終わると・・・空手形で終わる公約が多いのも、洋の東西を問わないようです。

崇高な理念が語られているような気もしていたフランスの選挙。でも、やはり地方選挙となると、もっと生活に密着した話題がウェートを占めるようですね。そしてテーマのひとつにスポーツも入っているようです。さて、サッカー・ファンはどのような選択をするのでしょうか。投票は3月9日と16日。でも、まずは、投票へ―――。大きなお世話だったでしょうか・・・

↓「励みの一票」をお願いします!
 すぐ下の文字をクリックすると、ランキングにアクセスし、投票になります。

人気blogランキングへ


応援を、よろしく。

2007-09-02 01:00:38 | スポーツ
皆さんのお陰で、このブログへの応援は最近また増え、毎日500以上、多い日には600を超えるIPからアクセスを頂いています。本当にありがとうございます。

でも、今日の話題は別件。応援をお願いしたいのは、ラグビー。な~んだ、ラグビーか、興味ないから、とここで他のサイトへ移らず、最後までお付き合いの程を。


(9月1-2日付のル・モンド紙に折り込みの週間テレビ欄)

ラグビーの第6回ワールドカップが7日からフランスで開催されます。サッカーなどと同じく4年に一度。我らが日本も、アジア代表として参加します。6回連続出場の常連。でも、なんとしてもワールドカップで勝利を! 今までに1勝しかしていません。今回こそは、2勝目を、そして1大会で複数の勝利を!

日本では、どうですか、盛り上がっていますか? 大きな話題になっていますか? 昔は、ラグビーはものすごい人気でした。サッカーなんか問題じゃないほどの盛り上がりで、そのうち野球に追いつくのではないかと思われたほど。大学の早明戦、社会人の新日鉄釜石、神戸製鋼・・・秩父宮競技場や国立競技場がいつも満員でした。サッカーファンだった私は、サッカーは外国のチームと試合をやっていつも負けているから人気が出ない、その点ラグビーは国内のチーム同士でいつも試合をしている、サッカーの下手は下手に見えてしまうが、ラグビーは下手同士でも手に汗握る肉弾戦が人気のモト、などと悔し紛れを言っていました。それがJリーグの誕生から形勢逆転。しかもその頃から日本ラグビーも国際試合が増えてきて、勝てないのが分かってしまった。人気凋落。



でも、ワールドカップにはアジア代表で毎回出場。我らが日本代表です。ぜひとも、応援しましょう!

フランスでは、地元での開催ですから、もちろん盛り上がっています。


国鉄(SNCF)のモンパルナス駅に設置されたラグビー選手の像。蛇足ながら、下から支えている二人も人形。決して観光スポットでよく見かけるパントマイムではありません。


メトロにも、このようなスティッカーが貼られました。


大会のオフィシャル・ショップも早くから店開き。


多くのスポーツグッズの店でも、ラグビーがウィンドーの目玉に。


このようなバナーが、カフェなどの店頭を飾り始めました。

そして、広告でも。タックルにもめげず小荷物を見事に指定先まで届ける宅配便の会社のCMや、やはりタックルをものともせずハンバーガーをゲットするマクドナルドのコマーシャルなど、多くの広告に使われています。


(9月1日付けのフィガロ紙)
もちろん、メディアも。“le XV”は、英語のフィフティーンですね。ユニフォームはサッカーと同じブルー。その色から、サッカー同様、“les Bleus”(レ・ブルー)と呼ばれています。スポーツ団体として、フランス代表チームのアイデンティーが統一されているようですね。

選手のインタビューなどによると、大会が近づくにつれ、プレッシャーが大きくなってきているそうです。何しろ、地元開催。ぜひ悲願の初優勝を、という声が大きくなってきている。サッカーは一足先に、それを実現してしまっている。いやがうえにも、高まるプレシャー。何しろ、オールブラックス(ニュージーランド)をはじめ強敵ぞろい。地元フランスは、見事優勝してエリスカップを手にするができるでしょうか。


(9月1日発行のOVNI)
これが一次リーグの組み分け。日本のグループには、オーストラリア、ウェールズ、フィージーなど強敵が。上位2チームが準々決勝へ進出することができます。それは難しいにしろ、せめて1勝、できれば2勝を! 日本の対戦スケジュールは・・・
・9月08日(15:45) 対オーストラリア
・9月12日(18:00) 対フィージー
・9月20日(21:00) 対ウェールズ
・9月25日(18:00) 対カナダ
時間は現地時間。対ウェールズ戦(カーディフ)はプラス8時間、他の3試合(フランス国内)はプラス7時間で日本時間になります。

7日のフランス対アルゼンチンで開幕するラグビー・ワールドカップ。日本代表に、ぜひ大きな声援を! そして、ついでに私には・・・

↓「励みの一票」をお願いします!
 下記をクリックすると、ランキングにアクセスし、投票になります。

人気blogランキングへ


自転車は、お金で走る。

2007-07-31 00:28:39 | スポーツ
29日、今年のツール・ド・フランスがゴールのシャンゼリゼ通りを駆け抜けました。第94回の今年はロンドンのトラファルガー広場をスタート。全3,570kmを20ステージに分けてのレースでした。


いきなりのピンボケ写真で恐縮ですが、目の前を走り抜ける選手たちのスピードは、これほど速い。感動モノの速さです。


シャンゼリゼの両側には多くの観客が。カフェのフーケ、その2階が特等席になっているようです。


その結果を伝える30日のフィガロ紙です。優勝は、カラー写真で出ているスペインのアルベルト・コンタドール選手。しかし、その勝者に与えられる花束は、すでに萎れてしまっている、と記事は伝えています。ロンサール以来の長い詩の伝統を感じさせる表現ですが、優勝すら色褪せてしまっているように思えるのは、今年の大会がドーピングまみれになってしまったから。

写真右側のモノクロ写真にこっそりと写っているのが、その渦中にある2選手。左側がチームから離脱を命じられたデンマークのラスムセン選手(第16ステージを制する)、右側がチーム自体大会から退場したカザフスタンのヴィノクロフ選手(第13・15ステージで勝利)。そのほか、イタリアのモレリ選手も陽性が判明。去年も総合優勝のランディス選手(アメリカ)がドーピングに引っかかりましたが、今年は、それにも増してドーピングの影響が大きく出ました。

そのドーピングはますます巧妙になり、血液検査でないと判明しないようになっているそうです。昔は単に尿検査でよかったようですが、今では血液検査。取り締まる側と逃げ切りたい側の、いたちごっこ。

どうして、こんなにもイドーピングが横行するのか。記事も紹介していますが、選手は、その栄誉と賞金。そして、何よりもチーム・スポンサーはその好成績で企業や商品のイメージを向上させたい。投資をできるだけ効率的に回収したい。そのためには、どんな手でも使う。スポーツの世界に、ビジネスの価値観が入ってきてしまった・・・

レースを見ようと早くから沿道に詰めかけた観衆は、選手たちの到着の2時間以上も前から多くのスポンサーの宣伝カーを見ることになります。

自転車競技とどのような関係があるのか判然としないスポンサーも多くあります。

この大会の伝統・格式を活用して企業イメージを良くしたい。

テレビ局TF1を傘下にもつ建設・通信大手のブイグ社もチームを持っていますが、その関係者曰くは、「好成績を収めると企業イメージが上がり、ビジネスにもいい影響が出るが、結果が悪いと却ってマイナスになることもある」。だから、スポンサーとしては、何がなんでも上位に入りたい。

15年くらい前でしょうか、『黒い輪』というスポーツ・ビジネスの裏側を描いた本が話題になりましたが、選手育成に資金を必要とするスポーツ界と、人気のあるスポーツを効率的な広告媒体と認識する企業の思惑が一致。その間に競技団体が入り、費用は莫大なものになっていく・・・そんな内容だったと思いますが、このツール・ド・フランスもその例外ではない、と言うか、その典型なのかもしれません。

(優勝したコンタドール選手のチーム・スポンサー、ディスカヴァリー・チャンネルの宣伝用バスです)

これだけ、ドーピングに毒されては、その権威も失墜。廃止の危機に直面するのではないか、と心配する向きもあるほどです。では、どうしたらいいのか。ドーピングチェックをより厳重にし、ドーピングをさせないように・・・これは今までもやってきたことで、またいたちごっこになるだけ。大会主催者だけでなく、各国の自転車連盟と協力して、ドーピング検査の徹底を事前から図る。チームスポンサーの勝利要求を排除するために、チーム対抗から、国や地域対抗にする。主催者が対抗策を徹底できるよう、毎年開催からオリンピックやワールドカップのように4年に1回にする。このように記事や関係者は提言しています。

さて、主催者側がどれだけ危機感を持って、どう対抗策を講じてくるのか・・・今年の10月25日には来年の大会の詳細が発表になり、来年7月5日にはブレストの街をスタートすることがすでに決定されています。100回の記念大会を前に、ツール・ド・フランス、危機に直面しています。

↓「励みの一票」をお願いします!
 下記をクリックすると、ランキングにアクセスし、投票になります。

人気blogランキングへ


ラグビー大国。

2007-03-21 01:58:03 | スポーツ
10日に終了したラグビーの6カ国対抗(フランス、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、イタリア)、フランスが優勝! さっそくその日の夜、ベルナール・ラポルト監督がTF1夜8時のニュースに出演し、喜びを語っていました。何しろ試合終了直前のトライとゴールのお陰で、得失点差により同じ勝ち点のアイルランドを押さえての劇的優勝。76分にこの日の試合相手スコットランドが得点した時点では逆に得失点差で2位。残り時間から一旦は優勝を諦めていただけに、優勝の喜びもひとしお。タイムアップとともにグランドに飛び出し、選手たちと飛び跳ねていました。


12日付のLe Figaro(フィガロ紙)のスポーツ特集です。第一面はもちろん、ラグビーの優勝。しかし、2日経っているせいか、落ち着いた論調になっています。“L'Europe ne suffit pas.”(ヨーロッパでは不十分)、そうヨーロッパで優勝したくらいでは喜んでいられない。この先にはワールドカップがある、というわけです。

今年9月にラグビーのワールドカップがフランスで開催されます。地元フランスとしては、ぜひとも優勝したいところ。サッカーが1998年の地元開催ワールドカップで優勝しているだけに、ラグビーもぜひ。その意味でも、6カ国対抗での優勝は幸先が良い、と思いがちなのですが、なかなかそう簡単には問屋が卸してくれないようです。

6カ国対抗優勝といっても全勝ではなく、イングランドには18-26で負けています。そして何よりも昨秋のテストマッチ、対ニュージーランド戦の3-47の大敗。オールブラックス(ニュージーランド)の壁は予想以上に厚いようです。ブックメーカーもすでに1位ニュージーランド、2位フランスと予想しています。残り半年でどのような対策を立ててきますか。フランス・ラグビー協会、そしてラポルト監督の腕の見せ所です。

ラグビー、日本では昔の熱気今いずこといった感じですが、本場ヨーロッパでは根強い人気があるようです。6カ国対抗ともなると、パリで試合のある日には相手チームのサポーターが大挙して押しかけて来て、メトロの中で応援歌の大合唱が起こったりします。しかし、サッカーと違うのは、フーリガンなどによる暴力事件が起きないこと。庶民のサッカー、中流以上のラグビーなどといわれますが、実際そうなのかもしれないですね。

子どもの頃からラグビーを始め、長年趣味でやり続ける人も多いようです。ラグビー用品の専門店も見かけます。

これは、サン・ジャック通り(rue Saint Jacques)にあるMister Rugby(ミスター・ラグビー)という名前の店。Rの文字が両方にかかっています。ご本家イギリスに敬意を表してか、英語の店名になっています。

店内には、ボールやユニホーム、スパイクなどが並んでいます。日本のスポーツショップと同じようですね。

さて、9月のラグビー・ワールドカップ、スケジュールをしっかり手帳に書き込んでおこうと思います。

↓「励みの一票」をお願いします!
人気blogランキングへ

日記アクセスランキング

将軍、戴冠す。

2007-01-30 02:54:16 | スポーツ
26日、「将軍」のニックネームでおなじみの、ミシェル・プラティニ氏がUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の会長に選出されました。


その日の夕方、さっそく第一面で伝えるDirectsoir(ディレクトソワール紙)です。ドイツ・デュッセルドルフで12時34分に決定したと時刻まで表示。いかにうれしいかを如実に物語っています。何しろ、このポジションに就くフランス人は二人目。これで暫くはヨーロッパサッカーはフランスを中心に動くぞ、という期待感・満足感の現れかもしれません。それだけ権限のある地位だ、ということでしょう。


同紙は中面でも詳しく紹介しています。投票結果は、プラティニ氏27票、前会長のヨハンソン氏が23票。ヨハンソン政権は90年以来16年、しかもヨハンソン氏はすでに77歳。長期政権や高齢に対する不安・若干の批判もあったのでしょう。それに、何より、FIFA(国際サッカー連盟)ブラッター会長のプラティニ支持が選挙直前に大きく影響したようです。

新しくヨーロッパサッカーの舵を取る者と去る者、略歴を振り返ると、同じようなタイミングでそれぞれの節目を迎えていることがわかります。
・ヨハンソン氏
67年:AIKストックホルムの会長に。サッカービジネスのスタート。
84年:スウェーデン・サッカー協会会長
88年:UEFA理事
90年:UEFA会長
98年:FIFA会長選で落選
・プラティニ氏
67年:サッカーチームとの始めての契約(AS Joeuf)
84年:ユーロ'84優勝
84・85・86年:3年連続でバロン・ドール(ヨーロッパ年間最優秀選手)受賞
88年:フランス代表監督
92年:ユーロ'92で振るわず解任
   '98W杯組織委員会共同委員長
98年:FIFA会長選でブラッター氏支持
01年:フランス・サッカー協会副会長
   UEFA理事
02年:FIFA理事

これからはスター選手であったプラティニ氏がヨーロッパサッカーのトップに。名選手必ずしも名監督ならず、というコトバがありますが、名会長になれますかどうか・・・


27日付のLe Figaro(フィガロ紙)です。プラティニ氏をよく知る人たちのコメントが載っています。フランス代表元監督のイダルゴ氏は、彼は偉大な選手だっただけでなく、真のリーダーだった、と述べています。また、フランス・サッカー協会のエスカレット会長は、彼にとってはサッカーがすべて、金銭に振り回されることはないだろう、と言っています。そうです、プロ・サッカー選手のキャリアをもつ人がこのポストに就くのははじめて。何かと指摘されるスポーツとお金の関係から少しは距離を置いたところでヨーロッパサッカーの改革をして行ってくれるのでは、という期待になっています。

プラティニ氏自身、サッカーは経済活動ではない、最も大切なことはサッカー本来の価値、つまり美しいゲームを取り戻すことだ、と語るとともに、ドーピング、人種差別発言、代理人によるきわどい交渉など、サッカー界を取り巻くマイナス要素を取り除いていきたいと決意を述べています。

そして、早速いくつか試案を出していますが、チャンピオンズリーグ(CL)の出場枠の変更(今4チーム出場できるいくつかの国を3に減らし、他の少ない国に割り振る)に対しては、減らされる国の関係者、例えばマンチェスターUのファーガソン監督らがさっそく反対しています。また、アーセナルのヴェンゲル監督からはビデオ判定導入の期待が述べられています(プラティニ氏は反対らしい)。

一方、先を越されてしまったドイツのベッケンバウアー氏(今回UEFA選出のFIFA理事に就任・61歳)との微妙な関係や、投票結果が接戦だっただけに、ヨハンソン派とどう折り合っていくのか(UEFAの名誉会長職を用意しているようですが)など、課題も多く指摘されています。

ミシェル・プラティニ、51歳。同年代として、また現役時代の大ファンとして、ぜひ見事な舵取りを見せてほしいと願っています。

↓「励みの一票」をお願いします!
日記アクセスランキング

パリ競馬、アメリカ賞。

2007-01-29 04:02:48 | スポーツ
フランスで最も人気のある競馬“Prix d'Amerique”(アメリカ賞)が、28日、パリ東部ヴァンセンヌの森にあるパリ・ヴァンセンヌ競馬場(Hippodrome Paris-Vincennes)で行われました。



これは日本で一般的な競馬とは異なる、繋駕速歩競走というタイプの競馬で、1920年に第一次大戦の勝利とアメリカの参戦に感謝して創設された伝統あるG1レースです。

ご覧のように、ジョッキーが騎乗するのではなく、カートを牽くスタイルです。フランスではこのスタイルの競馬(Attele=繋がれた、騎乗するのはMonte=乗られた)に人気があり、夜のTVニュース(TF1)の後で放送される競馬ニュースのタイトルバックにもこの繋駕速歩競走が使われています。やはり、映画『ベンハー』などに見られる古代ローマ以来の伝統が、ラテンの国・フランスには今も色濃く残っているのではないでしょうか。

夏の凱旋門賞は、馬主を中心にイギリスの上流階級が大挙してパリへ押しかけた観があり、場内でもブリティッシュ英語が幅を利かせていましたが、このアメリカ賞はフランス庶民が主役(といっても有色人種は殆ど見かけませんでした)。

着飾った人は殆どいなくて、ジーパンにコートのラフな格好の人ばかり。場内のアナウンスは、フランス語・英語にイタリア語。イタリアでもやはりこの手の競馬に人気があるのか、イタリアからの参戦・観戦も多いようです。ということは、このスタイルの競馬はラテン系の楽しみなのかもしれません。一方の騎乗するタイプは、アングロ=サクソン系の楽しみと言えるのでしょうか。門外漢の勝手な思いつきです。

立地のせいか、観客のせいか、場内はハズレ馬券や飲み残し・食べ残しが散乱。凱旋門賞の行われたブローニュのロンシャン競馬場とは大きな違いがあります。競馬らしいと言えば言えるかもしれないのですが・・・。

フランス庶民の楽しみとはいえ、名前にアメリカがついているだけに、アメリカ色も演出に加えられています。

チアガールたちのパフォーマンスや、

マーティングバンドの演奏などがお祭り気分を盛り上げます。

一方、フランスらしい味付けもされており、女性モデルによる騎手ユニフォームのファッションショーが行われたり、古代ガリアの勇者たちの颯爽とした乗馬風景が実演されたりしました。


さて、肝心のレースですが、4歳から10歳馬で、延べ獲得賞金が153,000ユーロ以上で且つ直近1年以内に31,000ユーロ以上稼いだ馬の中から18頭が出走。距離2,700メートル。

しかし、ゲートが開いて一斉にスタート、というのではないのですね。何しろ、出走ゲートがない! なんとなく集まって、スタート。でも、フライングはきちんとあって、今年はフライングで再スタートになりました。


今年の優勝馬は、Offshore Dream、名前は英語ですが、馬主はEcurie de Rougemont(ルージュモン厩舎)、フランス馬のようです。優勝賞金50万ユーロ(約7,750万円)を獲得しました。

はじめて見た繋駕速歩競走(英語ではtrotting horse raceと言うようですが)、何となく古きよきヨーロッパを感じさせてくれました。今回も馬券(1枚2ユーロ)は買いませんでしたが、見るだけで十分に面白い経験でした。

↓「励みの一票」をお願いします!
日記アクセスランキング

ジダン、故郷へ帰る。

2006-12-14 02:45:09 | スポーツ
故郷といっても、両親の故郷。ジダンはマルセイユの郊外で生まれていますが、両親は1962年にアルジェリアからフランスへ渡った移民。その両親の故郷を、20年ぶりに、つまり有名になってからは初めて、しかも両親といっしょに訪ねる・・・そのことが12日の多くの新聞の第一面で紹介されていました。


Le Figaro(フィガロ紙)です。第三面でも半ページ近く割いて、ジダンのアルジェリア初日を紹介しています。


metro(メトロ紙)です。スポーツ面でも詳しく紹介しています。

いまフランスで最も愛されている人物だけに、その一挙手一投足に注目が集まるのは当然なのでしょうが、この第一面での扱いは、どうもそれだけではないようです。

今回のジダンのアルジェリア訪問。実はプライベートではないのですね。アルジェリア大統領のご招待。なんと大統領専用機でアルジェ入りしています。どうして、そこまでやるのか。新聞報道によると、ジダン人気に便乗して、自分の人気を上げようというアルジェリア大統領の思惑があるそうです。自分の権力の座を守るためには、利用できるものはなんでも利用してしまう世界。これは、洋の東西を問わない事だと想像できます。名サッカー選手のジダンが、変に政治に巻き込まれなければよいのですが。アルジェリアでは当然、反大統領派もいるでしょうし、アルジェリアの広告塔になってしまうと、ひいてはイスラムの代表となってしまい、フランス国内の反移民・反イスラムの標的にされてしまう恐れも。

ときあたかも、来春の大統領選挙へ向けては、右派のサルコジ内相が有利な展開ですし、サルコジ氏は当選の暁には移民省を創設するといっています。また、前回(2002年)の大統領選挙でシラク大統領との決選投票へ進出して世界をあっといわせた、移民排斥を訴える極右のル・ペン氏への支持が今までになく大きくなっているそうで、こういうタイミングでジダンが政治がらみに利用されると、大変なことになりそうで、心配です。

引退時のインタビューで代表チームの監督を希望するかと問われ、自分はフランス人ではないので、決してなれない、といっていたジダン。子供たちのアイドルだけあって、今回のアルジェリア訪問でも、地震の被災地や難病で入院中の子供たちを訪問し、励ましています。変に政治や人種間の軋轢に巻き込まれず、サッカーの世界から子供たちのために、平和のために活躍して欲しいと思います。


↓アクセスランキングへ「励みの一票」をお願いします!
日記アクセスランキング

フランスでもニュース、松坂移籍。

2006-11-22 01:29:15 | スポーツ

16日付のmetro(メトロ紙)です。松坂投手の移籍を紹介する記事ですが、その独占交渉権を獲得したレッドソックスの入札額の大きさから、フランスでもニュースになったようです。なお、野球はフランス語でもBase-ballでいいみたいですね。もちろん発音は違いますが。

フランスと野球。あまりしっくりと来ない関係ですね。フランスでスポーツといえば、サッカー、ラグビー、自転車、テニス、クルマ、スキー、柔道・・・でも、野球をやっている人たちも少数ながらいるそうです。

野球を通した日仏交流もあります。特に有名なのは、元阪神タイガースの名選手で監督も務めた吉田義男さん。1989年から95年までフランスで野球を教えるとともに、ナショナル・チームの監督も務めました。現役時代はその華麗な守備ぶりと、軽い身のこなし、盗塁の多さから「牛若丸」という異名をとっていた吉田さん。フランスへの思い入れから、今では「ムッシュー」と呼ばれているそうです。吉田さんの蒔いた種が少しでも芽吹き、花を咲かせてくれればと思います。

ところで、フランスの野球ですが、手伝ったことのある人の話だと、やはり体と頭ではなく、口でやるものだそうです。カラダよりも、まず口が動く。また、個性を大切にするので、犠牲バントとか犠牲フライ、あるいは走者を進める打撃とかは嫌いだそうです。敬遠なんていうのもしないのでしょうね。やはり、野球もスポーツ、国民性が如実に現れるようです。もちろん、違いがあるだけで、いい悪い、優劣があるわけではないのは、いうまでもありません。それぞれの個性を生かすやり方をすればいいのだと思います。

ところで、私の大好きなサッカー。日本人にあったサッカーとは? 少なくともブラジルサッカーではないですね。また、出る杭は打たれる、目立つより協調性、個より集団が大事・・・こうした社会からはゴールゲッターは生まれてこないと思います。シュートチャンスにシュートを打たずパスをだすフォワードはいくらでもでてきそうですが。社会の価値観が変わらない限り、得点難という問題は解消されそうにないと思っています、残念ですが。


↓アクセスランキングへ「励みの一票」をお願いします!
日記アクセスランキング

凱旋門賞!

2006-10-02 03:35:45 | スポーツ
10月1日、ブローニュの森にあるロンシャン競馬場で、第85回凱旋門賞が開催されました。今年は、武豊騎乗のディープインパクトが出走するという事で、日本ですごい話題だったようですが、こちらでも例年通り一大イベントでした。

こうした広告が多くの場所に貼られ、気分を盛り上げました。“単なる勝利以上のもの、聖なる祝祭”とでも訳せそうなキャッチフレーズです。

当日は、最寄のメトロ駅(1号線・ポルト・マイヨ)から無料のシャトルバスが来場者をピストン輸送しますが、当然マイカーの人も多く、競馬場までの道はすごい渋滞です。


さて、入り口です。簡単な所持品検査の後、入場料(8ユーロ)を払って中へ。

早速、観客席からターフを見ると、こんな状況です。見事な芝コースです。まだ時間があるので、外を見てまわりましょう。


この日は8レースあり、その7番目が凱旋門賞。午後5時35分発走予定。5時間以上前から多くの観客が押し寄せています。枯葉が舞いはじめ、すっかり秋ですね。

観客の間で最もよく聞こえたのは、実は英語。さすが、近代競馬発祥の地。多くのイギリス人、アイルランド人が、大挙して押しかけたようです。そのせいでしょう、アトラクションもイギリスの軍楽隊の演奏です。

ほかにもいくつものバンドがお祭り気分を盛り上げます。

場内の警備は、さすが競馬場、騎馬警官です。

また、トロフィーや楯も展示されています。中央が凱旋門賞のトロフィーのようです。

競馬場は、上流階級の社交場でもあるわけで、おしゃれをしてきた人も多くいました。

やはり、こうしたドレスやスーツは、西洋人の骨格にあっているんですね。日本人がどう逆立ちしても、なかなかサマになりません。普段は気が付かないのですが、目の前で比較してしまうと・・・。

特に着飾った一団がいましたが、これは『Madame Figaro』という雑誌のプロモーションレディたちです。

でも、日本人も負けていません。

日本人には、着物がある!

サッカーのW杯を思い出させてくれる応援風景も。

日本人専用の案内所まで設けてありました。なにしろ、5,000人の日本人が来場、との予測があったほどですから。このレースのためだけに来た人たち、9月30日から始まった「パリ自動車ショー」と併せてきた人、そしてフランスを中心にヨーロッパに在住している人たち。

ここでプログラム、日本語で記入方法が書かれた馬券購入用紙、記念のボールペンがもらえます。ほかの案内所でもプログラムはもらえますが、ボールペンはここだけ。遠来の客への特別サービスでしょうか。

また、会場では、各国の応援用フラッグを配っていました。フランス、イギリス、アイルランド・・・

そして、日の丸。しかし、今年だけの特別仕様なのでしょうか、他の国旗はビニール製なのに、日の丸だけは紙製でした。しかし、なんと和紙(たぶん)。にくい演出です。なお、数が一番多いのはやはりユニオンジャック、イギリス人がそれだけ多いということですね。

最初のレースまでまだ時間があります。

多くのバー・コーナーがあります。多くの人が飲んでいるのは、ワインではなく、シャンパン。各シャンパンメーカーがブースを出していました。ドンペリ、モエ・エ・シャンドン・・・上流階級は、やはり、昼からシャンパンなのですね。

そろそろ馬券を買う人がふえてきました。

自動発券機でも買えます。

もちろん、窓口でも。せっかくおしゃれして来たのに、予想に夢中なのは分かりますが、この格好は、ちょっと・・・。

第1レースの時間が近づいてきました。まずは、パドックへ。

ようこその挨拶が、フランス語、英語、日本語、スペイン語で行われました。その後、出走する馬たちが登場。ここを何周かして、騎手も騎乗。さあ、コースへ。


観客も観客席へ。大型スクリーンで、遠くのレース状況も手に取るように分かります。

第1レースの馬たちが駆け抜けていきます。

第2レースのゴール直前です。鞭が入ります。

目の前を駆け抜けた競走馬です。すごい筋肉の動きでした。

そして、お目当ての第7レース。しかし、帰りの大渋滞を避けるため、早めに競馬場を後にし、凱旋門賞は自宅でテレビ観戦。番組(カナル・プリュス)は日本人の多さにも言及していましたし、フランス語のできる日本人ジャーナリストがインタビューを受けたりしていました。彼女は、NHKがライブ放送するほどで、日本中が期待していると言っていました。

結果は、ご存知ですね。残念ながら3着。でも、お祭り気分を味わわせてくれましたし、接戦の3着ですから、健闘をたたえましょう。夢を、ありがとう。なお、馬券の夢は、買いませんでした。賭け事は弱いものですから。

↓アクセスランキングへ「投票」をお願いします!
日記アクセスランキング