29日夜、中世美術館で行われたトルバドール・コンサートへ行ってきました。
トルバドール(les troubadours)とは? 12・13世紀に活躍した吟遊詩人。オック語が話されていた地域(ロワール川以南の南仏の大部分)で、宗教音楽から逸脱した世俗的な意味合いの詩にメロディーをのせ、かつ自ら楽器を演奏しながら歌った人たちで、その歌の多くは女性賛美だった。ちなみの北フランスではオイル語が話され(オック、オイルはともに今日のウイ)、その地域の吟遊詩人はトルベールと呼ばれています。
この日のトルバドールたちは、アンサンブル・ローザサルバージュ(Ensemble RosaSalvatge)。南仏ぺリゴールに本拠を置く中年男性3人組で、さまざまな楽器を演奏しながら愛の歌を朗々と、切々と歌い上げました。バイオリン、ベース、ギター、マンドリンなどの先祖や、バグパイプ、三弦、尺八の親戚みたいな楽器など(素人なので的確な表現ができず残念!)、古楽器を各人が何種類も演奏します。
9曲の構成でしたが、各曲のはじめに今のフランス語で詩の内容が説明され、その後でオック語の歌が披露されました。「原本に忠実に、しかしメロディの豊かさ、詩の官能的な美しさ、地中海の香りを十分に加味した」美しい演奏でした。
会場は、古代ローマの首なし彫像が並ぶ中世美術館の一室で、まさに過去へタイムスリップしたような1時間半でした。
*Ensemble RosaSalvatgeのホームページは、
http://www.mick-rochard.com/rosa-salvatge/rosasalvatge.htm
(フランス語)3人の顔写真も見れます。
*上の写真を拡大して見てください(この記事のタイトルをクリック)。楽器の一部がかろうじて見えます。
トルバドール(les troubadours)とは? 12・13世紀に活躍した吟遊詩人。オック語が話されていた地域(ロワール川以南の南仏の大部分)で、宗教音楽から逸脱した世俗的な意味合いの詩にメロディーをのせ、かつ自ら楽器を演奏しながら歌った人たちで、その歌の多くは女性賛美だった。ちなみの北フランスではオイル語が話され(オック、オイルはともに今日のウイ)、その地域の吟遊詩人はトルベールと呼ばれています。
この日のトルバドールたちは、アンサンブル・ローザサルバージュ(Ensemble RosaSalvatge)。南仏ぺリゴールに本拠を置く中年男性3人組で、さまざまな楽器を演奏しながら愛の歌を朗々と、切々と歌い上げました。バイオリン、ベース、ギター、マンドリンなどの先祖や、バグパイプ、三弦、尺八の親戚みたいな楽器など(素人なので的確な表現ができず残念!)、古楽器を各人が何種類も演奏します。
9曲の構成でしたが、各曲のはじめに今のフランス語で詩の内容が説明され、その後でオック語の歌が披露されました。「原本に忠実に、しかしメロディの豊かさ、詩の官能的な美しさ、地中海の香りを十分に加味した」美しい演奏でした。
会場は、古代ローマの首なし彫像が並ぶ中世美術館の一室で、まさに過去へタイムスリップしたような1時間半でした。
*Ensemble RosaSalvatgeのホームページは、
http://www.mick-rochard.com/rosa-salvatge/rosasalvatge.htm
(フランス語)3人の顔写真も見れます。
*上の写真を拡大して見てください(この記事のタイトルをクリック)。楽器の一部がかろうじて見えます。