プロヴァンの収穫祭、今年のテーマは、「昨日の仕事、今日の職人」(Metiers d'hier, artisans d'aujourd'hui !)。中世以来、今に伝わる職人の技をいろいろと紹介しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/62/cbcadfd9b22a0a021c9833ce15d79a0f.jpg)
(鍛冶)
鉄は熱いうちに打て。その通り、「ふいご」で起こす火のそばで、蹄鉄などを作っていました。赤く熱した鉄をうつトントン、カンカンという音が、なぜかとても懐かしく響いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/15/1431138da11cad6dc775ea0e2ddafbd3.jpg)
(木工)
釘を使わずに、いかに木工製品をつくるか。見事なものです。太鼓腹の大人が座ってもびくともしない椅子を次々と作っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/cd/1b1f071161ea8182d2e0b919226a7247.jpg)
(組みひも)
細い糸をより合わせて太い糸にし、更にそれをよってロープにする。そうしてできたロープは、大きな石を吊り下げても切れる心配なし。しかも、ロープを作る道具も手作りの昔ながらのものでした。
職人の手仕事、たいしたものです。お祭りで見せるためとはいえ、若い人たちも手伝っていました。こうして貴重な技がきちんと伝承されていくのでしょう。見習いたいものです。
また、収穫祭、つまりお祭りですから、多くの露店も出ています。そう、寅さんの世界です。ありました、ありました、あの懐かしい露店が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d8/54303a15125b5e9d1c9df26bdeeea878.jpg)
射的です。これは、下から吹き上げる風に翻弄されて微妙に動く風船を撃つものですが、3発中何発命中させたかによって景品がもらえます。日本では、右から左に動いていく標的を撃ったような記憶があるのですが、ちょっと違いますね。見ていると、子供はなかなか当たらず、写真のお母さんにように、自ら銃を構えてしまう大人もいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f1/e0f8f19fb7c71b5f885f16014cf986fe.jpg)
昔の日本なら金魚すくいかヨーヨーすくい。こちらでは風呂に浮かべる人形すくいです。これは意外に簡単そうで、みんないくつももらっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/32/7306f5a5fd17443197e545c4e775fe8f.jpg)
そして、これ。何だと思いますか。そう、あれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/4b/38735a3dbb05ffefc891b34c3366d7c1.jpg)
綿菓子。フランス語では、“barbe a papa”(パパのお髭)といいますが、日本のと同じですね。綿菓子はてっきり日本のものかと思っていました。日本が輸入したのか、日本もフランスもどこかから輸入したものなのか、極東と極西で同じものがあるんですね。ビックリです。
今に伝わる職人の技と懐かしい露店。ノスタルジックな雰囲気いっぱいの「中世の街」の収穫祭です。
明日はシリーズの最終回(しつこい!)、プロヴァンの街並みを紹介します。
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(鍛冶)
鉄は熱いうちに打て。その通り、「ふいご」で起こす火のそばで、蹄鉄などを作っていました。赤く熱した鉄をうつトントン、カンカンという音が、なぜかとても懐かしく響いていました。
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(木工)
釘を使わずに、いかに木工製品をつくるか。見事なものです。太鼓腹の大人が座ってもびくともしない椅子を次々と作っていました。
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(組みひも)
細い糸をより合わせて太い糸にし、更にそれをよってロープにする。そうしてできたロープは、大きな石を吊り下げても切れる心配なし。しかも、ロープを作る道具も手作りの昔ながらのものでした。
職人の手仕事、たいしたものです。お祭りで見せるためとはいえ、若い人たちも手伝っていました。こうして貴重な技がきちんと伝承されていくのでしょう。見習いたいものです。
また、収穫祭、つまりお祭りですから、多くの露店も出ています。そう、寅さんの世界です。ありました、ありました、あの懐かしい露店が。
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射的です。これは、下から吹き上げる風に翻弄されて微妙に動く風船を撃つものですが、3発中何発命中させたかによって景品がもらえます。日本では、右から左に動いていく標的を撃ったような記憶があるのですが、ちょっと違いますね。見ていると、子供はなかなか当たらず、写真のお母さんにように、自ら銃を構えてしまう大人もいました。
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昔の日本なら金魚すくいかヨーヨーすくい。こちらでは風呂に浮かべる人形すくいです。これは意外に簡単そうで、みんないくつももらっていました。
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そして、これ。何だと思いますか。そう、あれです。
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綿菓子。フランス語では、“barbe a papa”(パパのお髭)といいますが、日本のと同じですね。綿菓子はてっきり日本のものかと思っていました。日本が輸入したのか、日本もフランスもどこかから輸入したものなのか、極東と極西で同じものがあるんですね。ビックリです。
今に伝わる職人の技と懐かしい露店。ノスタルジックな雰囲気いっぱいの「中世の街」の収穫祭です。
明日はシリーズの最終回(しつこい!)、プロヴァンの街並みを紹介します。